【寓話】 独立宣言
国がなくなった先に何が起きるでしょうか。
崩壊後に起きることに対して、「誰のせいか」と訴える場所は、存在しなくなります。
パスポートが無効になれば、他国に移り住むにも制限がかかります。
難民や移民として居住権を得られても、制限され、自国のようにはならず、現地人よりも立場は弱く、差別を体験するでしょう。
人権侵害だと感じても、訴える先は心許なく、あまり声高に叫べば、国外追放となることもあるでしょう。
国家という後ろ盾を失えば、どんなに正しい声でも、国際社会の中では耳を傾けてもらえる機会は大きく減ってしまう——。
世界に通用する能力を持つ人には選択肢があるかもしれませんが、そうではない多くの人にとっては、国を失うことは、ただではすまない変化になるでしょう。
だからこそ、もし「今の生活を守りたい」「落としたくない」と思うなら、政治に目を向ける価値はあるかもしれません——
今こそ独立した意識を持つときかもしれません。
そして孤立ではなく、独立を心の中で意識しましょう。
もう、リミットはそこまで来ているかもしれないのですから。
どの国とかではなく、どこにでも、誰にでも、起こりうることなのです。
—— Astraea, Goddess of Justice
(正義の女神 アストレア)
今回はこちらの企画に参加したく、書きました。どちらのお題も私には難しかったですが、考える時間にはなりました。刺激ありがとうございます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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