朝6時、駅に向かって走る人
娘「お母さん、車出して~」
早朝だというのに、婿が疲れて朝食を買いに行けないからコンビニに連れて行ってくれという娘。
いつもは自分で行く婿だが、よほど疲れているのだろう。
私「出してあげるから、お母さんにも」
娘「5000円しかもらってないから」
「しか?!」それを「しか」というのか?
朝食にいくらかける気だよ?!
と思うが、面倒なのでコンビニまで走った。
その帰り道のことだ。
駅へと向かいダッシュしている青年がいた。
見たところ大学生。
娘「あ、走ってる♪
走れ~」
目ざとい娘は、走る大学生を見つけた。
娘「こんな早い時間の電車にのるのか。
どこに行くんだろう?」
時間は6時40分。
確かに早い。
私「友達と待ち合わせとか、彼女とデートとか」
それにしても早い。
だが。
私「付き合い始めで、早く彼女に会いたいとか。
彼女が、早くから会って、一日中一緒にいようね。とか」
ロマンスだ~。
そんなことあったな~w
娘「それか、馬術部で朝練とか」
一挙に現実的w
娘「馬だったら早くいって、馬の面倒見ないとならないよ」
私「そっか~……確かに、先輩から言われたら行かないとならないよね」
娘「そういうのやるの1年生でしょ」
私「なるほど、確かに。
早朝から行かされて、こんなクラブにどうして入っちまったんだよーって思いつつも頑張る大学生か。
中にはやめる人もいるだろうけど、頑張り続けた人が2年になって威張れるわけだwww」
娘「そうそう」
人生そのものだな。
社会に出ても、似たようなことがたくさんある。
新人は走り回り、先輩はコーヒー飲んでのんびりとかねw
早朝の雨の中、走る青年で勝手にストーリーを作り出す母娘も、どうかと思うけどw
頑張れよ、青年!
と思う朝だった。
それにしても娘よ。
本当に5000円分の朝食を買ってきたのかよ?!
娘「うん、ほとんど婿の。
5000円で買えるだけ買って来いって言われた。
私は少しだよ、それとこれ~」
見せてくれたのは、ちいかわのうさぎさん。
私「なんだそれ?」
娘「チュッパチャプス入れ~。欲しかったんだ~」
なるほど、それを買えると踏んで、母にはなにもなしってことかよw
ちゃっかりしてるじゃねーかw
自分にはご褒美、車を出した母にはなしってか。
ま、これも処世術だな。
上手く人を使うって点では。
しかし、母にしか通用しないからなーwww
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