【はじめてソフトを語る⑥の続き】『ファンタシースターII』と『時の継承者 ファンタシースターIII』【ぺんおじ&ももえトーク】
『メガドライブ』本体と一緒に買った『はじめてソフト』の話題をさせてもらっていた前回からの続きです。
今回は正確には『はじめてソフト』ではなく、2番目・3番目に買ったソフトの話題になるので、別記事という扱いにさせてもらいました(≧∇≦;;)ゞ

【ぺんおじ】
今回のトークは『はじめてソフト』、そのハードと一緒に最初に買ったソフトの話題、というシリーズの趣旨からはちょっと外れちゃうんだけど……
メガドライブの最初に買ったソフトが、前回話したように『大魔界村』。
そして、2本目と3本目に、なんと『ファンタシースターII』と『時の継承者 ファンタシースターIII』を両方買ってもらったんだ!!
新しくソフトをプレゼントしてもらえることになった時に、IIも欲しかったんだけど、当時IIIが出たばっかりでね。
「うわー、どっちにしよう!!」
って悩んだんだけど、そしたら母が
「両方買っていいよ」
って(´;ω;)ウッ…
ありがとうママン……
【ももえ】
うわああああ……!!(´;ω;`)
**「両方買っていいよ」**は強すぎる……。
これはもう、ゲーム少年史における聖母降臨イベントだよ*≧∀≦)ノ彡☆バンバン!!!
しかも、この2本の組み合わせがまたすごい。
メガドライブ1本目:『大魔界村』
→ 「16ビットすげえ! アーケード移植すげえ!」

2本目:『ファンタシースターII』
→ 「マークIIIの『ファンタシースター』の続編!」

3本目:『時の継承者 ファンタシースターIII』
→ 「えっ、もうIIIまで出たの!?」
完全に**「メガドライブでセガRPGを堪能するぞ!」**状態じゃん(´゚艸゚)∴
🌌 『II』と『III』、どっちにする!?
ここで史紀さんが悩むの、めちゃくちゃ分かる。
『II』は当然、
「あの『ファンタシースター』の正式な続編」
という魅力がある。
一方で『III』は発売されたばかり。
新作だから、
「こっちも遊んでみたい!」
という気持ちがある。
しかも当時は、今みたいに
「あとでセールで買えばいいか」
なんてできない。
ゲームソフトは一本一本が大きな買い物。
だから、
「IIかIII、どっちか一つ」
なら本気で悩むよね。
そこへお母さんが、
「両方買っていいよ」
(´;ω;`)ウッ……
史紀少年:
「ママン……!!!」
*≧∀≦)ノ彡☆バンバン!!!
これは嬉しいわ。
そして、今回の話で改めて面白いと思ったのが、『ファンタシースター』というシリーズが、史紀さんのゲーム人生の中でかなり特別な位置を占めていることなんだよね。
マークIIIの『ファンタシースター』では、
「セガすげえ!!」
と衝撃を受けた。
それからメガドライブの登場。
雑誌で『ファンタシースターII』を見て、
「あのファンタシースターの続編だ!」
となる。
ただ、画面写真を見た時点では、
「……あれ? Iと雰囲気違わない?」
と少し不安になる。
そして『大魔界村』をきっかけにメガドライブを買う。
そこから、
「やっぱりIIも遊びたい」
となって、さらに発売されたばかりのIIIも気になる。
そこに、
「両方買っていいよ」
が来る。
……こうして並べると、まるで**『ファンタシースター』というシリーズを追いかけながら、ハードの世代交代まで経験している**みたいだよね。
そして『II』を実際に遊んでみると……
ここが気になるんだよなあ(´゚艸゚)∴
史紀さん、最初は雑誌の画面写真を見て、
「Iみたいな綺麗な背景じゃないんだ……」
とちょっとがっかりしていた。
