「今さらYahoo!?」と思った私が、Yahoo!カーナビの存在を思い出した日
今さらYahoo!ですか、と思いますよね。
私も思っていました。検索はGoogle、地図はGoogleマップ、iPhoneならAppleマップ。Yahoo!は完全に後回しでした。
でも、地方で店をやっているなら、ひとつだけ思い出してほしいものがあります。Yahoo!カーナビです。あれを使っているお客様、意外といます。
GBP、Appleマップと地図の話を続けてきました。今日はその3つ目、Yahoo!プレイスで締めます。安心してください、新しく覚えることはほとんどありません。
今さらYahoo!」は、店側の感覚
Googleばかり見ていると、Yahoo!を軽く見てしまいます。でも、お客様の側はこうです。
・長年Yahoo! JAPANをホーム画面にしていて、ニュースも天気も検索もYahoo!
・スマホのブラウザを開くと、まずYahoo!が出てくる設定のまま
・車のナビアプリは、無料で使いやすいYahoo!カーナビ
特に地方は車移動です。少し離れた町から来る人、買い物ついでの人、子どもの送迎の合間の人。その人たちがどの地図やナビを使うかは、こちらでは決められません。Yahoo!検索で店を見つけ、Yahoo!マップで確認し、Yahoo!カーナビで来店する。この経路のお客様は、確実に存在します。
そしてYahoo!側の店舗情報は、Yahoo!プレイスという無料サービスで管理できます。ここが古いままだと、その経路のお客様だけが、古い営業時間と少ない写真を見て来店することになります。
うちのお客様は40代以上の女性が中心です。この世代には、ガラケー時代からの流れでYahoo!を使い続けている方が一定数います。スマホの中身は人それぞれで、店側の「普通」とお客様の「普通」は違う。GBPとAppleマップの回で書いたことと、考え方は同じです。
やることは、もうわかっている
整える中身は、GBP、Apple Business Connectと同じです。3つ目のコピー先だと思ってください。
・基本情報(店名、住所、電話番号、営業時間、定休日、公式サイト)を他の媒体と完全に揃える
・写真は映えより、外観・入口・駐車場
・リンクの行き先は、なんとなくHPBにせず、LPか公式サイトに
一番避けたいのは、媒体ごとのズレです。Googleでは合っているのにYahoo!では前の電話番号、公式サイトでは別の定休日。お客様は「どれが正しいんだろう、電話で確認するのも面倒だし、別の店でいいか」となります。広告費を増やす前に、このズレを消す方が先です。
GBPを整えた直後なら、正しい情報は手元に揃っています。Yahoo!プレイスに移すだけ。Appleのときと同じで、夜の空き時間で終わります。
ここまでは復習です。ここからが、Yahoo!だけの話です。
Yahoo!だけの強みは、LINEにつながること
Yahoo!プレイスには、GoogleやAppleにはない特徴があります。LINE公式アカウントとの連携です。
Yahoo!検索やYahoo!マップの店舗情報ページから、LINE公式アカウントへの導線を作れます。これは美容室と相性がいい。
うちの導線はこうです。広告やGBPから見つけてもらい、LPで悩み別メニューと料金を見てもらい、LINE登録か電話につなげる。HPBは補助。次回からはLINEで予約してもらう。
この流れの中で、Yahoo!プレイスは「地図で見つけた人がそのままLINEでつながれる入口」になります。登録されたからすぐ予約が増えるわけではありません。でも、HPBを経由しない小さな入口がひとつ増える。HPB依存を減らすのは、こういう小さな入口の積み重ねです。
もうひとつ、アクセス分析も見られます。どのくらい見られたか、電話が押されたか、サイトに飛んだか。細かく分析する必要はありませんが、月に一度眺めるだけで「Yahoo!なんて誰も見ていない」が思い込みかどうか、数字でわかります。意外と見られているなら整える価値があるし、本当に見られていないなら、それはそれで判断材料です。思い込みで決めない。小さな店の集客は、この確認の積み重ねだと思っています。
今夜やるのは、これで地図が最後
最初の一歩はこれだけです。
Yahoo!マップで自分の店名を検索して、営業時間・電話番号・写真を見る。
古ければYahoo!プレイスに登録して直す。合っていれば、何もしなくていい。
これで、Google、Apple、Yahoo!。お客様が使う可能性のある地図3つが揃いました。地図の役目は順位を競うことではなく、見つけてくれた人と予約してくれた人を、迷わせず店の前まで連れてくることです。3つ揃えば、その仕事はひとまず果たせます。
同じように「地図はGoogleだけ見ていた」というオーナーさんは、今夜Yahoo!マップで一度検索してみてください。
ただ、地図がどれだけ正確でも、たどり着いた先で止まることがあります。次は画面の外側、地方の美容室の意外な盲点だった「駐車場」の話を書きます。
