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【ASDとADHD】娘・帰宅

12時2分。
お昼の支度をして、よし食べるぞー!
と思った時、ピコンとなるスマホ。

見れば娘

「やっぱりだめ~。
かえりたい」

やっぱりダメだったか。

私「お昼食べたら迎えに行くね」

娘「ええ?」

いや、「ええ?」と言われても、冷めたトーストは美味しくない。
がつがつと喉に流し込み、迎えに行ったのは12時半。

超特急だったな。

「朝から具合が悪かったんですか?」というスタッフに、「朝からですが、娘の意見を受け入れました」と答えた。

さて、車に乗り込むと

娘「お弁当を開くことができなかったの」

私「じゃ、家に帰ってお弁当を開いてやろう」

娘「そういうことじゃない」

開くことができなかったんだろう?
ならば開けば食えるという事だろう?

娘「うどんとかが食べたい」

ならば家に帰ったら茹でてやろう。

娘「うん」

5分ほどの時間が流れる。
無言の娘が口を開いた。

娘「あのね、コンビニ、セブンに行きたい」

はあ?
何買うんだよ?

娘「食べるもの。それとあったかいのと冷たいの」

お弁当食べられなかったのにー?
お弁当は食べられないけど、コンビニ食なら食えるってか?!

ま、まぁ、いいだろう。
午前中とはいえ頑張ったんだし。
何より、自分で帰るという判断をしたんだ。
それができただけでも大したものだ。

仕事をしていて、帰る判断というのは非常に難しい。
それができただけでも、今日の収穫はあったんだから。

娘「あのねー。いつもは失敗しないことで失敗してねー、指切った」

なんだと?!

娘「レジンのキャップを外しておいたのに、一生懸命外そうとして指がべたべたになった」

おう……。

娘「それとねー、お茶飲もうとして蓋を外したのに、手の上にお茶を垂らしてた。
で、もう、ダメだと思ったの」

そりゃダメだわ。
もう、脳がバグってるなんてもんじゃない。
意識がぶっ飛んでいるじゃないか。

娘「だからねぇ。午後も頑張ろうと思ったんだけど、諦めたの」

だよね~。
それは諦めて正解。

だが、何よりも自分で判断し、スタッフに帰ると告げられたことは偉い!

ということで、帰宅した娘は買ったサラダを平らげ、パンを平らげ、ピザまんを平らげ、500mlの乳酸菌を飲み干した。

ひとまず、食べられるってことでよしとしよう。

娘「月曜日は行く~」

その前に体調を整えてくれよ、と思う。


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