宅建試験 |受かる人はパレートの法則を知っている |落ちる人はパレートの法則を知らない
前回の記事では、宅建試験は80点主義×8割で合格点を達成することを説明しました。
この80点主義は「パレートの法則」に基づいています。
1.パレートの法則とは
「パレートの法則」は、提唱者である、ヴィルフレド・パレート(Vilfredo Pareto, 1848–1923) の名前からネーミングされています。よくある、欧米か!式の名前の付け方ですね。
パレートさんはイタリアの経済学者・社会学者で、1896年に所得分布の研究から「イタリアの富の約8割を、人口の2割の富裕層が所有している」という事実を確認し、これを法則化しました。
なので、この法則は「80:20の法則」とも呼ばれています。
また、パレートさんは園芸家でもあり、えんどう豆の収穫量でも「全体の2割のサヤが収穫の8割を生み出す」と気づいた、とも伝えられています。
このパレートの法則は、ビジネスでは「企業の売上の8割は、2割の人気商品割から生まれる」とか、日常生活でも「普段着る服の8割は、クローゼットの中の2割程度」、のような場面で使われています。
2.試験勉強におけるパレートの法則は
そして、パレートの法則を宅建試験に当てはめてれば、こんな感じです。
「試験問題の8割は、特に重要な20%のテーマから出題される」
「出題頻度が高い2割の範囲に集中することで、得点の80%を確保できる可能性がある」
前回の記事では80点主義でいくことで合格点に到達すると説明しましたが、パレートの法則を知っていれば、この80点主義のためには、全体の20%をカバーする努力でヨイことがわかります。
3.こんな法則もある
パレートの法則のほかにも、ベル研究所のトム・カーギルという人が提唱した「90:90の法則」というものもあります。ちなみに、こちらは「カーギルの法則」という呼び名は無いようです。。
この法則は、ソフトウェア開発に関して、「最初の90%のコードを書くのに全体の90%の時間がかかり、残りの10%のコードを書くのにさらに全体の90%の時間がかかる」という内容です。
合計すると180%になるので「?」ですが、これはプロジェクトが当初の予定を大幅に超過することを示しています。
4.努力と時間と成果の関係性を知っておく
こうした時間の使いかたをパレートの法則にあてはめれば、残る20%のために80%の時間が必要、ということになります。
高得点狙いの完璧主義は、努力に対する「コスパ」も、時間に対する「タイパ」も悪いのです。
