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日光道中・奥州道中 その35「雨やみて 蓋を拭き拭き 溝浚え(草加宿)」

 草加駅前から、たぬきをかたどった看板やオブジェに引き寄せられるように、街道から少し離れた路地や商店街へと迷い込みます。
 前回とりあげた、たぬきさんの足跡の横で、もう一つ、気になるものを見つけました。

足跡の手前に ポン!
たぬきの巣穴「ポンホール」ではありません。
れっきとした「マンホール」の「蓋」です。

 道を歩いていて、路上に設置されたものを「マンホール」と呼んだり、例えば、「雨の日はマンホールが滑るから気を付けて歩く」という会話をしたりしますが、よく考えると、「マンホール」とは「人孔」、つまり「人が通るための穴」ですから、人が地下の下水道管などに降りていくための「穴」そのものの意味のようです。

 そして、路上に設置されたものは、厳密には「マンホールの蓋」と呼ぶべきかもしれません。

 この「蓋」を眺めます。
 「おすい」の文字がありますが、これは「汚水」で、路上に降った雨が流れ込む「うすい(雨水)」用の下水管とは別の、各家庭からの生活排水などが流れ込む「汚水」を通すための下水管へ通じる「マンホール」の「蓋」であることを意味します。

 「雨水(うすい)」用の「蓋」は、路上を流れる雨水を流し込むため、いくつもの小さな穴が開いていることが多く、「汚水」用の「蓋」は、汚水に雨水が流れ込んで「汚水」の水量が増えたり、「汚水」からの臭いが漏れ出したりすることを防ぐため、表面の穴は少ないことが多いそうです。

 引用:下水管の種別、汚水と雨水、マンホールについて

https://kanagawa-swf.or.jp/article_vol5/

 
 なお、路上で見かける「蓋」のうち、「マンホールの蓋」よりも小さいサイズのものは、人が通るための穴ではなく、内側に設置された電気や通信などのケーブルの点検や作業の際に使う穴で、「ハンドホール」と呼ばれています。
 (ハンドホールは、ここでは出てこないので詳細は省略します。)

 
 画像のマンホールの「蓋」に戻ります。
 この「蓋」に描かれている風景は、このあとの日光街道で出てくる、草加松原沿いの風景「百代橋と松並木」です。

 引用:草加市のデザインマンホール蓋について

 この「蓋」の絵柄は、草加市の市制40周年(平成10年)を記念して、市民投票により決められた絵柄が採用され、今では、この絵柄が「マンホールカード」にもなっています。

 引用:「百代橋と松並木」のマンホールカードについて

 今では、各地の観光案内所などで思いがけずに見かけることも多い「マンホールカード」ですが、その歴史は意外と新しく、平成28年(2016年)から始まりました。


 さて、足元のマンホールに目を向けたら、今度は、背中をのばして、頭の上に見える街灯を眺めましょう。


ぽここ~♪
上から見てるぽこ~
たぬきさんをかたどった
パネルが付けられている街灯。
「たぬき街灯」とは珍しいですね♪


 商店街を通り抜けると、見覚えのある建物の前に出ました。


 前回の記事に取り上げた、昭和期と今の風景を見比べる案内板に「旧 農協前」として紹介されていた建物です。
 今はリサイクル店のようなお店が入る建物ですが、この建物が「旧 農協」のようです。

 さらに商店街を散策しつつ、何かの視線を感じると・・・!

ぽんぽこフォレスト!
たぬきの森・・???
ここの、たぬきさんオブジェも
素晴らしく思います♪

 飲食店が入っている「ぽんぽこフォレスト」、まだ午後の時間で、中の居酒屋などは開店前のようですが、せっかくですので中を覗いてみましょう。

 この「入口」の文字のところ、たぬきさんの尻尾のようですね♪
 残念ながら、その上の部分は看板で隠されてしまっていますが、元々は、入口の壁にたぬきさんが描かれていたのでしょうか?

 その入口を、少し遠目から見ると・・・

あら?
通路の上の棚に、どなたかいらっしゃいますか?
ぽこ?
ぽ~ん♪
ぽここ~♪
賑やかな皆様のお出迎えです♪
幸せぽんぽこ
七福たぬき♪
月夜の村での、よい風景です。
大小さまざまな たぬきさん♪


居酒屋?の前にも、先ほどの暖簾♪
こちらは、スナック?の暖簾のたぬきさん。
丸いお腹に 花開く
色鮮やかな たぬきさんです♪


ここは
「たぬき小路六丁目」
だそうです
後ろ姿ぽこ~

 たぬきさんに見送られて、商店街へと戻ります。
 街道からは二丁ほど離れた商店街、もう少し寄り道してみます。