【詩】抱えた荷物
「助けて」と心の底で声がする
一人で抱えるには大きすぎる荷物
だけど私はそれを工夫して持ててしまう
持ててしまっても、重さが変わる訳ではない
持ててしまって重さを感じてる自分すら分かりながら持ってしまう
いっそ工夫なんかできる頭がなかったら
いっそ「重い!持てない!」と投げ出してしまえたら
そう考えなくないことないけれど
私はどうやら持てる自分に自負もある
足を引きずりながら運んでいる荷物
抱えたいから抱えてるんじゃない
持てるなら、おろさずに運ぶべきだという使命感
工夫して持てる人は少ないという少しの矜恃
だけどねちょっと疲れてきたよ
誰か私に、この荷物の宛先だけ教えてくれないか
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