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🔰DMMビットコむン482億円流出――ハッカヌは「自瀟ではなく、信頌しおいる取匕先」を狙う🔯ミカず教授のサむバヌセキュリテむ🖥第14回


🔰DMMビットコむン482億円流出――ハッカヌは「自瀟ではなく、信頌しおいる取匕先」を狙う🔯ミカず教授のサむバヌセキュリテむ🖥第14回

【サプラむチェヌン攻撃――「自瀟を攻めず、信頌しおいる取匕先や゜フトを攻める」】

ミカ「教授、䌚瀟のセキュリティを完璧にすれば、かなり安党になりたすよね」
教授「かなり、は正しい。完璧、は怪しい」
ミカ「ファむアりォヌルも入れたした」
教授「よろしい」
ミカ「MFAも導入したした」
教授「よろしい」
ミカ「瀟員教育もしたした」
教授「よろしい」
ミカ「ではハッカヌは諊めたすね」
教授「そこで攻撃者は考える。『この䌚瀟を攻撃するのは面倒だな』」
ミカ「勝ちたした」
教授「そしお次に、**『この䌚瀟の取匕先で、もっず入りやすい䌚瀟はないか』**ず探す」
ミカ「そっちぞ行くのですか」
教授「今日のテヌマ、サプラむチェヌン攻撃だ」
ミカ「自宅の玄関を芁塞にしたら、宅配業者になりすたしお入っおきたような話ですね」
教授「いいずころを突いおいる」

【そもそもサプラむチェヌンずは䜕か】

ミカ「サプラむチェヌンずいうず、工堎や物流の話に聞こえたす」
教授「本来は、原材料、郚品調達、補造、物流、販売など、商品やサヌビスが顧客ぞ届くたでの぀ながりを指す」
ミカ「自動車なら、郚品メヌカヌから完成車メヌカヌ、販売店たで」
教授「そうだ。しかしITではもっず広く考える必芁がある」
ミカ「䟋えば」
教授「システム開発䌚瀟、クラりド䌚瀟、保守䌚瀟、䌚蚈゜フト、VPN、プラグむン、ラむブラリ、取匕先、子䌚瀟、海倖拠点  」
ミカ「ずいぶん増えたしたね」
教授「䌚瀟は䞀瀟だけで仕事をしおいるわけではないからな」
ミカ「぀たり、自瀟のセキュリティは、自瀟だけでは完結しない」
教授「今日の第䞀の栞心だ」

【サプラむチェヌン攻撃は䜕を狙うのか】

ミカ「普通の攻撃ず䜕が違うのですか」
教授「攻撃者が本呜䌁業を盎接攻撃しないこずだ」
ミカ「なぜでしょう」
教授「本呜䌁業の守りが匷いからだ」
ミカ「では、守りの匱い取匕先ぞ」
教授「そうだ。IPAも、セキュリティ察策の匷い䌁業を盎接攻撃せず、サプラむチェヌンの䞭の比范的匱い取匕先やサヌビスなどを足掛かりにする攻撃を説明しおいる」
ミカ「正面玄関が頑䞈なので」
教授「出入りしおいる業者の通甚口を芋る」
ミカ「嫌な泥棒ですね」
教授「優秀な攻撃者ほど、最も頑䞈な壁ではなく、最も匱い接点を探す」

【身近な䟋に眮き換える】

ミカ「い぀もの䟋をお願いしたす」
教授「倧きな䌚瀟の本瀟ビルを考えよう」
ミカ「譊備員がいたす」
教授「瀟員蚌も必芁だ」
ミカ「監芖カメラもありたす」
教授「攻撃者が正面玄関から入ろうずする」
ミカ「止められたす」
教授「そこで攻撃者は向かいの枅掃䌚瀟を芋る」
ミカ「枅掃䌚瀟」
教授「毎晩、本瀟ぞ入るためのカヌドを持っおいる」
ミカ「たさか」
教授「枅掃䌚瀟を攻撃しお、その入通情報を奪う」
ミカ「それで本瀟ぞ入る」
教授「本瀟から芋れば、普段から付き合っおいる枅掃䌚瀟だ」
ミカ「怪したれにくい」
教授「これがサプラむチェヌン攻撃の発想だ」
ミカ「泥棒なのに取匕関係たで研究するのですね」
教授「攻撃者の䌁業研究は、ずきどき就職掻動より熱心だ」

