ミカクテイ事件の観測者-Demons'Timeline-(クリア後 感想)
クリア記念の感想メモになります。クライマックスの展開で思ったことずらずら書きます。
※アドベンチャーゲーム(ADV)大好きな人間が書いた記事です。
このゲーム以外にも別のゲームや漫画のネタバレも混じっているので、以下お読みいただく際は十分注意ください。
感想メモ
私は、歴史修正がクライマックスにある展開がめちゃくちゃ好きです。一見ご都合主義かもしれないですが…。
この展開は一貫して、幸せを手に入れるために、これまでの記憶や経験、人との出会いなどをすべて「無い」ものにするリスクを背負うことになります。
そのリスクを背負う覚悟ができた主人公はすべての始まりの場所に辿り着き、そこで歴史修正を実行します。
その修正後の世界では、、、というのがクライマックスでの大まかな展開になろうかと思います。
私はこの展開と初めて出会ったのは小学生時代に読んだ漫画の「ドラえもんのび太の鉄人兵団」になります。
詳細は伏せますがクライマックスは泣いたくらいこの漫画が好きです。
目の前の問題を解決するのではなく、すべての原因となった地に戻り、断ち切るというのがなんとも無常を感じます。
でもお話しによっては、歴史修正後の世界でも何故か覚えていたりするのですよね。「どこかで出会いましたっけ・・・?」といったぼやけた感じで。
私はこれが超大好物です。
ループものに似ていますが、ループものはループするごとに主人公が経験値を重ね、最終的に問題を突破することに重きを置いているのに対して、
歴史修正は失敗が許されない感じがあり、かなりハラハラします。(このゲームも展開上6回ロールバックしてますが、ループものぽくは感じませんでした)
ちなみにゲームだと、ゴーストトリックが思いつきます。ループものだと、レイジングループ、魔法少女ノ魔女裁判あたりがパッとでてきます。
ADVゲームはチャプターセレクト、シナリオチャートやログ等で戻れたりするので、特に親和性が高いですよね。
このゲームも最後はプレイヤーの手によって歴史修正されてしまいます。始まりの事件が最初から無かったものとしてー。
そして、エンドロールとともにその世界の一部が覗けます。
プレイ中に見てきた負の感情が吐き出されたタイムライン達が嘘のように。
誰も病まずに。人の幸せだけを願い。誰かのために生きるタイムラインに。
そうです。主人公は、プレイヤーはやってのけたのです。
プレイヤーは別の世界に確定させてしまいました。けど、なんなんでしょうね。この達成感。
もし私たちのいる現実が本当に、こうだったらいいのにね。という現実への負の感情も心のふちにどこかに抱きつつも、
こういうタイムラインにすることもできる可能性を私たちに提示してくれた、そんな気がしてならないのです。
なんにせよ、私はこのゲームをプレイして本当に本当によかった、と思いました。
一旦、クリア後の終盤ストーリー感想を特に推敲せずに書いてみました。
もし、全体ストーリーやシステム周りでなにか思いついたら加筆しますね。
開発者の方、素敵なゲームありがとうございました。
~加筆~
システム周りで好きな点
・会話が極力2行に収めてる。
ADV好きならほとんどの方は知っているであろう、逆転裁判。
短いテキストボックスでありながら、癖の強いワードを収めてくるのですが、このゲームもほとんど2行で収めてます。
一見簡単のようで、滅茶苦茶配慮しないと枠に入らないので苦労がうかがえます。
他に好きな点
・パロッターの本物度!
我々の世界に存在しないネットミームであるものの、かなり本物と見間違うくらい本物らしさはありました。
裏の鍵アカウントとかもそれっぽい。しばらくエックスのタイムラインもなんだかゲームの続きをしている感覚になりました。
それくらいこのゲームが気に入ったのだと思います。
・ゲームの顔である、にゃすてりあが可愛い。
唐突に別ゲームの話ですが、最近発売されたプラグマタの少女が老人だったら、今より売れてただろうか?とよく考えてしまいます。
やはり可愛いは正義ですね。
箱内にゃすてりあ。シュレディンガーの猫モチーフだと思うのですが、素晴らしいデザインでした。
・一部の主人公の考えが一致した点
私たちが住む現実の世界でも、たった1人だけで開発したゲームがあるという話…。
仮に宣伝ワードだったとしても、とにかくすごい強い言葉だったので、そのゲームに圧を感じ買えておらず、敬遠していました。
このゲームの主人公も似たことに言及していたので、私一人が抱いていた感情ではなかったのだと少し安心感を覚えました。
SNSを利用する際は穏やかに発信したいと心に誓ったのでした。
気になった点
・デスクトップ画面でエレコ達と話すと、それまでのログが消えるときがありました。
結構頻発していたので、ログを見たいときはちょっと不便に感じました。
くらいですね!改めてありがとうございました!

