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【長谷寺】西国三十三所・第八番札所

私MBSアナウンサー河田直也とDJ風タレントくっすんこと楠雄二朗が、西国三十三所巡礼の札所とその周辺を巡ります。

今回は奈良県桜井市の安倍文殊院からスタートし長谷寺までの約8.7キロを歩きます。


安倍文殊院

創建645年

安倍文殊院は陰陽師、安倍晴明が生まれた寺院だといわれています。そして御本尊の文殊菩薩は快慶作の国宝です。

五体の像は渡海文殊群像と呼ばれています。その名の通り雲海を渡り智恵を授けるための説法の旅に出かけている姿を表しています。

仏師快慶の傑作、渡海文殊群像

維摩居士像、須菩提像、騎獅文殊菩薩像、善財童子像、優填王像
右手は降魔の利剣という剣を持ち、左手には蓮華を持たれています

じーっと見つめていると今にも動き出しそうなリアルな姿と雰囲気、そしてその美しさに見惚れてしまいます。個人的には大好きな仏像のひとつです。

「三人寄れば文殊の知恵」

ちなみにこの渡海文殊菩薩は日本三文殊のひとつに数えられています。

  • 知恩寺(京都府宮津市)

  • 大聖寺(山形県高畠町)

  • 安倍文珠院(奈良県桜井市)

「三人寄れば文殊の知恵」の文殊さまですね。

安倍文殊院を出て桜井市を西から東へ約6キロ、続いてやってきたのは次は相撲ゆかりの場所十二柱神社です。

十二柱神社

伊勢街道沿いにある十二柱神社

相撲発祥の地

十二の神様をお祀りしている神社で相撲のルーツとされる当麻蹴速たいまのけはや野見宿禰のみのすくねを祖としています。

よーく見ると狛犬を支えているのは小さな力士たちなんです。野見宿禰のみのすくねは日本初の天覧試合で勝利した力士で、相撲の神様として崇められています。

十二柱神社から約2キロ歩き今度は小さなお寺にやってきました。

法起院

ここ法起院は西国三十三所巡礼の番外札所です。三十三所には入っていませんが、この西国三十三所巡礼とゆかりの深いお寺という位置づけだそうです。

ハガキの語源、葉書の木

そしてこの法起院の境内にはちょっと珍しい木があります。それがこの葉書きの木。

古くから葉の裏側に願い事を書くと叶うと言われていて、大勢の方がここで願いを書き祈願しています。そして葉書きの語源になったともいわれています。

いよいよ目的地の長谷寺に到着です。

長谷寺

国宝に指定されている本堂
重要文化財の本坊、登廊、仁王門などがあります

宗派  真言宗豊山派
開祖  徳道上人
創建  686年
本尊  十一面観世音菩薩

十一面観世音菩薩

本尊十一面観世音菩薩立像
右手に錫杖、左手に水瓶を持たれています

長谷寺の御本尊は十一面観音でその高さは約10メートル。国内で最も大きい木造の観音さまです。その存在感は圧巻!

過去に何度か火災がありその度に造られなおした観音さま。現在の観音さまは室町時代1538年に造立されたものです。

観音さまの大きな足に直接触らせてもらいました

特別拝観の時にはなんと観音さまのすぐ側まで行きお御足に触らせてもらうことができるのです。

お御足の表面はつるつるになっていました。きっと大勢の方が訪れて触れたのでしょう。それだけ多くの信仰を集めたのですね。

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