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バーチャル投資家プロジェクト【AI投資研究3】

このnoteは、AIにプロ投資家の戦略を覚えさせて、個別株の銘柄分析をさせようという試みである。


AIはバーチャル投資家になれるのか?

 さて、AIをバーチャル投資家にしたい場合は、どうすればいいだろうか。個人的に考えた結果、以下のアプローチをしてみることにした。1. インターネット上で公開されている凄腕の投資家の投資法をAIに調べさせて、学習させる。2. 膨大なデータ(株価や開示情報など)を調査させて、株価が伸びる銘柄の特徴を分析させる。

 つまり、1は個々人の考え方のコピーで、2はビッグデータ的な分析だろう。この二つを同時に組み合わせられるのはおそらくAIだけで、もしかしたら人間を超える可能性があるのでは?と考えたのだ。

誰の投資法を学習させるか

 重要になってくるのは、誰の投資法をAIに学習させるか?という問題かもしれない。なぜなら投資家にも、いろんなタイプがいるからだ。おそらく、AIと相性が良いのは、膨大なデータを分析して論理的に銘柄を見抜くスタイルの投資家ではないかと思う。

 筆者が知っている範囲では、このスタイルで最も有名かつ実績のある投資家は、井村俊哉氏ではないかと思う。ネット上に投資法の情報が大量にないとコピーできないので、必然的にタレント寄りの著名人になってくる。

 さらに応用として、井村氏と似た投資法の、複数名の投資家をAIの中で合体させる戦略を思いついた。個々人の頭脳をコピーしたうえで、合体させる。これもAIにしかできない強みではないだろうか。

どうやって優良銘柄のデータを分析するか

 次は、データの方だ。これは、まず「今までに大きく上がってきた個別株」の公開情報をまず集め、「上がる直前に共通していた傾向」をAIに分析させることにした。もし過去と未来が同じなら、この方法で上がる個別株を当てられるということになるだろう。まあ、現実はそんな甘くないだろうけど。

投資家とデータの合体

 これらの手順で、「凄腕の投資家の頭脳」と「データ分析」を組み合わせることを試した。テクノロジーで強化された、最強のヒーロー軍団だ!

INVESTORS ASSEMBLE !  

 今回のnoteでは、井村氏単独の「井村戦略」、井村氏と似た投資法の10名の著名投資家を統合した「10名戦略」、公開情報などのデータ分析に基づく「データ戦略」、そして3種類の戦略をAI内部で合体させた「バーチャル投資家戦略」による検証を行った。

プロンプトの要点

ChatGPT5.5 Plus Thinkingを使用。

A. 投資家の戦略の調査と記憶

  1. 【井村俊哉氏の投資法を調査。】

  2. 【井村俊哉氏に似た投資法の投資家を10名調査。】

  3. 【その10名の投資法や戦略をバランスよく総合し、「10名戦略」として記憶。】

  4. 【井村氏の投資法や戦略を「井村戦略」として記憶。】

B. 過去に株価が急上昇した銘柄の調査と、公開情報における予兆の分析

  1. 【日本の大型株、中型株、小型株の個別株の銘柄を調査。全部で何種類あるのか?(まずは調査範囲を指定。)】

  2. 【過去20年で、月足チャートにおいて、一度記録した底値から5倍以上の高値を付け、さらにその後、底値から3倍以上の株価が現在まで常に維持された銘柄をリストアップ。(単に5倍とかバガーって指示すると、一瞬上がってすぐ下がったものが多く含まれる。月足とかも言っておかないと、苦労してめっちゃ細かいデータを見ようとする。)】

  3. 【投資家の戦略とは無関係に、その150銘柄の公開情報を可能な限り多く調査。法定開示、適時開示、任意開示のIR情報など。(AIが勝手に投資家の戦略に近い銘柄だけに限定しようとしていたので、阻止。)】

  4. 【すでに集まった開示情報の範囲内で、150銘柄の多くに共通する、株価が急上昇する前の予兆とみなせる特徴を分析。(情報の範囲内って指示しないと、AIの解釈が混ざる。)】

  5. 【この共通パターン分析に基づく投資の戦略を「データ戦略」として記憶。】

C. 各種戦略による銘柄の分析

  1. 【「井村戦略」、「10名戦略」、「データ戦略」のそれぞれにおいて、これから株価が上がりそうな銘柄を判定するためには、どのような情報が必要か。(まずは、AIが迷子にならないように情報を探させる。)】

  2. 【日本の大型株、中型株、小型株の可能な限りの多くの銘柄を対象とし、「井村戦略」、「10名戦略」、「データ戦略」のそれぞれに基づいて、これから株価が上がりそうな有望な銘柄の上位50をリストアップ。(とりあえず別々に50種類ずつぐらいで様子を見る。いきなり複雑なことをやらせると、暴走しやすい。)】

  3. 【「井村戦略」、「10名戦略」、「データ戦略」を三分の一ずつの割合で合体させた戦略を「バーチャル投資家戦略」として記憶。】

  4. 【日本の大型株、中型株、小型株の可能な限りの多くの銘柄を対象とし、「バーチャル投資家戦略」に基づいて、これから株価が上がりそうな銘柄の上位50をリストアップ。】

