日本語と英語でしりとりをしたら100万回以上続くと判明!
日本語と英語で「しりとり」をしたら、どこまで続く?
しりとりを数学で考える
しりとりを単なる遊びではなく「数学のグラフ理論」で考えると、面白い結論が出てきます。
単語=矢印(辺)
アルファベット26文字=点(ノード)
矢印を一筆書きのように全部たどれたら=「全単語を一度ずつ使い切るしりとり」が可能になります。
これを「オイラー路」と呼びます。条件がそろえば、持っている単語数そのままの長さでしりとりを続けられるわけです。
語彙データとして使ったもの
英語:Scrabble公式の辞書 CSW19、収録語数 279,496語【CSW19出典: Collins公式】
日本語:国立国語研究所が公開している大型辞書 UniDic、収録語数 872,831語【UniDic出典: Tanida 2023】
合計すると 1,152,327語 になります。
ルールA:「ん負けなし」の場合
日本語しりとりの定番ルール「んで終わったら負け」を外すと、条件はかなりゆるくなります。
結果:

理論上、100万回以上続くしりとりが可能になります。
ルールB:「ん負けあり」の場合
ここで「末尾がんの日本語語は負け」を採用すると事情が変わります。
「ん」で終わる単語は途中で出せず、最後の一手だけにしか使えません。
つまり、使える単語総数から「ん語」を引いて、最後に1語だけ追加できるかどうか、という計算になります。
UniDic内で「末尾がん」の語数は公的にカウントされていません。研究者の経験則や言語調査から、日本語語彙の5〜15%程度が「ん」で終わると考えられます。
計算すると:
5%の場合 → 約 1,108,687回
15%の場合 → 約 1,021,405回
つまり「ん負けルールあり」でも、100万回以上は続けられると推定できます。
まとめ
ん負けなし → 1,152,327回
ん負けあり → 1,021,405〜1,108,687回(推定レンジ)
参考リンク
英語辞書 CSW19(Collins Scrabble Words 2019):収録語数279,496語【Collins公式】
日本語辞書 UniDic(872,831エントリ)【Tanida 2023】
しりとりを数学的に眺めると、「単語数」そのものが上限を決める鍵になり、日本語と英語を組み合わせると理論上は100万回級の超しりとりが可能になります。
現実には辞書をめくる時間でギブアップする方が早いですが、言葉遊びが持つ奥深さを感じさせる数字ですね。