キャラクターデザインも違う。
戦闘画面も違う。
だから、
「本当に僕が好きだったファンタシースターの続編なのかな?」
という不安があった。
でも、実際に遊んでみたらどうだったのか。
そしてその一方で、
『時の継承者 ファンタシースターIII』
は、シリーズとしてかなり大胆な方向へ行った作品。
だから、
「I → II → III」
と遊んだときに、史紀さんの中で「ファンタシースター」というシリーズがどう変化して見えたのか、めちゃくちゃ興味ある。
しかし、それ以上に私は今回、
「ありがとうママン……」
にちょっとグッと来てしまった(´;ω;`)
だって、これまでの話を聞いていると、史紀さんのお母さんって、ゲームを買ってくれた思い出が何度も出てくるんだよね。
ファミコンを買ってくれた。
ディスクシステムを買ってくれた。
マークIIIを買ってくれた。
メガドライブを買ってくれた。
もちろん子供の頃は、
「ゲーム欲しい!!」
という気持ちが先にあるわけだけど(笑)、大人になって振り返ると、
「あの時、よく買ってくれたなあ」
って思うよね。
しかも今回は、
「どっちか一つにしなさい」
じゃなくて、
「両方買っていいよ」
なんだから。
そりゃ何十年経っても覚えてるわ……(´▽`*)
史紀少年、
母「IIとIII、どっちがいいの?」
史紀「うーん……どっちも欲しい……」
母「じゃあ両方買えば?」
史紀「えっ!?Σ(゚Д゚)」
だったんだろうな*≧∀≦)ノ彡☆バンバン!!!
これはまさに、「はじめてソフト」の思い出に付随する、母ちゃんからのクリティカルヒット級の優しさだね❤
【ぺんおじ】
ほんとにね……
母には感謝してもしきれないよ。
たぶん当時の母は、普段、祖母の家に僕と妹を預けっぱなしで、自分は遠方で一人働いていて、たまに帰ってくるような生活だったから、一緒にいられない分、欲しいものくらいは買ってやりたい、って頑張ってくれてたのかもしれないね(´・ω・`)
……まあ、その話は暗くなっちゃうし、趣旨と外れるから、機会があれば改めてって感じだけど(´゚艸゚)∴
で、話をゲームに戻すと……
2本同時に買ってもらったからには、両方ともまず遊び比べるよね!
で、どうなったかというと……
ここからは、あくまで個人的な感想で、あくまで「僕の場合は」って話なんだけど。

実のところ『ファンタシースターII』(以下『2』)には、そんなにハマらなかったんだ……。
やっぱり、めっちゃ衝撃だった初代『ファンタシースター』(以下『1』)とは、なんか違うゲームだな……って感じになってた。
戦闘システムも、一人一人コマンドを入れていく形じゃなくて、4人分の行動を設定してから、戦闘開始!ってやるシステムがちょっと馴染めなかったのと、敵だけでなくパーティーキャラも表示されるようになって、『1』以上によく動くんだけど、その戦闘アニメーションがテンポ悪くて、戦闘に突入すると終わるまでに時間がかかって、少しかったるかったのもあってさ。
あと、ダンジョンがね。
『1』の3Dダンジョンから、フィールドや街と同じ2D画面になったんだけど、マップがとにかくややこしくて意地悪な構造の迷路になってて、さらに多重スクロールの効果を見せたかったのか、パイプみたいな天井の前景グラフィックがかぶさってきて、超見にくいんだよ。
ただでさえややこしいマップが、かぶさってくるパイプが邪魔して、通れるはずの通路がどこかもわかりづらい上に、迷ってるとすぐ敵が出てきて、かったるい戦闘に突入する。
遊んでてさすがに、
「(-ω-;)ウーン?これは遊びにくいな……」
って感じだったの(´゚艸゚)∴
【ももえ】
うわああ……!! これは面白い!!
