インバウンドで「インフルエンサー呼べば売れる」と思っている人へ
結論から言います。
それ、ほぼ失敗します。
よくある勘違い
有名人を呼べば客が来る
ブログに載れば売れる
SNSでバズれば勝ち
全部、半分は正解で半分は間違いです。
正確にはこうです。
「設計が正しければ効く。設計がズレていれば全部無駄」
プロモーションは「最後の工程」
多くの企業が逆をやっています。
❌ とりあえずインフルエンサー
❌ とりあえず露出
❌ とりあえずSNS
でも実務はこうです。
正しい順番
現状把握
課題抽出
商品設計
販売導線設計
そのあとにプロモーション
インフルエンサーは「最後」です。
まずこの10問に答えられるか?
これができないなら、何をやっても当たりません。
誰が買うのか?
なぜ買うのか?
何と比較されているのか?
競合は誰か?
なぜ負けているのか?
なぜ勝てるのか?
売る体制はあるか?
何が売れるのか?
なぜそれが売れるのか?
なぜ人に勧めるのか?
これがいわゆる 3C分析(顧客・競合・自社) です。

※難しく見えるが、要は「ちゃんと考えたか?」という話
韓国インバウンドの現実(ここがズレてる)
インバウンド客の中でも、韓国人観光客の特徴は超シンプルです。
旅行前に徹底的に調べる(タビマエ)
行き先も買う物も事前に決めている
リピーター比率が極端に高い(90%以上)
年に数回日本に来る
つまり
「来てから選ぶ」のではなく「来る前に全部決まっている」
ここを外すと、何をやっても当たりません。
「パワーブロガー呼べばOK」はもう終わった
ここが今回の重要アップデートです。

コロナ前(〜2019)
NAVERブログが強い
パワーブロガーが影響力を持つ
テキスト中心

コロナ後(2020〜)
完全に構造が変わりました。
YouTube・Instagramが主戦場
動画・体験コンテンツ中心
Google Mapの影響力上昇
検索より「視聴→疑似体験」へ
さらに最近はChatGPTなどでのAIベースでのQ&Aへ
実際に韓国では
YouTube利用率が急増
テキストメディアの影響力低下

(コロナ禍の影響で、テキストから動画へ)
さらに重要なのはこれです。
NAVERブログは「広告臭い・古い」と見られ始めている

今の韓国市場の構造
整理するとこうなります。
若年層(10〜30代)
YouTube
Instagram
X(旧Twitter)
Google Map
中高年(40〜60代)
NAVER
Daum
しかも NAVERは広告が多く、情報の信頼性が低い と

■ つまり何が起きているか
ブロガー → 終焉
インフルエンサー → 再定義(動画中心)
検索 → 補助
意思決定 → 動画で完了
■ 失敗パターン(典型)
パワーブロガーを呼ぶ
記事を書く
「やった気」になる
誰も来ない
理由は単純です。見ている人がいない場所で発信しているから
成功パターン
『選ばれ続ける』ための3つの黄金サイクル をぜひおさえてください

事前に「買う理由」を設計
商品を尖らせる
ターゲットを20%に絞る
動画で体験させる
Google Mapで裏取りさせる
もう一つ重要な視点(消費性向)
韓国は構造的に
消費性向が高い
クレジットカード利用率が高い
サービス収支は長年赤字
つまり 海外で消費することに慣れている国
だから訪日すると
爆買いする
グルメを回る
何度も来る
これは偶然ではなく「構造」です。
最後に
インバウンドはシンプルです。

売れる理由があれば売れる。なければ売れない。
インフルエンサーは魔法ではありません。設計の代わりにはなりません。
一言でまとめると
「誰に、何を、なぜ買わせるのか」
これを答えられない状態でプロモーションをやるのは、
全部ギャンブルです。
参照:2023年2月実施アンケート
「最近1週間以内の情報探索時に利用したプラットフォーム」
消費者データプラットフォームオープンサーベイ
「ソーシャルメディア・検索ポータルレポート2023」調べ
★韓国国内でのグルメなどの探索でNAVERを多く活用
(ブログ+NAVERマップ)
★日本旅行関係の情報探索では
1位ネイバー(77.4%)⇔2位のYouTube(56.2%)
格差が相対的に少ない
★日本旅行でのグーグル利用率の上昇(グーグルマップ)
★男女間の特徴
男性 グーグル・フェイスブック、
女性 カカオトーク・インスタグラム
を利用する割合が相対的に高かった。
★年齢間の特徴
40・50代 ダウム・ネイバー・カカオトーク
10・20代 YouTube・Twitter
を利用する割合が相対的に高かった。