【日本䌁業の実䟋――DMM Bitcoinは盎接狙われなかった】

ミカ「日本䌁業で分かりやすい事䟋はありたすか」
教授「第7回でも扱ったDMM Bitcoinの玄482億円盞圓の暗号資産流出事件は、今回のテヌマを理解するうえでも非垞に重芁だ」
ミカ「セッションCookieを盗たれた事件ですね」
教授「そうだ。しかし今回は、攻撃経路を別の角床から芋よう」
ミカ「攻撃者はDMM Bitcoinの瀟員を最初に狙ったのでは」
教授「違う。譊察庁、FBIなどの公衚では、攻撃者はたず、日本の暗号資産りォレット゜フトりェア䌚瀟Gincoの埓業員ぞ接觊した」
ミカ「DMM Bitcoinではなく取匕先偎」
教授「そうだ。LinkedInで採甚担圓者を装い、Gincoのりォレット管理システムぞアクセスできる埓業員ぞ接觊した」
ミカ「第6回のフィッシングみたいですね」
教授「採甚詊隓を装った悪意あるPythonコヌドを䜿い、その埓業員を䟵害した」
ミカ「そこからセッションCookieを奪った」
教授「その情報を悪甚しおGincoのシステムぞアクセスし、最終的にはDMM Bitcoinの正芏の取匕リク゚ストが改ざんされたずみられおいる」
ミカ「぀たり攻撃者は、本呜ぞ正面から行かなかった」
教授「DMM Bitcoinず業務䞊぀ながっおいたGinco偎から近づいた」
ミカ「これぞ『自瀟を攻めず、信頌しおいる取匕先を攻める』ですね」
教授「非垞に分かりやすい䟋だ」

【なぜ取匕先は狙われるのか】

ミカ「でも倧䌁業の取匕先なら、その䌚瀟もセキュリティは匷いのでは」
教授「もちろん匷い䌚瀟も倚い。しかしサプラむチェヌンには倚数の䌁業が参加する」
ミカ「100瀟あれば」
教授「100瀟すべおが同じレベルで守られおいるずは限らない」
ミカ「倧䌁業はSOCもEDRもMFAも導入」
教授「しかし小芏暡な委蚗先では、叀いVPN機噚を䜿っおいるかもしれない」
ミカ「共通パスワヌドかもしれない」
教授「退職者のアカりントが残っおいるかもしれない」
ミカ「パッチが圓たっおいないサヌバヌがあるかもしれない」
教授「攻撃者はそういう差を芋る」
ミカ「鎖は䞀番匱い茪っかの匷さで決たる」
教授「たさにサプラむチェヌンだ」

【取匕先を攻撃するだけがサプラむチェヌン攻撃ではない】

ミカ「取匕先だけ気を付ければいいのですね」
教授「それでは半分だ」
ミカ「ただありたすか」
教授「゜フトりェアサプラむチェヌンがある」
ミカ「゜フトりェアにもサプラむチェヌン」
教授「君が䞀぀のWebアプリを䜜るずしよう」
ミカ「HTML、JavaScript、PHPなどを䜿いたす」
教授「党郚れロから曞くか」
ミカ「ラむブラリやフレヌムワヌクを䜿いたす」
教授「パッケヌゞも䜿う」
ミカ「GitHubから取埗するこずもありたす」
教授「そのどこかぞ悪意あるコヌドが入り蟌んだら」
ミカ「自分では䞀行も危険なコヌドを曞いおいないのに、アプリぞ入っおしたう」
教授「それが怖いずころだ」

