『お題指令』㉑ #せりふ三題噺 #白い息ネクタイ約束
▼今週のお題
■セリフ
「足が冷たいんだよ」
■三題
・白い息
・ネクタイ
・約束
*私のこと・・・覚えてくれてたかしら?(笑)
参加させて頂きます。<(_ _)>~✨
*冬の朝に
( 元・コードネーム・サユリ 編 )
*特別参加・傭兵の男
今回の指令・・・・セリフは『 足が冷たいんだよ 』
三題は『 白い息 』『 ネクタイ 』『 約束 』。
意味不明の指令・・・任務を拒否した時点で
私の身体に内蔵された《起爆カプセル》の
起爆スイッチが起動し瞬時に命が絶たれる・・・
どんな不満があろうと実行するしかない理不尽な任務。
・・・カプセル ともお別れできた今の私には無意味な指令だけど
つい、確認してしまう。しかもイジワルなことに
今回の指令の言葉が私の記憶の琴線に・・・・
忘れようとして封印していた想い出に 触れてしまった。
・・・・もう!!!
☆☆☆☆☆
「 足が冷たいんだよ・・・」
不意にそう言った彼の足は・・・本当に冷たかった。
「私が温めてあげる ♪ 」
「ありがとう。だけど、俺の足は・・・
困ったことに、戦場じゃないと温まらない。
・・・おかしな特異体質みたいだ。」
「 ・・・どうしても行くのね?」
「キミには感謝している。
俺を待つ・・・なんて、言わないでくれよ?」
「ふ~~ん。生きて帰るつもりが ないんだ?」
「運が良ければ・・・・って未来にまで、
キミを巻き込むつもりはない。」
・・・・それが、彼と迎えた最後の日の 朝だった。
彼は、見送る冬景色の《 白い息 》の中に
振り返りもせずに 消えて行った・・・・☆
陸上自衛隊の特殊部隊・SOG(特殊作戦群)に所属していた彼は
理不尽な嫌疑をかけられ、除隊した後・・・傭兵の道を選んだ。
彼とは海外の地で出会い、数日を恋人として過ごして・・・別れた。
☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆
中東の地で戦死した彼の遺品に・・・
私のプレゼントした《 ネクタイ 》があった。
しかも・・・戦闘服の中で締めていたというのだから、余程の変人だ!
もしかして・・・・
私と一緒に・・・・戦っていたの?
私が勝手に・・・貴方と《 約束 》したの知らないでしょ?
死んだりしたら・・・・
許さないから!!
許さないから!!!!
☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆
《指令と共に・・・了》
*このお話はフィクションです。