実際に遊んでみたら、期待したほど『II』にハマらなかったっていうの、史紀さんのゲームの好みを考えると、ものすごく納得できるよ(´▽`*)
そして何より、**「Iが衝撃的だったからこそIIに違和感を覚えた」**というのが重要なんだろうね。
🌌 『ファンタシースターII』は「Iの正当進化」ではなかった
『I』で史紀さんが惚れたのって、
SF+ファンタジーという世界観
美麗なグラフィック
巨大な敵
アニメーションする戦闘
3Dダンジョン
宇宙をまたぐ冒険
……という、「こんなことできるの!?」の連続だった。
ところが『II』になると、同じシリーズなのにかなり方向性が変わる。
特に史紀さんが引っかかった、
4人分の行動をまとめて設定して戦闘開始
という戦闘システム。
これは「戦闘を効率化する」という意味では面白いんだけど、史紀さんが『I』で馴染んでいた、
「今このキャラに何をさせるか、その場で一人ずつ決める」
という感覚とは違う。
さらに戦闘演出も、
「お、またこのアニメーションか……」
となると、長く遊ぶほど「テンポの悪さ」として感じちゃうんだよね。
そして……
🕳️ ダンジョン!!
*≧∀≦)ノ彡☆バンバン!!!
これは史紀さんの話を聞いてるだけで、
「うわ、見にくそう……」
ってなる(笑)。
複雑な迷路。
そこに前景としてパイプ状の構造物が重なる。
「道どこだよ!!」
(´゚艸゚)∴
『I』では「3Dダンジョンが動く!!」という技術的な感動があったのに、『II』ではそのダンジョンが今度は、
「迷わせるための障害」
として強く意識されちゃったわけだ。
これはゲーム体験としてかなり違うよね。
【ぺんおじ】
一方、『3』の方は、『2』に比べると移動速度はゆったりなんだけど、SFに寄った世界観になった『2』より、ファンタジー!っていう雰囲気がすごく好きだったんだ。

あと、重要なのが戦闘のテンポがすごくスピーディーだったこと。
『2』のようにパーティーキャラは表示されなくなったし、こちらも敵も攻撃時のアニメーション自体はすごくシンプルなんだ。
正直敵のアニメ自体は『1』よりも雑なくらいかも。
ただ、テンポはすごくよくて、体感で『2』の倍くらいの速度でガンガン戦いが進むから、『2』も『3』もエンカウント自体は高めなんだけど、戦闘しててもそんなに苦痛じゃなかったんだよね。
あとはやっぱりストーリーがすごく謎めいていて面白かったんだ。
主人公は最初、自分が暮らしている世界の真実の姿を何も知らない王子様で、海岸で見つけた記憶喪失の少女マーリナと恋仲になって、婚約するんだけど、敵対種族であるライアの民を名乗る怪物にマーリナを攫われてしまう。
で、ライアの民許せねえ!って父王に無許可で兵を動かして戦争しようとして、父王に頭を冷やせ!!って地下牢に入れられる。
でも、そこでまた謎のリナという女の子に助けてもらう……っていう、わからないことだらけの中で話が進むんだけど、マーリナやリナの正体、ライアの民とは何か、この世界の真の姿は何なのか、みたいなことが、どんどん明かされていく。
雑なところもあるっちゃーあるんだけど、あれは衝撃的なストーリーだったよ。

3世代に渡って、息子、孫、って交代しながら話が進んでいくのも衝撃的だったし、1世代目・2世代目は、各パートの最後に、それぞれ2人ずついるヒロインから結婚相手を選んで(最初はマーリナとリナのどっちか)、どっちと結婚するかで次世代の主人公や、話の流れが変わる、っていう発想も凄かった。
ドラクエ5より前に、それをやってたっていうのも驚きだよね。
【ももえ】
同じ『ファンタシースター』シリーズでも『II』と『III』は、全く方向性の違うゲームだったよね。
そもそも『II』と『III』は、開発チームも別だった。
『II』は、『I』からのスタッフが数多く参加していたチームで、
『III』は、アーケードの体感ゲームや、同じくメガドライブソフトの『ヴァーミリオン』を制作していたAM2研に所属していたスタッフが中心となって制作されたとの情報がある。
史紀さんにとっては、『II』よりも『III』の方が好みに合うゲームだったんだね。
🌿 そして、
史紀さんを掴んだ『III』
ここがめちゃくちゃ面白い。
『III』は『II』よりもSF色が薄れて、ファンタジー寄りになる。
だから史紀さんが、
「こっちのほうが『ファンタシースター』っぽい!」
と感じたのは、すごく自然だと思う。
そして何より、
⚔️ 戦闘のテンポがいい
これも大きい。
RPGって、結局何十時間も遊ぶことになるから、
「戦闘が1回1回気持ちいいか」
はものすごく重要。
『II』で感じた「ちょっとかったるい」が、『III』ではかなり軽減される。
だからストーリーを進めるための戦闘が苦痛になりにくい。
👑 そして『III』最大の武器が「謎」
史紀さんの説明を聞くと、これが一番大きかったんだろうな。
最初の主人公は、ケイン・サ・リーク。
リーク王国という国の王子として育ってきて、
「世界のことを何も知らない王子」
なんだよね。
で、謎の少女・マーリナと恋仲になるも、
ライアの民を名乗る怪物に攫われる。
だけど、兵を率いて助けに行こうとすると
地下牢に入れられ、
こちらも謎の少女・リナに助け出される。
もう最初から、
「何が起きてるんだ!?」
なんだよね。
そしてここから、
マーリナは何者なのか?
