スマホで撮った写真が「お金」になる?高校生の時私がやっていた写真提供の副業
「特別な機材もない、プロでもない、それでも写真でちょっとしたお小遣いが稼げる方法がある」
そう聞いて、正直最初は半信半疑でした。
私が高校生のころ、スマホ副業をいろいろ試していた中のひとつが、この「写真提供の副業」でした。
カメラは持っていません。使っていたのはずっとスマホです。
それでも「ストックフォトサービス」という仕組みを知ってから、撮りためていた写真を見る目がちょっと変わりました。
今回は、この仕組みと、実際にやってみて分かったことを、できるだけ分かりやすくまとめてみます。
【写真提供の副業ってどんな仕組み?】
やることはシンプルです。
自分で撮った写真を「ストックフォトサービス」に登録しておくと、企業や個人がその写真を広告やブログ、資料などに使うためにライセンス購入してくれることがあります。
その売上の一部が、報酬としてクリエイター側に入る、という仕組みです。
ここで最初に誤解しやすいポイントがあります。
「1枚撮ったら必ず○円もらえる」わけではないということです。
報酬はサービスによって、そして
・写真がどれだけライセンス(利用)されたか
・登録している作品数
・需要(みんなが欲しがる写真かどうか)
・サービスごとのクリエイターランクや契約
条件
によって変わります。
つまり「コツコツ作品を増やしながら、売れる感覚をつかんでいくタイプの副業」というのが実態に近いです。
「スマホだけで誰でも月5万円」みたいな話ではなく、地道に積み上げていく副業だと思ってもらえると、期待値のズレがなくて良いかなと思います。
【主要なストックフォトサービスを比較してみる】
登録できるサービスはいくつかありますが、代表的なところの報酬率(公式に案内されている範囲)を、ざっくり紹介します。
・Adobe Stock:だいたい3割ちょっとが自
分の取り分になるイメージ
・Shutterstock:最初は少なめ、たくさん売
れていくと取り分がどんどん増えていく仕
組み
・PIXTA:実績が増えるほど取り分がアッ
プ。人物写真を専属で扱うと、さらに高く
なることも
・iStock:契約内容によって取り分が変わる
仕組み
・Dreamstime:他のサービスと違う独占契
約にすると、取り分がぐっと高くなる
・123RF:ダウンロード数が増えるほどレベ
ルが上がり、取り分もアップ
細かい割合や計算式はサービスごとに違いますし、途中で変わることもあります。
なので「実績に応じて自分の取り分が増えていくサービスが多い」くらいのイメージで覚えておけば十分です。
円換算額も為替レートで変わるので、まずは「ドルベースで少しずつ積み上がる」という感覚を持っておくと良いと思います。
【実際に始める手順】
流れ自体はどのサービスもだいたい共通しています。
1.撮影する:スマホでOK。特別な機材は必須ではありません。
2.サービスに登録する:上で紹介したようなストックフォトサービスにアカウントを作ります。
3.写真をアップロードする:タイトルやタグ(検索されやすいキーワード)をつけて投稿します。
4.審査を受ける:内容やクオリティ、権利関係などのチェックが入ります。ここで公開できる写真かどうかが決まります。
5.販売・ライセンスされるのを待つ:誰かが写真を利用すると、その分が報酬として反映されます。
6.報酬を受け取る:サービスごとに定められた条件(最低支払額など)を満たすと出金できます。
私が実際にやってみて感じたのは、③のタイトルやタグをつける作業が意外と大事だということです。
検索されなければ、そもそも見てもらえないので、「誰が」「何のために」その写真を探しているかを想像しながらキーワードを考えるのがコツだと思います。
【どんな写真が売れやすい?(あくまで傾向として)】
これは断定できる話ではないのですが、傾向として言われがちなのは、
・誰でもイメージしやすい「日常の一コマ」
(仕事、食事、暮らしなど)
・企業がブログや広告で使いやすい、余白や
シンプルさのある構図
・季節感やイベント感が伝わるもの
といったあたりです。
「これを撮れば絶対売れる」というものではなく、実際に登録してみて、どんな写真が反応(閲覧やライセンス)につながるかをデータで見ながら調整していく、という進め方が現実的だと思います。
【気をつけたい権利関係のこと】
ここは地味に見えて、実はいちばん大事なポイントです。
・人が写っていて、その人だと分かる写真をストック素材として売る場合、「モデルリリース」という本人の許諾が必要になることがあります。
顔だけでなく、声・タトゥー・服装・周囲の状況などから本人が特定できる場合も注意が必要です。
・公共の場所で撮ったスナップ写真でも、状況によってはモデルリリースが必要になるケースがあります。「公共の場所だから許可なしでOK」とは言い切れません。
・私有地や、特徴的な建物・作品などが写り込んでいる場合、「プロパティリリース」が必要になることもあります。
・ロゴ、商標、企業名・ブランド名、パッケージ、著作物などが写り込んでいる写真は、権利トラブルの原因になりやすいので避けるのが安全です。
投稿する前に、それぞれのサービスの審査基準やコンテンツポリシーを確認しておくと安心です。
【まとめ:「写真が趣味」から、小さく始めてみる】
写真提供の副業は、「これさえやれば誰でも簡単に稼げる」という類のものではありません。
ただ、スマホひとつからでも挑戦できて、コツコツ作品を積み上げていくタイプの副業としては、始めやすい部類だと思います。
まずは手持ちの写真の中から、人が写り込んでいなかったり、ロゴなどの権利関係の心配が少ないものを何枚か選んで、どこか1つのサービスに登録してみる。
そこから、どんな写真が反応につながるかを見ながら、少しずつ増やしていく。
そんな小さな一歩から始めてみるのはいかがでしょうか。
