「GBPも大事」って言われても、HPBと広告とLINEで手一杯なんですけど
自分の店をGoogleマップで検索したら、営業時間が1時間ズレていました。
しかも、Webサイトのリンクを押したら、飛んだ先はHPB。自分の店の地図なのに、自分の店のページにたどり着けない。私の店のGBP(Googleビジネスプロフィール。昔のGoogleマイビジネス)は、長いことこの状態でした。
前回、予約後のお客様は来店前に地図をかなり見ている、と書きました。今日はその地図側、GBPの話です。
MEO対策、口コミ、投稿、ローカルSEO。言葉だけ見ると、またやることが増えた気がします。HPBも広告もLPもLINEもある上にGBPまでと言われると、正直しんどい。でも、難しいテクニックは要りません。整える場所は4つだけです。
GBPはバズる場所はなく審査会場
まず役割をはっきりさせます。
インスタは雰囲気を伝える場所。LPは予約まで迷わせない場所。LINEは次回予約を受ける場所。HPBは補助の入口。そしてGBPは、地域で探している人と、予約済みのお客様が来店前に確認する場所です。
「〇〇市 美容室」「縮毛矯正 近く」と検索した人だけではありません。HPBで予約した人も、紹介された人も、来店前に道を調べるとき地図を開きます。つまりGBPは入口であると同時に、予約前後の審査会場です。
審査といっても、お客様は細かく分析しているわけではありません。営業時間が他と違いそう、写真が古い、口コミに返信がない。それを見て「管理が甘い店だ」と考えるのではなく、なんとなく不安になって、黙って別の店を見るだけです。
だからGBPで大事なのは、派手さではなく正確さと安心感。整える順番に書いていきます。
1番目は基本情報。ズレが一番の敵
最初に見るのは、店名、住所、電話番号、営業時間、定休日、カテゴリ、Webサイトと予約のリンクです。
ここで一番怖いのが、媒体ごとのズレです。
・GBPでは月曜休みなのに、インスタのプロフィールでは火曜休み
・LPでは19時までなのに、GBPでは18時まで
・電話番号は載っているのに、予約リンクはHPBだけ
うちも冒頭の通り、営業時間がズレていました。お客様はどれが正しいか確認してくれません。不安になって終わりです。GBP、LP、HP、インスタ、HPB。書いてある基本情報を一度全部並べて、揃える。地味ですが、これが1番目です。
2番目はリンクの行き先です。GBPのWebサイトリンクと予約ボタンを、なんとなくHPBに向けている店は多いと思います。でも、初回のお客様にはLPで悩み別メニューと料金を見てほしい、そこからLINE登録か電話につなげたい、HPBは補助。そう設計しているなら、GBPからの行き先もLPが筋です。全部をHPBに流すと、自分の店の導線は育ちません。
3番目と4番目は、写真と口コミ。ここにも順番があります。
写真は映えより駐車場。口コミは数より返信
3番目、写真です。
美容室の写真というと、仕上がり写真や内装のおしゃれな一枚を考えがちです。でもGBPで見られているのは、現地確認に近い情報です。
・外観と入口(初めてでも迷わず入れるか)
・駐車場(どこに何台、ミニバンでも停めやすいか)
・店内の明るさと席の間隔
・スタッフの雰囲気
地方の美容室なら、駐車場の写真は仕上がり写真より効くことがあります。お客様にとって一番現実的な情報だからです。きれいな写真より、安心できる写真。GBPではそちらが正解です。
4番目、口コミです。数と星も見られますが、小さな店では返信の姿勢の方が見られています。丁寧か、言い訳っぽくないか、悪い口コミに感情的になっていないか。
口コミ返信は、書いてくれた人への返事であると同時に、これから来る人への接客です。未来のお客様が読んでいる前提で、短くても丁寧に返す。スタッフがいる店なら返信のトーンも揃える。うまい文章は要りません。「この店は雑に扱わなさそうだ」と思ってもらえれば十分です。
投稿機能もありますが、毎日やる必要はありません。定休日のお知らせ、年末年始、新メニュー、駐車場の案内。それだけ続けば十分です。毎日投稿しようとして止まるくらいなら、必要なお知らせだけ確実に。
では、今夜の一歩です。
今夜やるのは、リンクの行き先1つ
基本情報、リンク、写真、口コミ。4つ書きましたが、全部を今週やる必要はありません。
最初の一歩はこれだけです。
スマホで自分の店をGoogleマップで検索して、Webサイトと予約のリンクがどこに飛ぶか、自分で押して確かめる。
行き先が自分の意図と違っていたら、そこだけ直す。営業時間の確認は前回やったはずなので、今回はリンクです。5分で終わります。
GBPは、見つけてもらう場所であり、来店前の不安を消す場所です。Googleで見つけて、GBPで確認して、LPで納得して、LINEか電話につながる。この流れの中で、GBPだけが古いままだと、他をどれだけ整えても途中で漏れます。
同じように「MEO対策」という言葉だけで腰が重くなっているオーナーさんは、まず今夜、自分の店の地図のリンクを1回押してみてください。お客様が毎日押しているボタンです。
ただし、地図はGoogleだけではありません。次は、見落とされがちなiPhoneの「マップ」側の話を書きます。