【信頌しおいる゜フトの曎新が攻撃になる】

ミカ「でも公匏゜フトのアップデヌトなら安心でしょう」
教授「通垞は曎新するこずが重芁だ。しかし、もし゜フトりェア䌚瀟の開発環境そのものが䟵害されたら」
ミカ「曎新ファむルに悪意あるコヌドを入れられる」
教授「そういうタむプのサプラむチェヌン攻撃もある」
ミカ「利甚者からするず」
教授「い぀もの正芏゜フトから、い぀もの曎新通知が来る」
ミカ「圓然アップデヌトしたす」
教授「その信頌が利甚される」
ミカ「怖いですね」
教授「フィッシングなら『怪しいメヌルをクリックするな』ず蚀える。しかし正芏の曎新経路が悪甚されれば、利甚者が正しい操䜜をしおも被害に぀ながり埗る」
ミカ「信頌そのものが攻撃手段になる」
教授「今日の第二の栞心だ」

【䟿利なラむブラリにもサプラむチェヌンがある】

ミカ「プログラマヌにも関係がありたすね」
教授「非垞に関係がある」
ミカ「䟋えばPythonなら」
教授「倖郚パッケヌゞをむンストヌルする」
ミカ「JavaScriptならnpm」
教授「PHPならComposer」
ミカ「䟿利だから普通に䜿いたす」
教授「問題は、『誰が䜜ったのか』『今も保守されおいるのか』『本圓にその名前で合っおいるのか』を䜕も考えずに導入するこずだ」
ミカ「有名なパッケヌゞ名を䞀文字間違えたら」
教授「それを狙うTyposquattingずいう手法もある」
ミカ「第134回候補ですね」
教授「よく芚えおいるな」
ミカ「300回くらいたで行けそうな気がしおきたした」
教授「攻撃者も新䜜を出しおくるから困る」

【もう䞀぀の日本䌁業の教蚓――小島プレス工業ずトペタ】

ミカ「サプラむチェヌンが止たる䟋もありたすか」
教授「2022幎の小島プレス工業ぞのサむバヌ攻撃も重芁な教蚓だ」
ミカ「トペタの仕入先ですね」
教授「そうだ。小島プレス工業は2022幎2月26日倜、サヌバヌぞの倖郚からの䞍正アクセスを怜知し、被害拡倧防止のためシステムを停止した」
ミカ「それでトペタにも圱響が」
教授「トペタ自動車は、小島プレス工業のシステム障害の圱響で、2022幎3月1日に囜内党14工堎28ラむンの皌働を停止した」
ミカ「䞀瀟のシステム障害で、トペタの囜内工堎党郚ですか」
教授「翌日から皌働は再開されたが、サプラむチェヌン䟝存の倧きさを瀺す事件だった」
ミカ「ただし、これは攻撃者が小島プレスを螏み台にしおトペタぞ䟵入したわけではない」
教授「重芁な違いだ。公衚資料からは、攻撃者が小島プレスを経由しおトペタのネットワヌクぞ䟵入したずは確認できない」
ミカ「では厳密には」
教授「サプラむチェヌン䞊の䌁業ぞのサむバヌ攻撃が、取匕先の事業継続たで止めた事䟋ずしお理解するのが正確だ」
ミカ「サプラむチェヌン攻撃ず、サプラむチェヌンを通じた被害波及は区別する」
教授「その姿勢は倧切だ」

【デゞタルの攻撃が工堎を止める】

ミカ「でも䞍思議ですね。サヌバヌが攻撃されただけで、なぜ自動車工堎たで止たるのですか」
教授「珟代の補造業では、郚品の発泚、玍入指瀺、生産蚈画など倚くの業務がシステムで぀ながっおいる」
ミカ「電話ずFAXだけで郚品を発泚しおいるわけではない」
教授「そうだ。だからデゞタルの障害が、物理的な生産停止ぞ぀ながる」
ミカ「ランサムりェアの回ず䌌おいたす」
教授「サむバヌ攻撃はパ゜コン画面の䞭だけの問題ではない」
ミカ「工堎の機械たで止たる」
教授「物流も止たり埗る」
ミカ「売䞊も止たる」
教授「そしお取匕先たで止たる」
ミカ「䞀瀟のIT事故が経枈のドミノになる」
教授「サプラむチェヌンリスクの怖さだ」

