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アニメ『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』ジオン側から見るガンダム、マジで怖すぎる。ネトフリの傑作を一気見した話

Netflixで配信されており、だいぶ前に話題になっていたアニメを一気見しました。

『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』です。

本作は宇宙世紀0079年、一年戦争のヨーロッパ戦線が舞台。
これまでの連邦軍側ではなく、ジオン公国軍の視点から描かれたフル3DCGアニメーションです。
主人公はモビルスーツ小隊「レッド・ウルフ」の隊長、イリヤ・ソラリ大尉。
圧倒的な力を持つ連邦軍の最新兵器「ガンダム」を前に、彼女たちがどう生き延び、どう戦うのかを描いたサバイバルストーリーになっています。

ジオン軍側から見る「白い悪魔」の絶望感

まず、見終わって一番に言いたいのはこれです。
ジオン側から見たガンダム、怖すぎませんか……。

なんて速さだ。
そして、なんて硬さだ。
「ビーム兵器」というものが、これほどまでに絶望的なものだとは思いませんでした。
こっちの銃やミサイルは全く歯が立たないんですよ。
あんな化け物みたいな兵器が出てきたら、そりゃあ連邦軍がさっさと撤退していく潔さにも妙に納得してしまいます。

いつもなら「連邦の白い悪魔」なんてかっこいい異名で呼んでワクワクしていますが、いざ敵に回した時の絶望感が半端じゃない。
あまりの化け物っぷりに、もしかして大尉はニュータイプなのかもしれないと思わせるほどの、ものすごい撤退作戦の連続でした。


洋画の吹き替えみたいな空気感と、泥臭い人間ドラマ

会話のテンポやノリがめちゃめちゃアメリカ映画っぽくて、吹き替え感があるのもこの作品の面白いところ。
ザクを乗せたトレーラーに乗り込んで敬礼して離れていくシーンなんて、いかにもアメリカの戦争映画って感じで最高でした。
新しい部隊に加わった時に「レッドウルフを歓迎します」って迎えられる感じ、アツくて良すぎますよね。

キャラクターもすごく魅力的です。
特に、刺青まみれで鼻ピアスの姉ちゃん!
彼女がめちゃくちゃ頼もしくて可愛い。
逆にドクターは、考え方も行動も全く戦争向きじゃなくて、そのアンバランスさがリアルだなと感じました。

そして個人的にグッときたのが、リサイクルの拠点を守る少佐(声が大塚芳忠様だから余計に響く!)。
すごく保守的で「怪我人は収容するが、動けるものは立ち去れ」なんて厳しいことを言うんですが、彼がいなければこの場所は存続できなかったわけで。
少将が急に現れて戦況の悪さを告げられ、一度は項垂れた少佐が再びやる気を取り戻す姿には、人一倍強い想いがあるのが伝わってきて胸が熱くなりました。


ジャンク品からのザク出撃と、スリリングなジム強奪

絶望的な戦況の中でのメカの魅せ方もたまりません。 逃げ惑う中で味方のザクが来てくれた時の圧倒的な頼もしさ。
半壊のザクタンクで必死に奮闘する姿はアツいし、グフが2機駆けつけてくれた時は「いける!」と思ったのに、それでも無理なのか……という展開には息を呑みました。

一番テンションが上がったのは、リサイクル拠点でジャンク品からザクを組み立てるシーン。
「ガンダムが来た時にザクがあれば……!」ってみんなが思っている中でのこの展開は、ロボットアニメ好きの心をくすぐりまくります。
ボロボロになりながらジムを撃破していく姿は本当にかっこよかった。

そして中盤の「ジム強奪作戦」。
「みんなで空に帰ろう」という目的のために連邦軍の制服を奪って基地に潜入するんですが、度胸のない奴のせいで出頭命令からすぐバレてしまう泥臭さ。
そこで整備士のおっさんがジムを動かしたり、イリヤもジムを奪取してルショーンの信号弾で援護したりと、息つく暇もない展開の連続でした。


もう少しで、分かり合えたかもしれないのに

戦闘の中で、ふと考えさせられる描写もありました。
ジャンクザクでジムを撃破した際、敵パイロットが出てきたからと撃ち方をやめるイリヤ。
それに対して「敵に情けをかけるんですか。ガンダムは情けをかけてくれましたか」という言葉が突き刺さります。

物語の終盤、イリヤとガンダムの一騎打ち。
どうあがいても敵わない絶望の中、ハッとさせられる瞬間がありました。
ガンダムは、イリヤにトドメを刺さないんです。
「殺したくない」という思いがあるから、ガンダムはコックピットではなく、腕や首を切り落とすことが多かったのかと気づかされました。

撃墜されたHLVロケットの破片がイリヤの頭上に降り注いだ時、ガンダムが彼女を助けます。
基地で出会ったあの少年兵がパイロットだったのか、彼もニュータイプだったのか……。
しかし次の瞬間、背後から味方のグフがガンダムのコックピットを刺してしまう。

「もう少しで、もう少しで、分かり合えたかもしれないのに」

この圧倒的なすれ違いの悲劇こそが、ガンダムシリーズの核なんだと改めて思い知らされました。
死に場所を求めた奴らばかりの戦場。
それでも、子供達のために戦い続ける決意をして、イリヤはアフリカへと向かいます。


おわりに

アクションの熱さや、極限状態での人間ドラマが詰まった濃密な全6話でしたが、やっぱり私が一番言いたいのはこれです。

ジオン側から見るガンダムは、マジで、死ぬほど怖すぎる。

本当にホラー映画かと思うくらいの絶望感がありました。
まだ観ていない方は、この圧倒的な恐怖とアツいサバイバル劇をぜひ体感してみてください!


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