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アパレルでおじさんを元気に!

ずっと頭の中にあるテーマがあります。
それは、
アパレルで、おじさんを元気にしたいということです。

少し曖昧で、
少し照れくさい言葉かもしれません。

でも、
これが今の自分の原点であり、
これからやりたいことの中心にあります。



「若く見せる服」ではなく、「無理をしない服」

年齢を重ねると、
服を選ぶことが少し面倒になります。

何を着ればいいのか分からない。
若い頃と同じ服は、どこか似合わない。
かといって、
いかにも「大人です」という服も気恥ずかしい。

そんな感覚を、
自分自身も強く感じるようになりました。

だから作りたいのは、
若く見せるための服ではありません。

嫌味がなく、
背伸びをしていなくて、
自然に着られる服。

気づいたら、
ちょっと姿勢が良くなっているような服。

そんな服が、
もっと世の中にあっていいと思っています。



オシャレは、主張しなくていい

アパレルの世界には、
強い主張を持った服がたくさんあります。

それ自体は、
とても魅力的です。

でも一方で、
毎日の生活の中で着る服すべてが、
主張する必要はないとも思っています。

特に、
仕事や家庭、
いろいろな役割を背負ってきた世代にとっては、
服は「気合」よりも「安心感」に近い存在かもしれません。

着ていて疲れない。
浮かない。
でも、だらしなくは見えない。

そのちょうど真ん中を、
丁寧に作りたい。



じゃあ、今は何をしているのか

正直に言えば、
まだ自分たちのブランドは存在していません。

いきなり理想の服を作って、
いきなり世に出そうとは思っていないからです。

今やっているのは、
足場づくりです。

OEMの仕事を通して、
きちんと仕事として成立する形を作ること。
続けられる会社にすること。

派手ではありませんが、
一番大事な工程だと思っています。



なぜ、回り道を選んでいるのか

「やりたいなら、早くブランドをやればいい」
そう言われることもあります。

それでも、
今はその道を選んでいません。

理由はシンプルで、
続けたいからです。

想いだけで始めたものは、
続かなくなる瞬間が来ます。

資金、体力、判断力。
それらが揃っていない状態で作るブランドは、
どこかで無理をすることになる。

だから今は、
仕事としての経験と信頼を積み上げる。

遠回りでも、
自分たちにとっては、
一番現実的な道だと思っています。



おじさんを元気にする、ということ

「元気にする」と言っても、
大げさな話ではありません。

誰かの人生を変えるような服を、
作りたいわけでもありません。

ただ、
鏡を見たときに
「まあ、悪くないな」と思える。

外に出るとき、
少しだけ気分が上がる。

それだけで、
一日は少し変わります。

服が変わると、
行動が変わる。
行動が変わると、
空気が変わる。

その小さな変化を、
積み重ねたい。



未来の話を、今している理由

まだ形になっていないからこそ、
今、言葉にしています。

後から整えるよりも、
最初から自分の言葉で、
方向を示しておきたい。

うまくいかないこともあると思います。
考えが変わることもあると思います。

それでも、
アパレルでおじさんを元気にしたい
という軸だけは、
変わらない気がしています。



今は、静かに準備をしている

今はまだ、
派手な発表も、
完成品もありません。

あるのは、
考え続けている時間と、
積み上げている途中の仕事だけです。

それでも、
ちゃんと前には進んでいます。

仕事をして、
信頼を作って、
続けられる状態を整える。

その先に、
自分たちのブランドがあると信じています。



もしこの文章を読んで、
少しでも共感してもらえたなら、
それだけで十分です。

このコラムは、
今の自分の現在地であり、
未来への約束でもあります。

焦らず、
でも止まらず。

嫌味のないオシャレで、
おじさんを元気にする。

そのために、
今日も準備をしています。

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