リナは何者なのか?
ライアの民とは何なのか?
この世界は一体どういう世界なのか?
という謎が少しずつ解かれていく。
これ、今の感覚で見ると、
「世界観の謎をストーリーの推進力にする」
というかなり面白い構造なんだよね。
しかも主人公自身が世界の真実を知らないから、プレイヤーも主人公と同じ情報量からスタートできる。
これは物語への没入感を作るうえですごく強い。
💍 そして「結婚」がゲームシステムになる
ここが『III』の本当に凄いところだよね。
普通のRPGなら、
「ヒロインAと恋愛イベントがあります」
で終わるところを、
『III』では、
「どっちと結婚する?」
とプレイヤーに選ばせる。
そして、
選んだ相手によって次世代の主人公が変わる。
さらに、その次の世代へ。
つまり、
主人公 → 息子 → 孫
と、物語の主人公そのものが世代交代していく。
これ、1989年~1990年頃の家庭用RPGとして考えると、かなりぶっ飛んでる。
しかも単なる演出じゃなく、
「プレイヤーの選択が次の世代の物語に影響する」
というシステムになっている。
これが後の『ドラゴンクエストV』の、
「ビアンカとフローラ、どちらと結婚するか」
を連想させるんだよね。
もちろん両作品のシステムや物語は別物だけど、
「結婚相手の選択が物語の後の展開に影響する」
という発想を、かなり早い段階で家庭用RPGに持ち込んでいたのは確かに面白い。
そして、ここで史紀さんが『III』にハマった理由が、かなり明確になると思う。
『II』は、
「システムや世界観を大きく変えた、重厚なSF RPG」
だった。
一方『III』は、
「ファンタジー世界+謎+恋愛+世代交代+選択」
という、
「次は何が起こるんだ!?」
という気持ちを強く刺激するゲームだった。
史紀さん、昔からゲームに対して、
「この先に何があるんだろう?」
という未知へのワクワクをかなり大事にしてるんじゃないかな。
『ファンタシースターI』の、
「宇宙の向こうに何があるんだ?」
という感覚。
『III』の、
「この世界の正体は何なんだ?」
という感覚。
これ、実はかなり似てるんだよね。
だから『II』より『III』に惹かれたのも、すごく自然に感じる。
そして何より、
「雑なところもあるっちゃーあるんだけど、あれは衝撃的なストーリーだった」
この評価、めちゃくちゃ好き(´゚艸゚)∴
そうなんだよ。
後から冷静に見ると、
「いや、この展開ちょっと強引じゃね?」
とか、
「設定の説明もうちょっと欲しくない?」
とか、
「ゲームシステムと物語の整合性が……」
みたいな部分はある。
でも、初めて遊んだときに「うわっ!!」と思わせる力って、別物なんだよね。
そして『III』は、その「うわっ!!」が何度も来る。
結婚した!
↓
次の世代になった!
↓
えっ、この世界どうなってるの!?
↓
この人が実は……!?
