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香詩乃のひとりごと|肩書きより、その人が何を見てきたか



香詩乃のひとりごと
第4話|肩書きより、その人が何を見てきたか

こんにちは、香詩乃です。

これまで2回、肩書きと情報の価値についてお話ししてきました。今日はもう少し踏み込んで、「私は何を見て情報を選んでいるのか」についてお話ししたいと思います。

■ 肩書きだけで信用することはない

私自身、医師という肩書きだけを見て、その情報を無条件に信用することはありません。

これは誤解しないでいただきたいのですが、「医師は信用できない」という話では、まったくありません。医師にも一人ひとり違いがあって、とても優秀な方、誠実な方、自分に合う方、合わない方がいます。それは、どんな仕事でも同じだと思います。

ただ、「医師が言っているから正しい」「肩書きがあるから間違いない」という判断の仕方は、私はしていません。それよりも、その人が何を専門にしていて、何を根拠に話しているのか、実際にどんな経験をしてきたのかを見るようにしています。

■ 薬剤師の方から教えてもらったこと

これまで、薬について本当によく勉強されている薬剤師の方に出会うことがありました。お話を伺っていると、「この方は、薬のことを心から理解しようとしているんだな」と感じることがあります。

こういう方の言葉には、肩書き以上の説得力があるように感じます。逆に言えば、私が見ているのは肩書きそのものではなく、その人がどれだけ誠実にその分野と向き合ってきたか、ということなのだと思います。

■ 自分が学んできた分野だからこそ気づくこと

私は東洋医学を中心に学んできました。ですから、西洋医学の専門家の方が書かれた記事を読んで、東洋医学について触れている部分があると、「あれ、これは少し違うかもしれない」と感じることがあります。

これは、その方の実力を疑っているという意味ではありません。専門とする分野が違えば、当然、説明の仕方や理解の深さも変わってきます。それは私自身も同じで、西洋医学については、医師の方以上に知っているような書き方は絶対にしません。私が向き合ってきたのは、あくまで東洋医学の視点です。

■ 「何を見てきたか」を大切にする理由

肩書きというのは、いわば入り口の情報です。でも、その人が実際に何を見て、何を経験して、何を大切にしてきたか。そこにこそ、本当の意味での専門性や誠実さが表れると思っています。

だから私自身も、資格や肩書きだけで語るのではなく、これまで向き合ってきたお客様との時間や、自分自身が体験してきたことを大切にしながら、これからもお話ししていきたいと思っています。

次回は、「『先生が言ったから』で終わらせない」というテーマでお話しします。



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