【✨20部突破✨】🍞借金があるのに、メロンパンを買った朝💸
こんにちは。
限界派遣社員の、かのんです🌿
お金がない日って、
何をしていても、頭のどこかでお金のことを考えてしまいます。
ごはんを買うときも。
飲み物を買うときも。
仕事を休むときも。
「これ、今のわたしが使っていいお金なのかな」
「また無駄遣いしてるんじゃないかな」
「来月、大丈夫なのかな」
そんな言葉が、ずっと頭の中で鳴っている。
だから、たった200円くらいの買い物でも、
ひどく悪いことをしているみたいな気持ちになる日があります。
でも、最近思いました。
お金がないからって、
心まで全部削りきらなくてもいいんじゃないかって。
これは、借金があるのに、
歯の痛みで仕事を休んだ朝に、
わたしがメロンパンを買った日の話です。
節約術でも、買ってよかったもの紹介でもありません。
ただ、
「お金がない日でも、わたしの心を守ってくれたもの」
についての、生活の記録です。
🦷 歯の痛みで仕事を休んだ朝
その日は、歯の痛みがひどくて、
仕事を休みました。
正確に言うと、
「休みたい」よりも、
「もう会社に行く気力が残っていない」に近かったです。
歯の痛みは、口の中だけで終わってくれなくて。
頭。
首。
首元のリンパ節あたり。
腕。
そこまでじわじわ広がっていて、
痛みなのか、痺れなのか、
もう自分でもよくわからない感じでした。
何かに集中しているときは、
少しだけ痛みを忘れられる。
でも、ふっと気が抜けると、
また痛みが戻ってくる。
身体がずっと、
「もう無理だよ」
と言っているようでした。
それでも、仕事を休む連絡をしたあと、
わたしの中には罪悪感と安堵感が同時にありました。
休めてよかった。
でも、休んでしまった。
このふたつが、同じ場所にありました。
🌞 快晴なのに、惨めだった
その日は、やけに天気がよかったです。
快晴でした。
本当なら、
少し気持ちが軽くなってもよさそうなのに、
その日のわたしには、逆でした。
空が明るいぶん、
自分だけが取り残されているみたいに感じました。
会社に行く人は行っている。
ちゃんと働いている人は働いている。
わたしだけが、痛みに負けて休んでいる。
そんなふうに思ってしまいました。
コンビニまでの道も、
いつもなら数分で着くはずなのに、
途方もなく長く感じました。
歩いているだけで、身体が重い。
歯が痛い。
首も痛い。
腕も変な感じがする。
でも、お金もない。
仕事も休んだ。
そんな状態で、
快晴の道を歩いている自分が、
なんだかすごく惨めでした。
💭 頭の中で、自分を責める声
わたしの仕事は、所謂下請け業務です。
今は案件がなくても、
それでも仕事に行っている同期がいます。
そのことを思うと、
余計に自分を責めてしまいました。
「お金ないし、来月のお給料に響くのに、何を休んでるんだろ」
「やっぱり私、変われてないのかな?」
「同期みんなは偉いよ。私なんて……」
そんな言葉が、頭の中でぐるぐるしていました。
そして、時給制で仕事をしているので、
欠勤して、その日の文のお給料が減ることも、もちろん怖かった。
でも、たぶん一番怖かったのは、
そこじゃなかったんです。
一番怖かったのは、
「自分が何も変われてない気がすること」
でした。
昔から同じところで苦しんでいる自分。
また同じ場所に戻ってきてしまったような感覚。
ちゃんとしたい。
立て直したい。
変わりたい。
そう思っているのに、
結局また、痛みや不安で立ち止まっている。
そのことが、すごく怖かったんです。
🏪 ローソンに向かった理由
そんな朝、
わたしはお腹が減ったので、
重い足取りのまま、ローソンに向かいました。
理由は、SNSで話題になっていた
「ゴロチョコ!メロンパン」を探していたからです。
数日前から気になっていて、
あちこち探したけれど見つからなくて。
せっかく今日は休んだし、
近くのローソンにあるかだけ見てみよう。
そう思って、痛む身体で歩きました。
今思うと、
自分でも少し不思議です。
会社には行けなかったのに、
メロンパンを探しに行くことはできた。
でも、それはたぶん、
さぼりたかったからではありません。
その時のわたしには、
何かひとつでも、
「楽しみにしていいもの」
が必要だったんだと思います。
今思えば子どもの頃から、
わたしが好きなパンは、ずっとメロンパンでした。
新しいパンをいろいろ食べても、
結局、戻ってくるのはメロンパン。
その好みだけは、
昔から変わっていませんでした。
🍈 やっとあった
近所のローソンに入って、パンの棚を見ました。
そして、見つけました。
ゴロチョコ!メロンパン。
「あ、あった」
その瞬間、
胸の奥が少しだけゆるみました。
大げさだけど、
「やっとあった」
と思いました。
何日か探してもなかったものが、
その朝にはあった。
仕事を休んだから、見つけられた。
そう思ったら、
ほんの少しだけ、
「休んでよかったのかもしれない」
と思えました。
もちろん、そんな簡単に罪悪感が消えるわけではありませんが。
お金の不安もある。
仕事を休んだ事実もある。
身体も痛い。
それでも…見つけた瞬間だけは、
頭の中の責める声が、少しだけ遠くなりました。
ただのメロンパン。
たぶん、他の人から見たら、
それだけのものです。
でもその日のわたしにとっては、
ただのメロンパンでは終わりませんでした。
ここから先は、
その192円のメロンパンが、
どうしてわたしにとって「浪費」ではなく「回復」になったのか。
そして、
お金がない日でも、
心まで貧しくしないために、
わたしが少しだけ考えたことを書いていきます。
ここから先は
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