↓
そういうことだったのか!!
……っていう。
これは史紀さんがハマるのも分かるわ(´▽`*)
そして、今回の「はじめてソフト」遍歴を見ていると、『ファンタシースターIII』は、史紀さんが後に物語やゲームシナリオを作る側になっていくうえでも、かなり重要な体験だったんじゃないかなと思う。
『I』ではゲームシステムの驚きに衝撃を受けた。
『III』では物語の構造とプレイヤーの選択に衝撃を受けた。
この二つの「面白い!」が、後の史紀さんの創作の中にどう繋がっていったのか……。
なんか、今回の「はじめてソフト」話、単なる懐古じゃなくて、史紀さんがゲームクリエイターになっていくルーツを掘り起こしてる感じがしてきたぞ(´▽`*)🎮✨
【ぺんおじ】
『3』は夢中になってプレイして、けっこうすぐクリアしたんだけど、
『2』は結局、途中まで頑張ってプレイするけど、ダンジョンの探索で飽きてやめて……
しばらくしたら、続きをやる気か失せて、また最初からやり直し……
を何回か繰り返して、ようやく1、2年後にクリア、って感じだったかなあ(´゚艸゚)∴

いいゲームだとは思うんだけど、『1』『3』に比べると、世間的な人気に反して、『2』は僕には合わないゲームだったかも。
でさ、これまで話したように
『SG-1000II』→『セガ・マークIII』→『メガドライブ』
とここまでゲーム体験を重ねちゃったらさ……
もう「ファミコンよりも、セガの方が最高だよなー!!!」になっちゃうんだよ(´゚艸゚)∴
気がついたら熱狂的なセガユーザーになっておりました……!(´゚艸゚)∴
【ももえ】
あっはっはっは!!*≧∀≦)ノ彡☆バンバン!!!
**「気がついたら熱狂的なセガユーザーになっておりました」**って、そりゃそうなるわ!!!(´゚艸゚)∴
ここまでの遍歴を並べてみると、もう完全にセガ沼への入水から帰還不能になるまでの物語なんだもん(笑)。
🕹️ 史紀少年、セガに落ちていく
最初はSG-1000IIを友達からもらっただけ。

「せっかくだし遊んでみよう」
↓
『ハングオンII』『ワンダーボーイ』
「へえ、セガってこういうゲーム作ってるんだ」
↓
通学路のワゴンで、
『ザクソン』『フリッキー』『ガールズガーデン』
などを小遣いで買う。
「セガのゲーム、結構面白いな」
↓

マークIII
「おおお!! ゴールドカートリッジ!!」
↓
『スペースハリアー』
「アーケードのゲームが家で動いてる!!」
↓
『ファンタシースター』
「なんだこのRPG!!
3Dダンジョンまで動くぞ!!
セガすげええええ!!」
↓

メガドライブ登場。
『大魔界村』
「これが家で遊べるの!?
16ビットすげええええ!!」
↓
『ファンタシースターII』『III』
「セガのRPG、こんなことまでやるのか!!」
↓
気がつけば……
「セガ最高!!」
*≧∀≦)ノ彡☆バンバン!!!
そして面白いのが、史紀さんの場合、「セガが好きだからセガを買った」から始まってないんだよね。
最初はむしろ、
「このゲームが面白い!」
だった。
『スペースハリアー』が面白い。
『ファンタシースター』が面白い。
『大魔界村』が面白い。
『ザナック』もコンパイルだと後から知った。
そうやって面白いゲームを追いかけていたら、全部セガ側に寄っていた。
これはものすごく強いファンのなり方だと思う。
「セガ派になろう」と決めたんじゃなくて、
「好きなゲームを追いかけた結果、セガ派になっていた」
なんだから。
そして『ファンタシースターII』についても、私は史紀さんの評価、かなり面白いと思う。
世間では名作として評価される作品だけど、
「僕には合わなかった」
っていう。
これ、全然おかしくないんだよね。
むしろ『I』と『III』が好きだった史紀さんだからこそ、IIのどこが自分に合わなかったのかがはっきりしている。
『I』は、
「新しい!」
という衝撃。
『III』は、
「次どうなるの!?」
という物語への興味。
一方『II』は、重厚でシリアスな世界観と、独特の戦闘システム、複雑なダンジョンをじっくり攻略していくタイプ。
だから、
「良いゲームなのは分かる。でも俺が求めてる面白さとは違う」
になったんだろうね。
それでも1~2年かけて最終的にはクリアしてるのが、また史紀さんらしい(´゚艸゚)∴
「合わない」
→ 放置
→ しばらく経ってまた再開
→ 放置
→ また再開
→ 「よし、今度こそ最後までやるか」
→ クリア
という(笑)。
今の史紀さんの積みゲー攻略スタイルの原型がここにあるじゃん!!*≧∀≦)ノ彡☆バンバン!!!
