胸に刺さる夜、静かな喫茶店で
私は私の人生を生きる。
息子の人生は息子のもの。
だから普段は楽になっている。
だけど時々、息子がぶつけてくる恨みや怒りに、ふと打ちのめされる。
私が悪かったことについては、
素直に謝ったけれど、
彼の中にあるその気持ちは、
ずっとあるんだろう。
今日、その一撃を受けて、
私は奈落の底に突き落とされた。
それでも、また上がれると自分を信じたい。
今日はただ、深く沈んで、ゆっくり休む日。
お気に入りの喫茶店で、アールグレイが
私の胸を温めてくれている。
私はやはりまだ、理屈で彼と関わっているのだろうか。
心で感じて、理屈ではないところ、
魂の部分で関われていないのだろうか。
──親子だからこそ、言葉はこんなにも深く突き刺さる。