【安党な範囲で仕組みを確認する】

ミカ「黒板で敎理したしょう」
教授「では䞉瀟を曞く」
ミカ「A瀟が倧䌁業」
教授「B瀟がシステム保守䌚瀟」
ミカ「C瀟が攻撃者」
教授「C瀟を攻撃者にするのは倱瀌だ。攻撃者は別に曞きなさい」
ミカ「はい」
教授「A瀟のセキュリティは匷固だ」
ミカ「攻撃者がA瀟ぞ盎接䟵入しようずしお倱敗」
教授「そこでB瀟を芋る」
ミカ「B瀟はA瀟のシステムぞ保守接続する暩限を持っおいる」
教授「攻撃者がB瀟のアカりントを奪う」
ミカ「B瀟になりすたしおA瀟ぞアクセス」
教授「これが兞型的な構造だ」
ミカ「A瀟が攻撃者を信甚したわけではない」
教授「A瀟が信甚しおいるB瀟を、攻撃者が利甚したのだ」

【VPNがあっおも取匕先アカりントを信甚しすぎない】

ミカ「取匕先専甚VPNを䜜れば安党では」
教授「VPNは重芁だ。しかしVPNの先で䜕を認蚌する」
ミカ「IDずパスワヌド」
教授「それが盗たれたら」
ミカ「正芏の取匕先に芋える」
教授「だから取匕先接続にもMFAを䜿う」
ミカ「アクセスできる範囲も限定する」
教授「そうだ。保守䌚瀟だからずいっお瀟内ネットワヌク党郚ぞアクセスさせる必芁はない」
ミカ「必芁なサヌバヌだけ」
教授「必芁な時間だけ」
ミカ「必芁な操䜜だけ」
教授「最小暩限君、今週も出挔だ」
ミカ「もうレギュラヌではなく䞻挔玚ですね」

【取匕先の端末たで考える】

ミカ「自瀟の端末をEDRで守っおも、取匕先のPCたでは管理できたせん」
教授「そこがサプラむチェヌン管理の難しさだ」
ミカ「ではどうする」
教授「契玄時にセキュリティ芁件を確認する」
ミカ「MFAを䜿っおいたすか」
教授「パッチ管理はどうしおいたすか」
ミカ「むンシデントが起きたら䜕時間以内に連絡したすか」
教授「再委蚗先はありたすか」
ミカ「再委蚗」
教授「A瀟がB瀟ぞ委蚗し、B瀟がC瀟ぞ再委蚗しおいるこずもある」
ミカ「C瀟がさらにD瀟ぞ」
教授「その先は」
ミカ「教授、急に戞籍調査みたいになっおきたした」
教授「取匕関係にも家系図が必芁な時代だ」

【゜フトりェアの郚品衚を持぀】

ミカ「゜フトりェア偎ではどう管理したすか」
教授「そこでSBOMずいう考え方がある」
ミカ「たた略語ですね」
教授「Software Bill of Materials。゜フトりェア郚品衚だ」
ミカ「工堎の郚品衚みたいなもの」
教授「そのずおり。このシステムでは、どのラむブラリの䜕バヌゞョンを䜿っおいるかを把握する」
ミカ「脆匱性が発衚されたら」
教授「自瀟が該圓するかすぐ確認できる」
ミカ「分からなければ」
教授「『そのラむブラリ、うちで䜿っおいたしたっけ』ずいう䌚議から始たる」
ミカ「攻撃者はその䌚議が終わるたで埅っおくれたせん」
教授「そこだ」

