【ASDとADHD】メンタルのテストと脳内散歩
昨日は娘がメンタルのテストを受けた。
受けるまでは、病名を知るためのものだと思っていたけど、心理士が言うには「娘の得手不得手を発見し、この先、生きやすくする」ためのものだとか。
周りの人が、娘の特性を知り、付き合い方を考える手助けになる。
というけど、果たしてそんなことが可能なのだろうか?
と、思いながらも受けたテストだったが、さて、どんな問題だったのか?
受けてみようかなと思っている人のお役に立てれば……立てそうもないなw
では、どんな問題だったのか。
抜粋してお送りします。
心理士「言葉の意味を教えてください。では『バリアフリー』」
娘( バリアフリー?
なんだっけ…坂…?スロープ…なんか優しいやつ…でもぶっちゃけ坂だけじゃないよね?
てかそもそもバリアなフリーってなによ?
バリアをフリーにしたらだめだろ
防げないよ。
いやまてよ、防ぐものじゃないよな……。
じゃあなんでバリアフリーなのさ?
バリアフリーってなんなのさ??)
娘「…………スロープです」
心理士「はい🙂↕️それから……?」
娘(それからー?!!!
スロープじゃだめ!?!?
優しい気遣い的な!?
違うよな!? 車椅子とかのやつでしょ?
段差がない、とかいう……。
じゃあやっぱなんか防ぐ!?
防げないよな!?!?)
娘「…危険を…予防? する…?」
心理士「はい🙂↕️いいですよ」
娘(いいんだ!?!?!?
あってたの!?!?
うそやん!!!)
なるほど、バリアフリーを「バリア」と「フリー」に分けて考えるのか。
普通に考えたら、バリアフリーってこういうやつってイメージして、それを言語化するけど。
自閉症スペクトラムの娘は、真面目に一生懸命考えちゃうんだね。
こんなもんだよなぁw なんてのができないらしい。
心理士「朝食を説明してください」
娘(朝食……? 朝ごはん……だよね?
それ以外あんの?
いやない。
でもそうじゃないよね?
朝ごはんとは何かってことでしょ?
つまりそれは…朝でなければ朝ごはんではない…?
でもじゃあ……朝食って何時から何時?
昼は? 夜は? 起きてからが朝でしょ? じゃあ朝食ってなにさ?
……は???? 朝ごはんは朝ごはん……。
いや、パンかご飯かってこと?
麺かもしれないじゃん。
んんんん? ちがう、そうじゃない……たぶん……意味……だから……朝……たべる……ごはん……?)
私「朝……食べる……ごはん……?」
心理士「はい🙂↕️」
朝食といったら、朝食べるご飯なんだけど。
それをここまで考え込むのか……。
ある意味すごい。
心理士「数字を逆に言ってください。7・5」
娘「ななごー……? ごーなな……?」
心理士「8・9・6」
娘「ろく……きゅーはち」
心理士「4・8・6・9・1」
娘「よん???? いち??? んえ???」
これはムズイ。
口頭で言われて、すんなり頭にはいってそれを逆から言うって。
まるで痴ほう症のテストのようだ。
私にはできないな。
3ケタまででギブだと思う。
心理士「小さい方から並べてください。
8・9・2・4・8」
これも口頭で言われます。
娘(は? 8が2回きたよね?
はちはち? にーよん……? はちはち?
きゅー? は? 意味が……??? だって1〜10ってことは、
12345678910でしょ? 8が2回なんて聞いてないんだけど?)
私「はち……はち……? きゅー? んん?」
プチパニック。
心理士「文章問題です。
これから言う文章の答えを言ってください。
【ボールが6個あります。そこに、3個ボールが追加されました。全部で何個?】」
娘(そもそもなんで6個もあってさらに3個も追加してんだ?
ろくたす…さん…さん??さん????3個ってなんで???
6個のうち3個壊れたから追加したんじゃない?
それなら今あるのは? 3個は追加じゃなくて、普通に考えたら補充だよね? だって9個もいる? いらんやろ。
6個だっていらんやろ。
つまり答えは???
6個…?
変わってない…!?!?!?)
娘「ごめんなさい…もっかい問題教えてください」
心理士「ボールが6個あります。そこに、3個ボールが追加されました。全部で何個?」
娘(あってんじゃん。
じゃあ9じゃん。
なんのために????
こわ…9個のボール保持するの怖っ)
娘「9…?」
6個あったボールを勝手に3個壊れたことにする当たり、物語の整合性を考えてるのがw
この思考回路、物語を書く人の頭なんだよなぁ。
でも、問題だからさ、素直に考えればいいんだけど。
そこが真面目に考え過ぎちゃうんだろうね。
心理士「【51個のチョコがあります。
たかしくんは友達を5人連れてきました。
たかしくんは1人に9個ずつ配ります。
あまりはいくつ?】」
娘(たかし……含めて6人じゃん……?
ってことは……6かける9……?
いやまて、たかしも食うとは言ってない。
なら5かける9で45。
51-45?
なら6?
でもたかしも食べるのに、ここで勝手に5✕9にしたら…たかし食べれないよ?
6✕9だ!
いやまて。
54じゃん。
余らなくない?
むしろ足りないね?
…たかしいいいいいい!!
数足らねえぞおおおおおお!!!!!)
私「?????
たりない……足りないです! たかしが! たかしが!!!」
心理士「おちついて」
算数の問題で、主人公が食べたとか食べてないとか。
そこまで物語を分解して考えるの?
これにはびっくりだった。
でも、確かに。たかし君が5人連れてきたけど、たかし君が一番少なくなる。なんか理不尽。
もともとはたかし君のチョコなのに。
これじゃたかし君、泣いちゃうよ。
「もう、お友達連れてこない!」なんてことになったら、どうすんだよ。
結構算数って、理不尽なもんだな。
心理士「【チケットが89枚あります。
54枚残りました。
売れたのは何枚でしょうか?】」
娘(そんな残ったん???
目測見誤りすぎでは???
てかなんで89なんて半端な……しかも売れ残りがある?
なんのチケットだったんだろう?
よほど面白くないんだろうな)
心理士「時間なので次行きますね」
娘(まって、なんのチケットだったのかの謎が残ってる!!!)
ミステリーになってるw
とまぁ、こんな問題だったようですが。
問題は簡単でも、娘は真剣に考えてしまうようです。
でも――娘よ、すまん。
お前の頭の中を知り、母は爆笑してしまったwwww
算数の文章問題で、何のチケットとか、面白くなかったとか。
確かに、89枚ってそんな中途半端な枚数、どうしてってなるけど。
きっと、100枚あったけど11枚は売れたんだろうな、くらいに。
いや、そんなことも考えずに、数字だけで答えるな。
そこが違うんだろうなぁ。
ある意味、頭いいじゃん!
一般的に考えないようなことを考えるんだからさ!
でも一般社会では、娘の思考回路は評価されない。
「そんなこと考えなくていいの!」って言われてしまう。
だからこそ、今回のテストって意味があると思う。
娘の思考回路がどうなっているのか分かったのだから。
世界に母ひとりだけでも娘のことを理解している人がいるって、大事なことだよね。
それに、普通である必要なんてないよ。
みんなと同じであることが大事なんじゃないと思う。
考え方なんて、人それぞれだ。
生きづらいのは確かだけど、きっと娘の頭の中には、常に物語が渦を巻き、世界に色を成しているんだと思う。
やっぱ、私の娘だ!
可愛くて、愛しくて、誇りに思うよ(*´꒳`*)
それにしても、我が娘ながら面白いなぁ♪
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