見出し画像

自動でチャリンチャリンなんて無い

https://note.com/kagitani/n/n8caa4035c240?app_launch=false

「放っておいても儲かる」は幻想。仕組みの裏にある現実。


最近、SNSや広告で「自動でチャリンチャリン」といった言葉をよく見かけます。
まるで、ボタンを押すだけでお金が湧いてくるような印象を与える表現です。
でも、断言します。そんなものは存在しません。

確かに「仕組みを作れば自動化できる」部分はあります。
たとえば、ECサイトの受注や発送、コンテンツ販売の決済などはシステム化できます。
ただし、そこに至るまでは膨大な時間と労力、そして投資が必要です。

そして何より重要なのは、「自動化できた後も完全に放置では成り立たない」ということ。
売上を生む仕組みには、常にメンテナンスが必要です。
物販なら仕入れや資金繰り、サービス業なら品質管理、コンテンツ販売なら内容の更新や顧客対応。
それらを怠れば、どんな仕組みもすぐに陳腐化します。

私自身、Real Styleの経営を20年近く続けてきましたが、今でこそ会社は自走しています。
私が不在でもスタッフが判断し、事業が進む体制が整っています。
それでも、完全に「何もせずにお金が入る」わけではありません。
世の中のトレンドも情勢も日々変わる。
それに対応できるスタッフがいて、初めて“安定した自動化”が成立しているのです。

つまり「自動化」とは、放置ではなく「自律」の状態。
仕組みが人を動かすのではなく、人が仕組みを動かす。
そこを履き違えると、痛い目を見ます。


「売り切り型」では信頼は積み上がらない

最近、noteやSNSを見ていると、コピーライティングや一時的な話題性だけで売ってしまう“売り切りビジネス”が増えているように感じます。
もちろん、全員がそうではありません。誠実に取り組んでいる人もたくさんいます。
ただ、残念ながら「売ること」だけに意識が向いている人も目立ちます。

本来、ビジネスの本質は「信頼の積み上げ」です。
たとえ一度商品を買ってもらっても、そこに“関係性”がなければ長く続かない。
コンテンツ販売も同じで、「伝え方」や「顧客との関係性」を大切にしなければ、本質的な価値は残りません。

私はこれまで、リアルでもネットでも数多くの事業を経験してきました。
その中で強く感じるのは、「長く信頼される人は、“良い人”である前に、“実力のある人”」ということです。
経験があり、成果を出している。
その上で誠実である。
この両輪が揃って初めて、人の心を動かすコンテンツが生まれるのです。

逆に、経験も成果もないのに「私はコーチです」「私はコンサルです」と名乗る人もいます。
もちろん、それ自体が悪いわけではありません。
ただ、ティーチングとコーチングを混同していたり、価値観を押し付けるような形では、人の成長を妨げてしまうこともあります。
コーチングとは“引き出す力”。
相手の中にある答えを導くサポートです。
だからこそ、倫理観と実践力の両方が求められるのです。

何度も言いますが、しっかりとした倫理観をお持ちのコーチやコンサルの方もたくさんいらっしゃいます。


「自分を知ること」からしか始まらない

では、どうすれば「騙されない」「間違えない」選択ができるのか。
それは、他人を見る前に“自分を知ること”から始まります。

あなたが「勢いで動くタイプ」なら、小さな失敗は気にせず進む反面、大きな損失を避けるためのルールを決めておくべきです。
たとえば「3日間は寝かせてから決断する」「誰かに一度相談してから動く」など、ブレーキを設計すること。

逆に「慎重すぎて動けないタイプ」なら、“死なない程度のリスク”はどんどん取ってみること。
小さな挑戦を繰り返すうちに、自信が積み上がっていきます。

大切なのは、自分の性質を知り、それに合わせた行動ルールを持つこと。
勢いと慎重さ、どちらが正しいという話ではありません。
「自分をコントロールできる人」こそが、継続的に成果を出せる人なのです。


自動化とは「構造化」であり、「信頼構築」

ビジネスの世界で本当に“自動”と言えるのは、「構造が整っている」状態です。
それは、再現性のあるプロセスを作り、関わる人がその仕組みの中で自律的に動けていること。
私が目指しているのは、まさにその形です。

弊社Real Styleも最初から自動化されていたわけではありません。
私自身がすべての現場に入り、試行錯誤を繰り返してきました。
プロテインの味の開発、販売戦略、カスタマーサポート、物流体制――
全ての経験を経てようやく、組織が「自走」できるようになったのです。

いま振り返れば、仕組みを作ることよりも、「任せられる人を育てること」の方が、よほど大変でした。
でも、それが本当の意味での“自動化”です。
信頼で動く仕組み。
信頼で支え合う組織。
それが、真のチャリンチャリンの正体だと思っています。
(あまり品が無いので表現として使いたくはないですが)


まとめ:自動ではなく、自律を育てよう

「自動でチャリンチャリン」
この言葉は夢のように聞こえますが、現実はそう甘くありません。
仕組みを整え、信頼を積み上げ、試行錯誤を続ける中で、ようやく“自動に近い状態”を作ることができる。
それが本質です。

焦らずに、一歩ずつ。
自分を見つめ、周りを見渡し、勇気を持って進んでください。
完璧な仕組みよりも、成長し続ける人の方が、最終的に勝ちます。

私自身が良い例かどうかは、皆さんの目で判断していただければよいのですが、ただ一つ言えるのは、「自動化の先にあるのは自由」だということ。
その自由を得るための道のりは決して楽ではありませんが、挑戦する価値はあります。
もし、その過程で私がお力になれることがあれば、いつでもご相談ください。
一緒に、地に足の着いた“本当の自走”を作っていきましょう。


💬最後に

この記事が少しでも考えるきっかけになったなら、「スキ」を押していただけると嬉しいです。
また、「自動化の壁にぶつかっている」「信頼できる仕組みを作りたい」など、あなたの現場で感じていることをコメントで聞かせてください。
学び合いながら、一緒に成長していけたらと思います。
役に立ったと感じた方は、ぜひシェアしていただけると励みになります。

いいなと思ったら応援しよう!

鍵谷健/ビーレジェンド社長/経営自動化コンサルタント あなたの応援が励みになります!ご購読ありがとうございます。