猛暑のベランダで、オクラだけは枯れなかった話
6月から、ベランダ菜園を始めました。
もともとADHD気質で飽きっぽく、外で働く体力もあまりない私。 植物の世話なんて気を使うことばかりだし、続けるほうがよっぽど難しいのは分かっていました。
それでも「何かやってみたい」「少しでも節約になればいいな」と思い立って、ほぼ衝動でスタート。もちろん、知識ゼロの完全なド素人です。
案の定、7月末から8月にかけての夏は本当にきつかった。 とにかく暑い。酷暑日が続くような異様な暑さで、朝イチの水やりだけで汗だくになる毎日。
ほかの植物たちがへたるなか、オクラだけは、なぜか青々と残ってくれたのです。
オクラは、想像以上にタフでした。 この猛暑でもぐんぐん育ち、毎日のようにきれいな花を咲かせ、気がつけば新しい実をつけている。
「ちゃんと収穫がある」というのは、途中で放り出さないための大きな理由になりました。
品種を選べば、採れたてを洗ってそのまま生で食べられます。 朝採ったばかりのオクラを適当に刻んで、納豆ご飯に混ぜて食べる。 「自分で育てたものを、収穫して食べる」――立派な健康志向とかじゃなくて、ただそれが純粋に楽しかったんです。


表面の毛は柔らかく全く気にならない。
もちろん、ベランダの植物すべてがうまくいったわけではありません。 でも、「こんな自分」でも奇跡的に続いたのが、たまたまオクラだったというだけ。
完璧に管理できた夏、なんて言えません。 「1つでも収穫できたら大成功」くらいの、ゆるい夏。 それでも、オクラだけは枯らさずに済みました。
もし同じように「何をやっても続かない自分」に落ち込みつつ、それでもベランダ菜園を始めてみたい人がいたら。 (特に夏が熱い地方在住の方!) 来年の夏野菜の最初の一本に、ぜひオクラを選んでみてほしいです。
