『お題指令』⑧ #せりふ三題噺 #すすき図書館何億年 #ボクでございます
▼今週のお題
■セリフ
「ハムスターの幽霊?!」
■三題
・すすき
・図書館
・何億年
*ボクでございます。一度、カプセルを通して関わった縁からでしょうか、
今回も指令が届いてございます。宜しくお願い申し上げます。<(_ _)>~☆
*明晰夢にて
(元コードネーム・ボク 編)
今回の指令・・・・セリフは『 ハムスターの幽霊?!』
三題は『すすき 』『 図書館 』『 何億年 』。
意味不明の指令でございますが、任務を拒否した時点で
身体に内蔵された《 起爆カプセル 》の起爆スイッチが起動し
瞬時に命が絶たれる。
どんな不満があろうと実行するしかない理不尽な任務・・・☆
もう、カプセルの無いボクには遂行する必要のない指令ですが、
縁故でございましょうか・・・律儀に届いてございます。
どうするかは気分の赴く次第。主役は自由な ボクでございます。
☆☆☆☆☆
ボクでございます。
とある市役所で市民課に在籍しております。
本名は大越平 保(おおごしだいら たもつ)と申します。
出張で来ている北海道の地で感じていた夏・・・
輝く日射しの中で大地と生き物たちが命を謳歌していた空気に
不意に、秋の匂いを感じた日の夜のことでございます。
心地良い眠りの中で ボクは夢を観ておりました。
通常の夢ではなく《明晰夢》のようでした。
現実よりもさらに明晰な感覚にいる・・・
本当に存在しているかのような 空気感に満ちておりました。
季節も秋・・・・
風に揺蕩う(たゆたう)《すすき》野におりました。
赤トンボ たちも飛び交っています・・・・
足元に・・・おや? こんなところに ハムスター・・・
普通なら野ネズミさんでしょう?
それとも《 ハムスターの幽霊 》?!
ハムスターさんはボクを誘うように・・・振り返りながら
先を急ぎます。ボク は ハムスター さんの後に従いました・・・・☆
いつの間にか ハムスター さんの姿が消えて・・・
とても旧い建物が見えてきました。
どうやら《 図書館 》のようです。
中に入るしかございません・・・
書棚には《 何億年 》も前からそこにあったような
蔵書に満ちていて・・・重厚な佇まいを発してございました。
本を手に取り、読み進める必要もないくらいに
無数の知識と言葉がボクを支配していました・・・・・?!?
ボクは・・・何を求められているのでしょうか?
どんな思惑でここに誘われたのでしょうか・・・・?!
☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆
♪ 第一体操・・・はじめっ!!♬
ここの市役所の朝は『ラジオ体操』から始まります。
日本の朝は・・・まさに、こうであるべき見本でございます☆
そういえば昨夜は・・・夢の中で任務を果たしたような気が致します。
例の・・・もはや、理不尽でもない指令任務です。
今回もお疲れ様・・・ ボク!!
ボクでございました。
《指令完了》
*このお話はフィクションです。
#せりふ三題噺
#海底カフェ残暑
#ショートショート
#超短編小説
