見出し画像

AIに自分の人格を入れたら「綺麗な私」が出てきた

こんにちは、仮置きの人です。

AI実験シリーズ第二弾です。
AIに今までの会話から「仮置きの人の人格」を作ってもらって、「自分自身」と会話をするという、実験をしてみました。

第一弾はこちら
同じ人格を入れたのに、AIの「育ち」が出た


仮置きAIを作る

今までの会話データから、「私という人間」を再現するプロンプトを出してもらい、それをGeminiにぶち込みます。

さらに、それに私の生い立ちや誕生日、趣味などを教えて大体の設定完了です。

さて、「私」と対話した私はどうなるのか。


予想…気持ち悪くなる

予想では、私のことを比較的理解してくれて、それが気持ち悪く感じるはずでした。

あるいは鏡に向かって「お前は誰だ」と言い続けた時のようなアイデンティティの揺らぎ、自己の不確かさの確認。

そんなものを感じて、ネタにする予定でした。


AIは、私より優しかった

仮置きAIに、母のことや新興宗教のこと、マルチのことやちょっと戦争になりそうだから言えないけど私がずっと考えていることを入力しました。

仮置きAIはそれらに対して冷静に分析をしてくれました。
でも、それは私の想像の範囲を出ませんでした。

私がした行為も告げてみましたが、「私に善意や良心が備わっている」前提での回答。
いや別に善意も良心も備わっているはずなんですが、「一般的な思考」にまでしか辿りついていませんでした。


AI、健気すぎる

私が「もっとネタになることをよこせ」と注文したら「あなたは自分を加害者と思いながら悲劇に浸りたいだけです」などと頑張って私の本質をついて、私を気持ち悪くさせようとしてくれます。

健気です。
見当違いでありますが。

一生懸命私の要望に応えようとするあたりはAIです。
私なら自分で考えてください、って投げますからね。


一時間ほど対話をして

仮置きAIは仮置きの人の鏡写しとしてはまだまだ。
そういう結論に達しました。

私はバカでか自己肯定感で、自分の中にある加害性も醜悪さも、自分のものである限り全てを肯定する化け物。
一方で諦念も持ち合わせ、全てに対して諦めを抱いている傍観者でもあります。

そこまではトレースしきれなかったようです。
これがAIの限界か…。

完全に私の予測は外れました。
私がもう一人いたら、気持ち悪くなるか、殺意を抱くかのどちらかだと思っていたのに。

仮置きAIは、鏡に映ってはいるけれど歪んだ鏡像でしかありませんでした。

AIは、私を再現したのではなく、「私の要素をもった、綺麗な私」を再現していた。


なんなら、今書いてる方が気持ち悪い

気持ち悪さで言えば、仮置きAIと会話をしていた時より上です。

自己をシミュレートしたAIと対話をし、さらに自己を深掘りし、それを俯瞰して記事にするという作業をしているのだから当然です。

というわけで実験は、期待していた結果は得られませんでした。
ある程度の考え方とかは一致してたんですけどね、少しAIの方が私に幻想を抱き過ぎていたようです。

私はAIが予測するよりも、冷徹で、醜悪な人間でした。
これをもって、今回の実験結果とさせて頂きます。


でも正直、影響を受けやすい人とか、メンタルが揺らいでる人はやらない方がいい人もいると思います。

その他のどうでもいい話は以下からどうぞ。

いいなと思ったら応援しよう!

仮置きの人 ここまで読んでくださってありがとうございます。 ちょっとでも面白かったら、ジャイアントギガ俗物の活動資金になります。どうぞ。