  5. 【日本の大型株、中型株、小型株の可能な限りの多くの銘柄を対象とし、「井村戦略」、「10名戦略」、「データ戦略」、「バーチャル投資家戦略」のそれぞれに基づいて、これから株価が上がりそうな銘柄の上位100をリストアップ。さらにリストアップした銘柄をランキング化してTierランクで分類し、その銘柄を採用した根拠も記述。(最終的に100に拡張し、ランク付けや根拠の分析も追加。)】

 10名戦略の投資家は以下の通り。セス・クラーマンジョエル・グリーンブラット、若い頃のウォーレン・ バフェットビル・アックマンダン・ローブデビッド・アインホーンマイケル・バ ーリモニッシュ・パブライ村上世彰丸木強

 各戦略の内容も貼っておきます。

4種類の戦略の要約

プロンプトの注意点

 まず全体的に、データ準備と分析のプロンプトは分けたほうが良いと思う。まず投資家や銘柄について調査、その後に分析して記憶。という流れがおすすめである。例えば、いきなり「投資家の戦略を再現して」みたいな丸投げプロンプトをすると、少ない文献だけを根拠にするケースなどが多いと思う。

 株の分析の場合も、「有望株を分析」みたいな漠然としたプロンプトを投げると、AIは楽して有名な大型株だけを調査したりする場合が多い。だから、まずは日本の個別株の全種類をリストアップさせた。しかしそれも、人間の思っていることとは違うかもしれないが、確かに有望株の分析だから、嘘ではないのだ。

 AIは、「可能な限り簡単な方法」で言われたことをクリアしようとする傾向が強いと思う。計算資源は無限ではないから、当然だろう。だから、こういう複雑なプロンプトで重要なのは、ちゃんと人間がやりたいことを論理的に、AIが誤解しにくい順番で伝えるということなのだと思う。

AIの分析結果に基づく、筆者が好きな銘柄ランキング

 さて、お待ちかねのランキングだ。なお、このランキングはAIの分析結果に基づいて、筆者が「個人的に好き」だと思った銘柄を記載しているだけであり、第三者への投資助言をする意図は全くありません。

 このnoteでは各戦略の場合の、6位から10位だけを記載する。1位から5位、および11位から100位までの情報、そしてTierランクや、ランキングの根拠などの情報は、メルマガ限定コンテンツです。

4戦略の6位から10位の表

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改善すべき点

 データ分析の対象が、おそらく企業サイトのIR情報が大半になっている。他にも金融庁の法定開示情報や、証券取引所の適時開示情報が公開情報として知られる。しかし、これらはデータ量が膨大だったり、有料だったりするので、現時点ではアクセスできていない。

 そして、投資家はインターネットに投資法の全てを公開しているわけではない、と言うか公開してないと思う。そんな親切な人がいるとは思えない。おそらく一番良いのは、実績のあるファンドなどの取引履歴など、信頼できる情報に基づいて修正を加えることだと思う。しかしそんな高度なことは、現時点ではできない。

 あとは、過去のデータだけを対象とした場合の信頼性がチェックされていない。例えば直近3年のデータは除去して、古いデータだけで同じ戦略モデルを構築し、直近の株価の動向と照らし合わせるということ。しかしデータに明示されない相場観(例えば2026年現在はAIブームで半導体が流行)などは、どこまでAIが見て見ぬふりできるのかは疑問である。未来のカンニング的になっていて、過去データのテストでは凄まじい成績を叩き出すけど、有用性は無い可能性に注意したい。

注意点

本コンテンツは、AIによる公開情報の分析結果を参考に、作成者が企業研究上の興味関心の度合いを主観的にランキング化したものです。特定銘柄の購入、売却、保有、空売り、買い増し、損切り、利益確定などを第三者に推奨するものではありません。

本コンテンツで使用する「井村戦略」「10名戦略」「データ戦略」「バーチャル投資家戦略」等の名称は、公開情報を参考にAIが独自に整理した分析上の便宜的名称です。井村俊哉氏、本文中で言及される投資家本人、各投資家の関係会社による監修、承認、推奨、関与を意味するものではありません。また、インターネット上で誰でも閲覧可能な情報を整理しているだけであるため、特定個人への誹謗中傷や名誉棄損に該当する可能性は無いと考えています。

作成者の調査の範囲内では、このコンテンツに違法性はありません。しかし作成者は弁護士など法律の専門家ではなく、判断の正当性は保証されていません。もし作成者が意図していない違法性が判明した場合は、直ちにこのコンテンツを削除します。特に、このnoteおよび、関連するメールマガジン配信資料の全範囲において完全無料であり、報酬を受け取ることは一切目的にしておりません。

まとめ

参考にするかどうかは別として、実行してて楽しかったです。たぶんプロの世界ではこういうアプローチが、すごい勢いで進んでるんだろうなあ。ファンドがやってるのか、AIデベロッパーがやってるのかはわからないが。

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この記事は個人的な意見と分析の公開であり、断定的事実や投資助言は一切記載されていません。
この記事は経済および時事問題の解説を目的としており、特定の商品の購入や売却を推奨および助言するものではありません。
この記事は個人的な推測を公表しているだけであり、特定の商品の価格を保証する意図は一切ありません。
この記事を参考にして行った投資、運用、トレーディングなどの取引の結果について著者は責任を取ることは一切できません。
この記事に計算結果が含まれる場合は、AI経由で取得した情報とAIの計算によって、行われております。そのため、確実性を完全に保証できるものではありません。

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