『お題指令』➈ #せりふ三題噺 #教室台風プリン
今週のお題
■セリフ
「燃やそう」
■三題
・教室
・台風
・プリン
*指令は一応・・・受け賜わりました☆ <(_ _)>~✨
*予期せぬ出会いα
( コードネーム・サユリ 編 )
*特別参加・ボク
今回の指令・・・・セリフは『 燃やそう 』
三題は『 教室 』『 台風 』『 プリン 』。
いつもながらの意味不明の指令・・・任務を拒否した時点で
私の身体に内蔵された《起爆カプセル》の
起爆スイッチが起動し瞬時に命が絶たれる・・・
どんな不満があろうと実行するしかない理不尽な任務。
・・・だったが、それは過去の話。
すでに私は自由の身なのだ。指令・・・お疲れ様。
☆☆☆☆☆
私はサユリ。
何気なく入った Bar で不思議なマスターが・・・
私の身体から《起爆カプセル》を取り出してくれた。
この人が噂の?・・・と、幸運に感謝した。
私はもう、指令に支配されることもないのだ・・・と、
いつも身構えていた緊張感から力が抜ける思いだった。
☆☆☆☆
避暑を兼ねて北海道に来たのだけれど急に秋の気配・・・
何だか《プリン》が食べたいと思っていたら、地元の市役所の
広報で『 美味しいプリンを作りましょう ♪ 』の記事を目にした。
惹かれるままに料理教室に参加し、本当に美味しいプリンを
作ることが出来た。幸せ~♬
そういえば、《教室》に参加していた出張で来ているという
市役所の職員・・・変な人だったけど、その人から
『市民マラソン』への参加まで誘われてしまった。
*市民マラソン
まさかの5000人参加の予想外に大きな大会だった。
私は目立つことも出来ないので、ジョギングペースで走っていた。
参加している人達も楽しそうで・・・秋の空気が心地いい ♪
「ボクでございます!」
後ろから追いついた人に、いきなり声をかけられた。
私をこの大会に誘った変な人だ?!
「料理教室のプリンぶりでございます!
別の地の市役所で市民課に在籍しておりますが
今は出張でこの地の市役所に勤めてございます。
本名は大越平 保(おおごしだいら たもつ)と申します。
本日も宜しくお願い申し上げます!」
「・・・あっ、はい。よろしくです・・・」
ナンダ・・・コノ… ヘンナ ヒト ハ ??
「身を縛る理不尽な要素から解放されても・・・
ストレスは知らず積み重なっているものでございます。
今日は走ることで・・・燃やしてしまいましょう!」
「・・・エッ? 貴方はもしかして・・・
噂の《ボクさん》ですか?」
「ボクでございます。
今回の指令セリフは『燃やそう』です。
気持ちよく・・・燃やしてしまいましょう!」
「そうでした! 『燃やそう』・・・でしたね?!」
「こんなペースでは
貴女のストレスも不完全燃焼で終わります。
この際、思いっきり走ってみませんか?」
「・・・・・?」
・・・そう。この変な人と関わっていたら
私のストレスは増すばかりだ?! 逃げよう!!
私は走ることには自信があった。
幾つもの大会で優勝経験があるし、将来のオリンピック候補と
言われていたこともある。ここで本気を出せば・・・・
誰も私に追いつくことはできないだろう・・・・!!
私はこの大会の《台風》になる覚悟を決めた。
☆☆☆☆
集団の中をノンビリ走っていた私は
スピードを上げて集団を抜け出し・・・・
一気に・・・ トップ集団まで後方に置き去った。
やはり、トップを独走するのは気持ちがいい ♪
私に遺されていたストレスが飛んで・・・・
・・・・エ? なんだ、この不安感・・・・?!
・・・・恐るおそる後ろを振り返ると、奴がいた?!
満面の笑顔で付いてくる・・・・?!?
「ボクでございます!」
イヤだぁあーーーーーーっ!!!💦
《指令完了》
*このお話はフィクションです。
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