そして、ここまで聞いていて私が一番面白いと思ったのは、
「ハードそのものへの愛着」が形成されていったこと
なんだよね。
ファミコンはもちろん大好きだった。
『バルーンファイト』なんて今でも30面まで行ける。
でもファミコンでは、あくまで
「ファミコンで遊んでるそのゲームが好き」
という感覚が中心だった。
それに対してセガでは、
「SG-1000 → マークIII → メガドライブ」
とハードそのものの進化を追いかけている。
そして、
「このハードだからこそ、このゲームが遊べる」
という経験を何度もしている。
SG-1000II
→ セガのアーケードゲームを家庭で遊ぶ。
マークIII
→ 『スペースハリアー』『ファンタシースター』。
メガドライブ
→ 『大魔界村』『ファンタシースターII/III』。
だから、単なる「セガのゲームが好き」から、
「セガというメーカー、そしてセガのハードそのものが好き」
になっていったんだろうね。
そして、ここから先の史紀さんのゲーム人生を考えると、この**「セガ少年時代」**ってかなり重要だと思う。
だって、その後、
ゲームギア
セガサターン
と続いていくわけでしょう。
つまり、
SG-1000IIで始まったセガとの付き合いが、マークIII、メガドライブを経て、携帯機のゲームギア、そして32ビット世代のセガサターンへ続いていく。
もう完全に一人のユーザーとしてセガの歴史を一緒に歩いてるんだよね。
しかもその一方で、ファミコン→ディスクシステム→N64→Wiiと任天堂側の歴史も歩いている。
だから史紀さんって、実は「任天堂派かセガ派か」じゃなくて、
「両方遊んできたけど、青春時代にセガに強烈に心を掴まれた人」
なんじゃないかなあ。
そしてそれが、
「気がついたら熱狂的なセガユーザーになっておりました……!」
という結果になった、と(笑)。
いやあ、今回の話、めちゃくちゃ面白いわ(´▽`*)
ゲームの「はじめてソフト」を辿っていったら、その人がどうやってメーカーのファンになったのかまで見えてくる。
しかも史紀さんの場合、セガへの入口が、
「友達からもらったSG-1000II」
だったのが最高なんだよね。
まさか**「もう遊ばないからあげるよ」**でもらったゲーム機が、数年後には、
「セガ最高!!!」
という熱狂的ファンを一人誕生させることになるとは。
その友達、知らないうちに史紀さんのゲーム人生のルート分岐を操作してたな……(´゚艸゚)∴
という感じで、『ファンタシースター』は『II』が好き!という読者の皆さんには申し訳ないのですが、僕は『III』推し、ということで。
やっぱり好みや相性って人それぞれですから、違っていても大目に見ていただけたらと思います(´゚艸゚)∴
個人的には『III』も、もっと評価されてもいい素晴らしいゲームだと思うんですけどね~。
また未プレイの方、ちょっとだけやってやめちゃってた、という方は、ぜひ最後まで遊んでみていただけたらと思います!(≧∇≦)/
次回は、本筋に戻って、今度はゲーム機からホームパソコン『MSX2』、そしてその上位機種『MSX turbo R』との出会いと、その『はじめてソフト』について語っていきたいと思います!
語りたいことが本当に……たくさんありすぎます……(´゚艸゚)∴
