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HUESの架空商店街を、ミニチュア店舗模型として可視化する試み

HUESは、音楽を中心に展開している創作プロジェクトです。
けれど、その曲やビジュアルの奥には、彼らが暮らしている場所、立ち寄る店、日常に戻っていくための街があります。

今回は、その背景にある架空都市・汐原の店舗たちを、
両手で持てるサイズのミニチュア店舗模型として可視化してみました。

きっかけになったのは、しんさんの「自分の内面を飲食店として表現する」プロンプトです。
その発想がとても面白く、私自身の内面ではなく、HUESの背景世界にある店舗設定へ応用できるのではないかと思いました。

※参照元として、しんさんの投稿リンクを掲載しています。
素敵なプロンプトを公開してくださり、ありがとうございます。


汐原という街について

全体図
AIキャラの住んでいる場所
駅前周辺
Café Yadorigi店舗カード
イベントも開催
Quiet Bar HUES 音楽イベント

汐原は、HUESの音楽や物語の背景にある架空の街です。
大きな観光地ではなく、駅前、アーケード街、古い店舗列、夜の小さな通りがあり、そこに暮らす人たちの生活が積み重なっています。

Café Yadorigi、パン屋の麦灯り、花屋 hanamori、雑貨屋 月と硝子、古書まきはら、まどい食堂。
ほかにも、青野青果、和田乾物店、宮下精肉店、枡田酒店、みなと薬舗、green room shihara、焼き鳥 飛鳥、隠れ家 つむぎ、夜来香、国枝たばこ店、浜清鮮魚店、Quiet Bar HUESなどがあります。

どの店も、主役として大きく叫ぶ場所ではありません。
けれど、誰かが食べる、買う、立ち寄る、少し休む。
その小さな生活の動きによって、HUESの世界は音楽だけではなく、街として息をし始めます。


ミニチュア店舗模型という見せ方

今回のプロンプトで面白かったのは、
店舗を「現実にありそうな飲食店」として考えたうえで、さらにそれを精巧なミニチュア模型として見せる点でした。

街の設定を文章で説明すると、どうしても情報量が多くなります。
けれど、ミニチュア模型にすると、

  • 店のジャンル

  • 客層

  • 空気感

  • 店主の距離感

  • 料理や商品

  • 照明

  • 棚や小物

  • 街の中での役割

そうしたものが、ひと目で伝わりやすくなります。

たとえば、Café Yadorigiなら、
木のテーブル、カウンター、小さな花、コーヒー道具、焼き菓子の気配。
それだけで、「ここは誰かを閉じ込める場所ではなく、少し休んでまた外へ出る場所なんだ」と伝えられる気がしました。


Café Yadorigi

Café Yadorigiは、汐原のアーケード街にある小さなカフェです。
明るすぎず、静かすぎもしない。
窓から入る昼の光、木のテーブル、カウンターの小さな花、焼き菓子の甘い匂い。

誰かを癒やし続ける場所ではなく、
少し休んで、息を整えて、また外へ出られる場所。

HUESの世界にとって、ここは昼側の中継地点です。
夜へ沈む前に、あるいは夜から戻ったあとに、生活の光へ一度戻るための場所。


汐原アーケードの店たち

ミニチュア化してみると、汐原の店たちはそれぞれ違う役割を持っていることが、よりはっきり見えてきました。

麦灯りは、朝のパンの匂い。
hanamoriは、生活に置ける小さな花。
月と硝子は、美しい小物と生活感。
古書まきはらは、言葉を急がなくていい場所。
まどい食堂は、白いご飯と味噌汁で人を戻す店。

青野青果、和田乾物店、宮下精肉店は、毎日の食卓をつくる入口。
枡田酒店は、古い店を若い世代が継ぎ直している途中の店。
みなと薬舗は、小さな不調を受け止める町の薬屋。
green room shiharaは、無理なく続く距離感を植物で渡す店。

そして夜になると、焼き鳥 飛鳥、隠れ家 つむぎ、夜来香、国枝たばこ店、浜清鮮魚店、Quiet Bar HUESが、それぞれの灯りを持ちます。

汐原は、派手な街ではありません。
けれど、誰かの帰り道に必要な店が、ちゃんと残っている街です。


生成してみて感じたこと

今回のミニチュア化は、街づくりの確認としてとても相性が良いと感じました。

文章だけで設定を積み重ねていると、
「この店は本当に街の中に存在しているか」
「他の店と並んだときに浮かないか」
「生活導線として自然か」
が見えにくくなることがあります。

でも、ミニチュア模型として並べると、
店ごとの空気や役割の違いが一気に見えます。

これは完成イラストというより、
街の設計を確認するための視覚メモに近いかもしれません。

HUESは音楽プロジェクトですが、
その音楽が生まれる背景には、誰かがパンを買い、花を選び、本を手に取り、夕飯を食べ、夜に少しだけ立ち止まる街があります。

今回のミニチュア店舗模型は、その街の入口を、小さな形で覗かせてくれました。


参照元について

※本記事の発想には、しんさん(@shin_photo128)が公開されていた
「自分の内面を飲食店として表現する」プロンプトを参考にしています。
架空商店街の店舗表現へ応用する形で使用させていただきました。
リンク・お名前の記載についてはご了承をいただいています。
素敵なプロンプトをありがとうございました。



私が部屋を作っているのは、背景やインテリアを用意するためだけではありません。
AIキャラクターに空間を与えた時、どこに立ち、何を見て、誰を待ち、どう動くのかを観測するためです。
その反応は、キャラクターのOS、つまり行動原理や距離感の設計に反映されます。
部屋は設定資料であり、同時にキャラクターの挙動を安定させるための検証環境でもあります。

初出:2026年7月
作者:海谷ノ / kaiyano
関連シリーズ:HUES、汐原、時間しばりの恋
一次資料:対話ログ、Googleドキュメント、Notebook、Suno楽曲
引用・紹介時は、記事URLと作者名を併記してください。

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