第2部 第7章 "英雄"の真実|歴史上の人物は、自分とは無縁だと思っていませんか?——無名だった頃の彼らがやっていたのは、誰にでもできることだった
第2部 実践編――器を広げる生き方
第7章 "英雄"の真実|歴史上の人物は、自分とは無縁だと思っていませんか?——無名だった頃の彼らがやっていたのは、誰にでもできることでした
歴史上の人物は、自分とは無縁でしょうか
「英雄」という言葉を見た瞬間に、少し「他人事だ」と感じた人がいるかもしれません。
わかります。歴史の教科書に出てくる人たち。銅像が建っている人たち。——自分の生活とは、まったく別の世界の話に見えますよね。
でも、少しだけ待ってください。
彼らにも、無名だった時期があります。
これって、当たり前のことなのですが、意外と考えたことがないんじゃないでしょうか?
教科書に載っているのは、何かを成し遂げたあとの姿だけです。その前に、誰にも知られていない何年、何十年が、必ずあった。
そのころの彼らは、どこにでもいる人だったはずです。肩書きもない。実績もない。周りから見れば、ただの一人。
では、そのとき、彼らは何をしていたのでしょうか。
前章までで、器を広げる生き方を、ひととおり見てきました。そして、それを止めていたブレーキも外しました。
残っていた問いは、一つです。
器は、どこまで広がるのか?
その答えを探すのに、いちばんいい方法があります。すでに広げきった人たちを見ることです。
実績を残したから、有名になったのではない
ここで、「順番」に注目してみましょう。
私たちは、こういう「順番」で考えがちです。
すごい実績を残した → だから有名になった → だから大きなことを考えられるようになった
でも、実際は逆でした。
歴史に名を残した人たちは、能力が突出していたから英雄になったのではありません。
名誉も、財産も、地位も——全部、後からついてきたものです。
先にあったのは、たった一つのことでした。
しかも、それは——才能でも、生まれでも、運でもありません。
今日、この瞬間から、誰にでもできることです。
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