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感謝は目に見えないもの

― 想像力が育む「ありがとう」の心 ―
🌿やさしく響くことばたち Vol.16

はじめに

ある時、私は「感謝が足りない」と言われたことがありました。
その言葉に、少し驚いたことを覚えています。
なぜなら、私は誰かに何かしていただいた時には、必ず「ありがとう」と言葉にしていたからです。
自分では感謝している「つもり」だったのです。

けれど、その一言をきっかけに、改めて「感謝とは何か」を深く考えるようになりました。


形のあるものだけが優しさではない

感謝とは、実は「形のないもの」に心を寄せることではないでしょうか。
たとえば――

「ここはあえて言わない方が、この人のためになる」

そんな目に見えない優しさや思いやりもあると思います。
言葉や行動として表に出ないからこそ気づきにくい。
けれど、そこに確かに存在する想いを汲み取ることができたとき、感謝の気持ちはより深まるのだと思うのです。

私はそんなことに気づけていなかったからこそ、「感謝が足りない」とその人は教えてくれていたのかもしれません。


想像力とつながる感謝の心

形のないものに感謝できる心は、想像力とつながっているように思います。
相手の中にある見えない優しさや思いやりを想像し、その先に「ありがとう」を込めること。

言葉にならない部分に気づけたとき、感謝の心はより深まっていくのだと思います。


あとがき

「感謝が足りない」と言われたあの日、私は少し戸惑いました。けれど、その言葉があったからこそ、感謝を「形あるもの」だけに求めず、見えない部分にも心を向けることを学ぶきっかけになったのです。

目に見えない優しさや愛情を想像できること――それは、心をやわらかくし、人とのつながりを深めてくれる力になるのだと思います。

これからも、目に見えないものに「ありがとう」を見つけられる自分でありたいと思います。

そういえば、こうして私から見えていない場所で、読んでくださっている皆様にも「ありがとう」なんですよね♡

そして、この文章を読んでくださったあなたにも、日々の中の小さな「ありがとう」が見つかりますように。

いつもありがとうございます(^^)

🎹 広原かおり|Electone & Piano

演奏する人の「想い」がまっすぐ届くように。
教える・奏でる・綴るを通じて、音楽の“心の部分”を伝えています。
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