土曜の午前は図書館と決めたら、週末の出費がほぼゼロになった
週末になると、なぜかお金が減る。
平日は保育園とパート先と家をぐるぐる回るだけで、財布を出す場面がほとんどない。それなのに土日をはさむと、口座の残高が想像より少ない。家計簿を見返して、犯人が「土曜の午前」だとわかったのが4月の終わりでした。
「とりあえず出かける」がいちばん高い
うちの土曜は、だいたいこうだった。
朝ごはんを食べ終わって、9時ごろに4歳の長男が「どっか行こう」と言い出す。次男(1歳)も釣られてぐずり始める。行き先が決まっていないまま家を出て、結局ショッピングモールに向かう。涼しいし、ベビーカーで回れるし、間違いがないから。
でもモールに入った時点で、お金が出ていくルートに乗っている。フードコートで昼を食べて1500円くらい、長男がガチャガチャを見つけて400円、次男のおむつが切れかけていたのを思い出して買い足して、ついでにセール品のTシャツ。帰るころにはレシートが3枚くらいあって、合計4000円を超えている日も普通にありました。
一回一回は「そんなに使ってない」つもりなんです。ただ、これが毎週なら月に1万5000円以上。年間だと20万円近い。数字にして初めて、これは無視できない金額だと思った。
行き先を決めずに家を出ると、選択肢がお金を使う場所しか残らない。そこが問題だったんだと思います。
先に予定を埋めてしまう
そこで、土曜の午前を先に埋めてしまうことにした。図書館です。
うちから自転車で10分、駅前の図書館に子ども向けのスペースがあって、低い本棚と靴を脱いで座れるマットが置いてある。前から存在は知っていたけど、「静かにしていられないから無理」と勝手に決めつけて行っていなかった。
行ってみたら、意外と大丈夫だった。児童コーナーは多少の声なら誰も気にしていないし、同じくらいの年齢の子を連れた親が何組もいる。長男は乗り物の図鑑を自分で引っぱり出してきて、床に広げて30分くらい見ていた。次男は絵本をめくるというより投げるに近いけど、そのへんは布の絵本コーナーで受け止めてもらっている感じでした。
いちばん良かったのは、11時ごろに「そろそろ帰ってお昼にしよう」と言えること。行き先が決まっていると、終わる時間も自然に決まる。モールだと「せっかく来たし」でずるずる長引いて、結局お昼を外で食べることになっていた。
使わなかったお金より、決めなくてよくなったことが大きい
土曜の午前を図書館にしてから、週末の出費は本当に減りました。3か月ぶんの家計簿を見ると、土日の変動費が月あたり1万円くらい下がっている。図書館そのものは無料で、かかるのは自転車をこぐ体力だけ。
ただ、続いている理由はたぶん節約できたからじゃない。毎週「今日どうする?」と考えなくてよくなったことのほうが、私には大きかった。土曜の朝に夫と「今日どこ行く?」「わかんない」をやるあの5分が、地味にストレスだったんだなと後から気づきました。
借りてきた本を平日の夜に読むようになったのも、思っていなかったおまけです。長男は自分で選んだ本だと、寝る前に「これ読んで」と持ってくる回数が増えた。買った絵本だと家にずっとあるので、逆にありがたみが薄いのかもしれない。2週間で返さないといけないから、今のうちに読もうとするのかな、と勝手に思っています。
もちろん毎週完璧ではなくて、暑すぎる日や次男の機嫌が最悪の日は普通にあきらめて家にいます。夫が土曜出勤の週は、前と後ろに2人を乗せた自転車で行くことになるので、正直しんどい日もある。雨の日にモールに行くこともある。決めたのは「土曜の午前の第一候補を図書館にする」ことだけで、守れなかった日を失敗にはしないようにしました。
週末にお金を使わないようにする、とがんばるより、お金を使わない予定を先に入れてしまうほうが、私には楽だった。がまんはあまり続かないけど、予定はわりと続く。しばらくはこのまま回してみようと思います。
