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名古屋で大水害、帰宅困難者になるのか

【水害体験記】名古屋で鉄道全滅。徒歩1時間半の避難・帰宅ルートはどうだったか?(扉絵の写真は庄内川の様子)


1.まさかの鉄道が全てSTOP

 週2〜3日は出社し、残りは在宅勤務というスタイルなのですが、今日に限って出社日でした。夕方にはオフィスのあちこちの携帯電話から緊急速報の警告音が何度も鳴り響き、その頃にはすでにJRや名鉄などの鉄道網はストップ。定時終了間際になると、めったに止まらない地下鉄まで運転を見合わせてしまいました。

2.帰宅困難者になる?

 会社には大量の帰宅困難者が発生し、休憩室では非常食が配られ、誰もが社内での一泊を覚悟していました。会社のビル内にいれば空調も飲料水も非常食もトイレもあり、安全なのは間違いありません。

しかし、名鉄の運行情報を確認してみると、名古屋駅から少し離れた「須ヶ口駅」から岐阜方面へ向かう路線は動いている様子。「これに乗れれば、自分の最寄り駅まで帰れるぞ」と希望が見えてきました。

冷めても美味しい非常食
冷めても美味しい非常食

3.会社を出て徒歩で名鉄須ヶ口駅を目指す

会社から須ヶ口駅までの経路をGoogleマップで検索すると、徒歩で約1時間半。雨も小康状態になっていたため、「これならなんとか帰れるかもしれない」と判断し、非常食をいただいた後に会社を出ることにしました。

外に出ると、同じように歩いて帰宅を目指すサラリーマンの姿が多く見られました。街中を歩いていると歩道に大量の落ち葉が打ち上げられており、「先ほどまで冠水していたんだな」と実感します。水が完全に引いているかを確認してから進むべきだったと、防災上の反省点にも気づかされました。

途中で渡った庄内川や新川はかなりの水量で肝を冷やしましたが、大きなトラブルもなく無事に須ヶ口駅へ到着しました。

栄生駅に向かう途中の大渋滞と駅に向かうサラリーマン
栄生駅に向かう途中の大渋滞と駅に向かうサラリーマン

この頃にはJRや名鉄の一部も動き出していましたが、名古屋駅は大混乱で電車に乗るのも一苦労だったはずです。地下鉄もまだ再開していなかったため、須ヶ口駅まで歩いた選択は、おそらく正解でした。

前回の大水害では大変だった新川も、今回は大丈夫
前回の大水害では大変だった新川も、今回は大丈夫

4.無事電車に乗り帰宅

 須ヶ口駅に到着したときは、全身汗だくでした。非常食と一緒にもらった水を飲んで一息ついた後、駅のホームへ向かいます。

しばらくして到着した急行電車は名古屋方面からの乗客で激しく混雑していましたが、この駅で津島線へ乗り換えるために降りる人がいたおかげで、なんとか乗り込むことができました。その後は大きなトラブルもなく、順調に帰宅することができました。

5.あとがき

 一時は社内泊を覚悟したものの、帰宅できそうな道筋が見えたため「1時間半の徒歩」に挑戦してみました。いつか大災害に見舞われた際の実践練習も兼ねた行動でしたが、今回歩いた距離はおそらく自宅までと比較してわずか4分の1程度。それでも、なかなかしんどい道のりでしたが、災害時の行動パターンを知る良い経験になりました。

先日、通勤バッグに避難グッズを備える記事を書いたばかりでした。今回は使わずに済んだのが何よりでしたが、備えていたおかげで安心感がまったく違いましたね。

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かわちゃ(かわちゃドローン) これからもいろいろと記事を書いていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。