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AIの流行を追うだけでは足りないと、フェルメール展で気づきました

こんにちは、健ちゃんです。

AIの新しい技術を追っていると、昨日までの新機能がすぐ古くなります。知識は増えているのに、「自分は何を選び、何を作りたいのか」が見えにくくなることもありますよね。

僕は妻とフェルメール展へ行き、本物の絵と、その背景にある時代や物語へ触れました。その体験から、流行を追うこととは別に、長く残るものから自分の判断軸を育てる時間が必要だと気づいたんです。

1枚の絵に、作品の外側まで入っていました

目当ては「真珠の耳飾りの少女」でした。妻が抽選を当ててくれたおかげで、僕も本物を見ることができました。

展示されていたのはフェルメールの作品だけではありません。同じ時代の画家たちの作品も並び、当時のオランダの様子や、画家たちが生きた時代の流れを一緒にたどれる展示でした。

僕はそれまで、美術館は美術が好きな人が趣味で行く場所だと思っていました。ところが実際に見てみると、1枚の絵から受け取れる情報がとても多かったんです。

描かれている人物や風景だけではありません。画家が何を伝えようとしたのか、どんな時代に作られたのか、人々がどう評価し、どんな物語とともに作品が知られていったのか。作品の外側にある情報までつながっていました。

原画を間近で見ると、写真では再現できない細かな表現も感じられます。「有名な絵だから見てみたい」という入り口でも、本物を見ると、なぜ長い間見られてきたのかを自分なりに考えられるんですね。

最新技術を知ることと、自分の軸を持つことは別です

僕は日頃、AIや3Dモデルの新しい技術を追っています。新しい道具を早く試せば経験がたまり、半年後や1年後にできることも増えていきます。だから、流行を追うこと自体は大事です。

しかし、最新情報を追い続けるだけでは、自分の中に軸ができにくいとも感じています。技術は速く変わるので、外から与えられる「新しい」「便利」という基準も、すぐに入れ替わるからです。

古典美術や哲学のように、長い時間を超えて残ってきたものは、その速さとは違う場所にあります。そこには、人が何を美しいと感じ、何を伝えようとしてきたのかという、簡単には変わらない問いがあるんです。

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最新技術と古典美術を両方学び、自分の判断軸を育てる関係図

新しい技術と古典美術は、どちらか一方を選ぶものではありません。新しい技術は、作れるものを増やしてくれます。長く残る作品は、何を作るか、何をよいと感じるかを考える材料を増やしてくれるんです。

図録を読むと、美術館の体験がその日で終わりません

僕は美術館へ行ったとき、できるだけ図録を買うようにしています。今回の図録は約2,600円で、手に取りやすいと感じました。

図録は、全部を最初から最後まで読まなくても大丈夫です。自分が一番好きだった作品のページだけでも読むと、会場で見た絵と、その背景にある情報がつながっていきます。

見る前に読めば、会場で注目する場所が増えます。見たあとに読めば、そのとき感じたことを振り返れます。美術館の体験がその場だけで終わらず、自分の中へ残る経験になるわけです。

次に美術館へ行くときは、単眼鏡も試してみたいと思っています。会場で使っている人を見かけて、絵の細部を見るのによさそうだと感じたからです。一度の鑑賞から次に試したいことが生まれるのも、面白いところですね。

詳しくなくても、有名な作品から始めれば大丈夫です

「美術の知識がないと楽しめないのでは?」と思うかもしれません。僕も美術に詳しいわけではなく、これまで美術館の価値をよく分かっていなかった側です。

それでも、本物を見て、気になった作品の背景を少し知るだけで、受け取れるものが変わりました。誰もが知っている作品や、名前を聞いたことのある画家から始めても十分なんです。

作品を見たら、まず一番気になった1枚を決めてみてください。次に、図録や会場の解説で、その作品が生まれた時代と作者の考えを少しだけ確かめます。全部を覚えなくても大丈夫ですよ。

難しい鑑賞法を身につけるより、「なぜ自分はこの絵が気になったのだろう」と考えることの方が大切です。その問いが、外から与えられた流行ではなく、自分の感覚を知るきっかけになります。

まとめ

AIの最新技術を追うことは、これからも大事です。ただし、速く変わる情報だけを追っていると、何を選ぶかという基準まで外へ預けてしまいます。

だから僕は、新しい技術を試す時間と、長く残ってきた作品に触れる時間を両方持ちたいと思っています。作れるものを増やしながら、何を作りたいかを考える。その両方が、自分の判断軸を育ててくれるんです。

あなたも機会があれば、美術館で本物の作品を見てみてください。そして、気になった1枚の背景だけでも読んでみましょう。流行とは違う時間の流れに触れることが、AI時代に自分の軸を作るきっかけになるのではないでしょうか。

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