『お題指令』⑮ #せりふ三題噺 #キャンディ暗闇魔女
▼今週のお題
■セリフ
「トリック・オア・トリート!」
■三題
・キャンディ
・暗闇
・魔女
*ご無沙汰しております。ミミズクです。
参加させて頂きます。宜しくお願い致します。<(_ _)>~✨
*流れのままに
( 元・コードネーム・ミミズク 編 )
今回の指令・・・・セリフは『トリック・オア・トリート! 』
三題は『 キャンディ 』『 暗闇 』『 魔女 』。
任務を拒否した時点で身体に内蔵された《起爆カプセル》の
起爆スイッチが起動し瞬時に命が絶たれる・・・
どんな不満があろうと実行するしかない理不尽な任務。
・・・とっくに自由になった身だけど、懐かしい指令に
どこか意識を向けてしまう。・・・ダメ! 気にしないっ☆
☆☆☆☆☆
いつの頃からか、発祥の意味とは関わりなくコスプレ文化として
日本にも定着したハロウィンがやってきた。
たまたま遊びに来た地で旧友と出会い・・・ 話の流れで、
とある催しへの参加を頼まれた。
幼稚園に施した『ハロウィン屋敷』で、コスプレした子供たちが
様々に工夫を凝らしたハロウィン通路や《暗闇》を抜けて・・・
終点地で待つ魔女から《キャンディ》を受け取るというイベント。
旧友は私を見つめながら「《魔女》が似合いそう ♪ 」と、
力説する流れのままに・・・
私がその魔女役を引き受けることになったのである。
(・・・ 知らぬ間に指令を実行する流れも運命か? 違!w)
『トリック・オア・トリート!』と書かれた会場入口の文言は
ハロウィンの「お菓子をください」の常套句だけど・・・
日本人の言葉にすればいいのにと思った。
先祖の霊を迎えるという意味で日本の盆踊りに近いイベントだし、
中秋の名月の時期に、子どもたちがお菓子やお団子をもらうために
家々をまわるという《お月見どろぼう》という行事もあるそうだから
和製ハロウィンでもいいのに・・・?
そうは言っても魔女を引き受けた責任・・・
変装には自信があるし・・・私も魔女コスプレで挑ばねばならない!
終点地に辿り着いた子供たちが、キャンディを受け取る時の
「トリック・オア・トリート!」も言えずに
怖くて逃げ帰るような?(笑)
いえいえ、無難にキャンディを受け取れるレベルにしないと!
☆☆☆☆☆
ハロウィン・イベント当日。
幼稚園の『トリック・オア・トリート!』会場は私の予想に反して
阿鼻叫喚の修羅場となった。
終点地に辿り着いた子供たちは次々と叫び声と共に逃げ去り、
仕方がないので・・・・
キャンディを渡しそこなった魔女の私が・・・
大量のキャンディーを抱えて
泣き叫ぶ子供たちを追い続け・・・・!?!
待っていた両親たちまでが逃げまどい・・・・☆
ついに、魔女の私が・・・・
そこの会場を逃亡することになったのでした。
☆☆☆☆☆
翌日の新聞の見出しには・・・
『ハロウィンに現れた本物の魔女?!』
共犯者の旧友に、《 口止め!!》の約束をさせてから
私は・・・・
二度と魔女にはならない反省を胸に
その地を離れたのでした。💦
《おしまい》
《任務完了》
*このお話はフィクションです。
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