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もう、長い月日が経ったんだなと。

百万石音楽祭2026-ミリオンロックフェスティバル-
お疲れ様でした。今年も楽しませて、もらいました。

昔の友人に会えたり、何も考えずに音楽に浸るだけの時間にあてれたりと素敵な時間でした。

ふと感じたことをただただ綴っていきます。

ちょっとした客層の変化

今回、最初に感じたのは、客層のちょっとした変化です。

「家族連れが増えていた。」

2014年から参加している身です。ミリオンロックが始まってもう12年にもなるのですね。干支が一周しているではないか。

12年の月日というのは、莫大です。子供で言えば、小学校に入学して、高校を卒業するくらいの月日ですから。私も初めて参加した当時は大学生でした。それが、もう30代のおじさんですからね。人として大きな変化が起こるわけです。

音楽フェスに訪れるメインターゲット層は、SNSを通じた情報収集や体験消費に積極的な10代後半から30代前半くらいまでかなと思っています。開催時期からミリオンロックに参加している人は、30~40代くらいになっています。メインターゲットの年齢層が、大幅にシフトしているように思えるのです。

30~40代は子育て世代にも合致していて、お子さんが小学生になっているとことも少なくないと思います。実際、私の友人も来年から小学生って方が何人もいます。

そうなってくると、親が行きたいから子供にもフェスに参加させるという英才教育が始まるはずです。会場を見てみても、ベビーカーを置いてリラックスしている家族、子供を抱えて盛り上がっているお母さん、ちょっと行ってくるわと最前線に突っ込むお父さん、ちょっと大きいライブTを着てはしゃぐお子さん。いろんな方がいました。音楽は爆音なので、小さい子供だとイヤフォンやヘッドフォンなどをした方が良いっていうのもあるんですが、みなさんやっている印象がありました。音楽好き、抜かりがありません。

素晴らしいと感心してしまいました。ここから新しいライブキッズが生まれるとなると、どんな音楽の趣味なるのか楽しみな気がしています。


ちょっとした楽しみ方の変化

そんな、来場者の変化と同じように自分にも月日を感じた部分がありました。

ロックライブの楽しみ方も人それぞれです。後ろでゆっくりと音を楽しむ者、モッシュやサークルに参加して、会場の雰囲気を全力で味わい盛り上げる者、自分のペースで好きに身体を動かしてハイになっていく者。本当に様々です。

私は、モッシュやサークルに参加して、会場の雰囲気を全力で味わい盛り上げる者、自分のペースで好きに身体を動かしてハイになっていく者のハイブリッドな楽しみ方をしているのがメインです。頭空っぽにして音楽に全てに身を任せて、身体を動かしていく。友人にも「あいつは、ライブでおとなしくしているのがおかしい。」と言われる始末ですからね。

しかし、最近は、後ろでゆっくりと音を楽しむ者の味わい方も良いなと感じことが増えてきました。アーティストの熱量とそれに全力で応答する観客たち。場を作っている者たちを両方見て、会場全体の雰囲気が思いを受け取るのを味わう。そんな感じです。

ミリオンロック day 1 で「MONOEYES」と「ROTTENGRAFFTY」が同じ 15:40 スタートでタイムテーブル上で完全に被っていました。

Day 1 タイムテーブル

見たいアーティストで完全に会場が別れるシチュエーションです。「MONOEYES」 はどちらかというと浸るアーティスト、「ROTTENGRAFFTY」 は暴れて楽しむアーティストだと思っています。

ミリオンロックに来る時は、趣味嗜好が大体一緒な友人と落ち合うことが恒例行事です。

その友人から「MONOEYES いいんだけど、(激しさが)物足りなくて、気がついていたらロットン(ROTTENGRAFFTY の略称)で金色グラフティーで踊っていたわ」と言われたんです。

重視する音楽は人によって別々なのは、百も承知ですが、こういう楽しみ方もいいんだぜ。って思ってしまった自分がいました。その友人とは、ミリオンロックの数週間前にお互いの気になっているアーティストについてオススメしあっていて、お互いにいいねと共感しあっていたので、ちょっと刺さらなかったか〜。好みにズレはやっぱりあるんだなと感じた瞬間でした。


ちょっとした価値観の変化

上記と似たような話になるような気がしますが、音楽の価値の尺度が人によって一番差があるのかもしれない。

音楽、ライブもエンターテイメントの世界なので、表明的に分かりやすいニーズというものはあんまりないものだと思っています。

そして、好みが非常に分かれるジャンルだと思っています。パンク、歌謡曲、ラップ、レゲエ、ハードコア、ピコリーモ、メタル、コミカル、ジャズ、スカとかとにかく色々あります。


昔は、アニサマ(animelo summer live)に参加している際、自分の推しのアーティスト以外は全く見ない、もしくはその場で帰るって人に非常に嫌悪感がありました。

他のアーティストになんか失礼な感じがありましたし、自分の趣味嗜好の幅を広げるいい機会をなくしているだけなのではないかと。

しかし、私も似たようなことをしているなと思ってしまったのです。

私がライブで最高の瞬間は、あるアーティストの最高に好きな特定の楽曲が聴けた時です。その一曲を聴くために、数万円を出しているような感覚があります。

友人がふと「MONOEYES のアンカーが聞けたからもう、今日はチケット代ペイしたようなもんだわ」と言いました。

この一言には、ぐうの音も出ませんでした。確かに、他のアーティストも全力で楽しみますが、それに見合うような新しい音楽と触れる、ついでに見るって感じになっていないのかと。

これって見方によっては「自分の推しのアーティスト以外は全く見ない」のと似たようなことになっているのではないかと。

Apple music などのサブスクでは、アーティストの楽曲たちは、全く同じ値段、横並びでいつでも聴けるようになっています。そこからその楽曲たちに高い価値を生み出す、感じていくのは消費者である我々に委ねられています。

何マンも払ってでも見たいと感じるまでは本当に人によって変わってくるのです。音楽の価値の尺度が人によって一番差があるのかもしれないと感じた。そんなライブでした。


とにかく、今年も楽しかった。ありがとう、ミリオンロック!


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