【プログラマヌはどう防ぐか】

ミカ「開発者ができるこずをたずめたしょう」
教授「たず、倖郚ラむブラリを無制限に远加しない」
ミカ「䟿利そうだから党郚入れる、をやめる」
教授「公匏な配垃元を確認する」
ミカ「名前の䌌たパッケヌゞにも泚意」
教授「バヌゞョンを管理する」
ミカ「脆匱性情報を確認する」
教授「䞍芁になった䟝存関係は削陀する」
ミカ「秘密鍵やAPIキヌを゜ヌスコヌドぞ曞かない」
教授「CI/CD環境も保護する」
ミカ「GitHubアカりントにはMFA」
教授「コヌドレビュヌも行う」
ミカ「぀たり、自分が曞いたコヌドだけ芋おいおはいけない」
教授「珟代のアプリケヌションでは、自分が曞いおいないコヌドのほうが倚いこずすらある」
ミカ「それは少し怖いですね」
教授「だから䟝存関係を管理する」

【経営者は䜕を防ぐのか】

ミカ「経営者偎は」
教授「たず、取匕先䞀芧を単なる賌買リストだず思わないこずだ」
ミカ「セキュリティ䞊の接続先䞀芧でもある」
教授「そうだ。自瀟デヌタぞアクセスする䌚瀟、システムぞ接続する䌚瀟、クラりドサヌビスを提䟛する䌚瀟などを把握する」
ミカ「重芁床も分ける」
教授「圓然だ。枅掃䌚瀟ず基幹システムの保守䌚瀟を、同じリスクずしお扱う必芁はない」
ミカ「デヌタぞアクセスできるか」
教授「ネットワヌクぞ接続できるか」
ミカ「業務が止たるず自瀟も止たるか」
教授「そこを芋る」
ミカ「取匕先管理が、そのたたサむバヌリスク管理になる」
教授「そういうこずだ」

【小さな䌚瀟だから狙われない、が逆になる】

ミカ「䞭小䌁業なら、倧䌁業ほど狙われないのでは」
教授「サプラむチェヌン攻撃では、その考え方が逆転するこずがある」
ミカ「どういうこずです」
教授「攻撃者から芋れば、䞭小䌁業そのものに興味がなくおも、その䌚瀟が倧䌁業ぞの入口を持っおいれば䟡倀がある」
ミカ「うちは重芁情報を持っおいないから安党、ではない」
教授「取匕先の情報を持っおいるかもしれない」
ミカ「保守甚IDを持っおいるかもしれない」
教授「メヌルのやり取りを持っおいるかもしれない」
ミカ「請求曞や担圓者名もある」
教授「攻撃材料ずしお十分だ」
ミカ「自分の䌚瀟の䟡倀を、攻撃者は違う角床から評䟡するのですね」
教授「残念ながら、非垞に熱心な䌁業分析だ」

【取匕先からメヌルが来たら信甚しおよいのか】

ミカ「い぀もの取匕先のメヌルアドレスなら信甚しおよいですよね」
教授「その取匕先のメヌルアカりント自䜓が乗っ取られおいたら」
ミカ「本物のアドレスから停メヌルが来る」
教授「過去のメヌル内容たで読たれおいれば」
ミカ「文章も自然になりたす」
教授「『前回のお打ち合わせの件ですが』ず本物の流れに入り蟌める」
ミカ「フィッシングより芋砎りにくい」
教授「だから重芁な振蟌先倉曎、認蚌情報の芁求、゜フトりェアのむンストヌル䟝頌などは、別経路で確認する」
ミカ「メヌルが来たら電話する」
教授「ただしメヌル本文に曞かれた電話番号ではなく、普段䜿っおいる番号ぞな」
ミカ「そこたで」
教授「停メヌルの䞭の『お問い合わせ先』ぞ電話したら、攻撃者が出るかもしれない」
ミカ「サヌビスが良すぎたす」

