成績や肩書きよりも大切なもの。我が子に贈りたい「幸せ感度」の育て方
幸せには、
大きく分けて、二つあるように感じています。
ひとつは、
日々の中で感じる幸せ。
安心したり、ほっとしたり、
「今日も悪くなかったな」と思える瞬間。
これは、
幸せを感じ取る力です。
もうひとつは、
人生全体を振り返ったときに、
「この人生でよかった」と
思える幸せ。
それは、
問い続ける力から
育っていくものだと、
私は思っています。
子育てのゴールは、
立派に育てることではなく、
幸せを「感じ取れる」大人にすること。
それ以外の正解は、ありません。
成績や肩書き、
まわりからの評価。
それらは、
あった方がいいかもしれないけれど、
なくても人は、生きていけます。
でも、
自分の人生の中で
「今、私は幸せだ」と
感じ取ることができなければ、
どれだけ立派に見えても、
心は満たされません。
幸せは、
誰かが与えてくれるものではなく、
状況が整った先に
自動的にやってくるものでもありません。
小さな安心に気づけること。
うまくいかない日にも、
自分の感覚を見失わないこと。
その感度は、
日々の関わりの中で、
少しずつ育っていきます。

実は私自身、
ずっと
「自分はニセモノなんじゃないか」
と感じながら生きてきました。
50歳を過ぎた今も、
なお、
自分にとっての
「本物とは何だろう」と
考え続けています。
それでも、
日々の暮らしの中には、
たしかな幸せが、
たくさんあります。
だから思うのです。
日々の幸せと、
人生の幸せは、
きっと同じではない。
子どもたちには、
いつか自分自身で
「これが、私の人生だ」と
思える何かを、
見つけてほしい。
そのために必要なのは、
立派さではなく、
問い続けること。
そして、
感じ取る力。
そのヒントが、
幼少期の体験の中に
あるのではないだろうか。
私は、
保育の現場で
子どもたちの姿を見ながら、
そう感じ続けています。
だからこそ、
子どもを取り巻く
大人の在り方、
生き方そのものが、
とても大切になってくるのだと思います。
お母さん、お父さんに限らず、
そばにいる大人が、
どんな迷い方をしているのか。
どんな選び方をしているのか。
どんなふうに、
自分の人生と向き合っているのか。
子どもたちは、
言葉よりも先に、
その背中を見ています。
立派である必要はありません。
正解を持っている必要もありません。
それでも、
問い続ける姿や、
感じ取ろうとする姿は、
きっと伝わっていく。
あなたは、
子どもに
どんな背中を見せたいですか。
最後に私が自分と向き合った時に書いた
手帳の記録を貼っておきます。

