小学生が勉強についていけない悩みは、予習で9割解決できる理由
「うちの子、最近授業についていけてないみたい……」
そう感じながらも、何をどうすればいいかわからず、見守るしかない。そんな親御さんが、実はとても多いんです。
小学校高学年になると、勉強の難しさが一段階上がります。わからないまま授業が進んでいくと、子どもは「自分は勉強が苦手なんだ」と思い込んでしまいがちです。でも、それは本当にそうなのでしょうか。
この記事を読むと、次の3つがわかります。
子どもが授業についていけなくなる、本当の原因
今日から家でできる「予習」の具体的なやり方
子どもの理解力が上がる、親の教え方のコツ
目次
ついていけなくなる2つの原因
予習をさせることで9割解決できる理由
教科別・予習の具体的な進め方
わからない問題はどう対処する?
子どもの理解力が上がる「教え方」のポイント
まとめ
ついていけなくなる2つの原因
授業についていけなくなるのは、子どもの「やる気がない」からではありません。原因はほとんどの場合、「理解力」と「集中力」の2つに絞られます。
まず「理解力」について。先生の説明を聞いても何を言っているかわからない、問題文を読んでもイメージが浮かばない……そんな状態になると、いくら授業に出ていても内容が入ってきません。わかっていないのに次の単元へ進む授業のスピードに、ただただ流されてしまうのです。
次に「集中力」です。小学生が授業の最初から最後まで完全に集中し続けるのは、実はかなり難しいことです。特に後半になってくると、どうしても意識が散漫になりがちです。集中できていない時間帯に大事なポイントが説明されると、そこだけすっぽり抜け落ちてしまいます。
この2つは、残念ながら短期間でぐっと上げることはできません。焦って「どうしてわからないの!」と叱っても、子どもが苦手意識を持つだけで逆効果になりやすいです。でも、だからといって手を打てないわけではありません。
予習をさせることで9割解決できる理由
「理解力」と「集中力」をすぐに上げることは難しい。でも授業についていけるようにする方法はあります。それが「予習」です。
予習をすれば、今日学ぶ内容がざっくりと頭に入った状態で授業に参加できます。「あ、これさっき見たやつだ」という感覚があるだけで、子どもの気持ちは格段に楽になります。多少集中力が途切れる瞬間があっても、下地があるので授業の流れを見失いにくくなるのです。
予習は完璧に理解する必要はありません。「なんとなく知っている」という状態を作るだけで、授業の質がまったく変わってきます。
教科別・予習の具体的な進め方
予習といっても、難しく考える必要はありません。教科によって少しやり方が違うので、それぞれ紹介します。
国語・理科・社会・英語 は、次の授業で使う教科書のページを音読するだけで十分です。できればお父さんかお母さんも一緒に読んでみてください。読み方がわからない言葉や、意味がよくわからない内容が出てきたら、その場でかんたんに教えてあげましょう。「なるほど、こういう話なんだ」という感覚が持てるだけで、授業への入り方がまったく変わります。
算数 は、教科書に載っている例題を一問だけ解いてみましょう。こちらも親子で一緒に取り組むのがおすすめです。特に算数は苦手意識を持ちやすい教科なので、「お父さん・お母さんと一緒に考えた」という安心感が、授業での自信に直結します。
どちらも、毎日15〜20分程度あれば十分です。長い時間をかけるよりも、短く毎日続けることのほうがずっと大切です。
わからない問題はどう対処する?
すでにわからない単元がある場合は、長期休みを上手に使うのがおすすめです。普段は学校の宿題や習い事で忙しい日々でも、夏休みや冬休みは比較的まとまった時間が取れます。そのタイミングで、ひとつ前の学年の内容をサラッと復習してみましょう。
市販のドリルを使うと取り組みやすいです。本屋さんやネットで「小学○年生用」のドリルを探してみてください。ポイントは、できるだけ薄くてやさしいものを選ぶこと。「これなら全部できそう」という見た目が、子どものやる気を引き出します。
ドリルを解いていてわからない問題が出てきたら、親御さんがその場で一緒に考えてあげてください。答えを教えるのではなく、「一緒に考える」というスタンスが大切です。それだけで子どもの理解力は着実に積み上がっていきます。
子どもの理解力が上がる「教え方」のポイント
勉強を教えるとき、一番大切なのは「親の表情と雰囲気」です。
怖い顔で叱りながら教えると、子どもは「勉強の時間になると、親が怖くなる」という印象を持ちます。そうなると、勉強そのものへの恐怖感が育ってしまいます。逆に、笑顔で楽しそうに関わるだけで、子どもは不思議と「もう少しやってみようかな」という気持ちになりやすいです。
もうひとつ大事なのが「全力で褒める」こと。一問できたら、「できたじゃん!すごいね!」と大げさなくらい喜んであげてください。褒められると、子どもは「自分はやればできる」という感覚を育てていきます。この感覚が積み重なると、勉強への抵抗感がじわじわと減っていきます。
難しいテクニックは何もいりません。笑顔で一緒に取り組んで、できたことを素直に喜ぶ。これだけで、家庭での勉強の質は大きく変わります。
まとめ
授業についていけない主な原因は「理解力不足」と「集中力不足」の2つ
予習をするだけで、授業への理解度は大幅に上がりやすい
国語・理科・社会・英語は音読、算数は例題を一問解くだけで十分
すでにわからない単元は、長期休みにやさしいドリルでリセットする
教えるときは「笑顔」と「全力で褒める」が何よりのコツ
予習の習慣は、難易度が上がる中学校に進んでからも生きてくる
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