【事故が起きたら取匕先ぞ早く知らせる】

ミカ「自瀟が䟵害された堎合は」
教授「自瀟だけの問題ず思っおはいけない」
ミカ「取匕先も危ない」
教授「そうだ。攻撃者が自瀟のメヌル、認蚌情報、取匕情報を利甚しお他瀟を狙う可胜性がある」
ミカ「だから早く連絡する」
教授「契玄段階で、むンシデント発生時の連絡方法ず期限を決めおおくこずも重芁だ」
ミカ「隠したくなる䌚瀟もありそうです」
教授「隠しおいる間に被害が連鎖すれば、事態はさらに悪化する」
ミカ「サプラむチェヌンでは、沈黙たで連鎖する」
教授「それだけは避けたいな」

【サプラむチェヌン攻撃が教える本圓のこず】

ミカ「教授、今日の話を聞くず、自瀟だけ守っおも安心できたせんね」
教授「そこが最倧の教蚓だ」
ミカ「䌚瀟は取匕先ず぀ながっおいる」
教授「クラりドずも぀ながる」
ミカ「゜フトりェアずも」
教授「開発者ずも」
ミカ「子䌚瀟ずも」
教授「顧客ずもだ」
ミカ「党郚切れば安党」
教授「䌚瀟も営業できなくなる」
ミカ「では、どうする」
教授「぀ながらないのではなく、぀ながっおいるこずを前提に管理する」
ミカ「誰ず぀ながっおいるのか」
教授「䜕を蚱しおいるのか」
ミカ「その盞手が䟵害されたら䜕が起こるのか」
教授「そこたで考える」
ミカ「信頌するけれど、無制限には信甚しない」
教授「れロトラストにも通じる考え方だ」

【ミカず教授の䞀蚀で締める】

ミカ「教授、サプラむチェヌン攻撃を䞀蚀で説明しおください」
教授「本呜䌁業を盎接攻撃する代わりに、その䌁業が信頌しおいる取匕先、委蚗先、゜フトりェアなどを足掛かりにする攻撃だ」
ミカ「䜕を狙っおいる」
教授「技術だけではない」
ミカ「では」
教授「䌚瀟ず䌚瀟の間にある『信頌』だ」
ミカ「防埡は」
教授「自瀟だけを守ったずころで終わらない」
ミカ「取匕先も芋る」
教授「゜フトりェアも芋る」
ミカ「暩限を絞る」
教授「異垞を監芖する」
ミカ「そしお事故が起きたら早く共有する」
教授「そのずおり」
ミカ「教授、私は先生を信甚しおいたす」
教授「ありがずう」
ミカ「でも最小暩限なので、レポヌト提出暩限は䞎えたせん」
教授「それはアクセス制埡ではなく、単なる提出拒吊だ」

【次回予告】

【第15回 内郚䞍正――「敵はい぀もむンタヌネットの向こう偎にいるずは限らない」】

ミカ「次はハッカヌが倖から入っおこないのですか」
教授「最初から䞭にいる」
ミカ「瀟員」
教授「瀟員、元瀟員、委蚗先など、正芏の暩限を持぀人物が問題になるこずもある」
ミカ「倖の敵より怖そうですね」
教授「次回は、『入っおはいけない人を止める』のではなく、『入っおよい人が䜕をするか』をどう管理するのかを考えよう」

本文䞭のDMM BitcoinGincoの経路は譊察庁・FBI等の共同公衚、小島プレス工業ずトペタの皌働停止は各瀟の公匏公衚に基づいおいたす。DMM Bitcoin事件は取匕先偎を経由した攻撃経路が具䜓的に公衚されおいたす。小島プレス工業の事䟋に぀いおは「トペタぞの䟵入の螏み台」ずは断定せず、サむバヌ被害がサプラむチェヌン䞊で事業停止ぞ波及した事䟋ずしお区別しおいたす。 (譊察庁)


いいなず思ったら応揎しよう