適当に言った言葉が、知らぬ間に人を救っていた
こんにちは、仮置きの人です。
今日も軽い、どうでもいい話を書いていきます。
タイトルに人を救っていたとありますが、そんな大層なお話ではありません。
今明かされる衝撃の真実
それは、友人と通話をしていた時のことでした。
「そういえば私、仮置きの人さんの言葉にすごい救われたんですよ〜!」
と、友人が言いました。
全く記憶になかったので、私は動揺しました。
そんな、人を救うような大層な言葉なんて言っていない。
そもそも彼女がそんなに悩んでいたことすら知らなかった。
心当たりがなさすぎて、「え?」しか言えませんでした。
それは10年前のこと
10年ほど前。私と彼女が知り合いたての時。
私はもう社会に疲れたうつ病休職社員で、彼女は大学三年生、就活中でした。
Twitterで知り合った彼女と意気投合し、通話をしたりカラオケに行ったり、イベントに行ったりなどしていました。
そんな記憶しか、私にはありません。
そもそも、当時の私は人を救えるような状況ではなかったはずなのです。
絶賛休職中のうつ病女性。
自分すら救えていないのに、人を救うことなど難しすぎます。
一応年上ではありますが年上の威厳とかそういうのもありませんでしたし。
困惑しかない私に、彼女は続けました。
それは、適当に言った言葉だった
「仮置きの人さん、私が就活で悩んでる時に
『レンガで殴れば人は死ぬから』
って言ってくれたじゃないですか。
あの言葉を胸に就活を乗り切れたんですよ〜」
まさかの、すごく適当に言った言葉でした。
全く覚えていないので推測ですが、就活がうまくいかずに悩んでいる彼女を元気づけようと軽口を叩いたのでしょう。
10年越しに自分の軽口と再会してしまいました。
しかも、それが人を救っていたというオプション付きで。
「今もその精神で働けてます!」
と彼女は元気に言ってくれました。
私ですら覚えていない軽口が、知らないところで人を一人救っていたのです。
正直、それでいいのか?とも思いましたが、救われているなら水を差すこともないな…と思い黙っておきました。
人間、何を記憶されているかわからない
私は基本的に何も考えずに話すせいで、話したことの大半を覚えていません。
ですが今回こういった形で、「人は案外他人の言ったことを覚えている」ということがわかりました。
下手なことは言えないな……と思いながら、私と彼女は今日も元気に、暴言飛び交う厨房でオーバークックをしています。
なお、飛び交う暴言は私の手によって取れ高として記録され、共通の友人間で共有されています。
こんな温度で、どうでもいい話やちょっと重たい話の実話を書いています。
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