FUJIFILM X-M5 受注停止、入手困難。でも、さらにX-M5のススメ。
売れて当たり前の価格
X-M5が売れに売れているようで、予約もできない状況になっています。日本ではフジフィルムモールの価格で本体136,400円、レンズキットが152,900円。現在は予約不可ですが、実売価格で本体130,000円を切る程度です。
一方アメリカでは、B&Hで本体$799、レンズキットで$899、少し円高になりましたので、為替上はそれぞれ119,000円、134,000円と安く見えるようになりました。在庫があれば海外で購入しても良さそうです。
為替上ではそんな感じですが、それをビッグマック指数的に考えてみると、日本のビッグマックは480円、アメリカで$5.79。日本では本体価格がビッグマック280個分で、アメリカでは140個分と倍の大きな差。日本でビッグマック140個を買っても67,200円にしかなりませんので、つまり向こうでは最初から7〜80,000円程度のコンデジ感覚のはず、これでは世界中で売れて当たり前です。

次にビッグマックではなく、マックの時給から見たらどうなるでしょう。
アメリカではマックの時給が11~17ドル(約1,650~2,550円)、平均13ドル(約1,950円)です。カリフォリニア州ではファストフード従業員の最低賃金が20ドル(約3,000円)に引き上げられましたので、平均でも61.5時間、カリフォリニア州なら40時間働けばX-M5のボディーが買える計算になります。日本では、約900円 (カフェスタッフ) 〜約1,420円 (ホール・キッチンスタッフ) となっていますので、900円なら144時間、1,420円なら91.5時間、アメリカの倍以上働かなければ本体が買えません。61.5時間の給料、日本では時給900円で55,350円、時給1,420円でも87,330円にしかなりません。61.5時間で買えるボディー、やはり安いです。
フジフィルムモールでも下記の記載が。フジフィルムは決して悪くない、コスパも性能も良すぎるカメラを作ってしまっただけでしょう。1日でも早く販売が再開すればいいですね。
【納期未定】想定を上回る多くのご注文をいただいており、現在ご注文をお受け出来ません。
一日も早くお届けできるよう、鋭意努力してまいりますので、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
売れて当たり前の性能
こちらの記事に掲載した表を下に再掲しますが、X-M5はX100V同等の性能で、X100VIに負けるのは解像度と手ぶれ補正。X-M5にはレンズ交換式、超広角から超望遠まで使えるという大きなメリットがあります。
ヘッダーの写真は現在のX-M5。ロゴは塗り潰しました。すでに4ヶ月ほど使用していますが、手ぶれ補正について当初危惧してたほどのことはありませんでした。手ぶれ補正なしのXF27mmでも日中は全く問題なし。室内でシャッタースピードが遅くなる場合はISOを上げれば問題なし、フラッシュも有効活用。そもそも広角レンズ付けて1/60以上でシャッターを切る場合は、手ぶれ補正が付いててもほとんど動作していないでしょう。手ぶれ補正付きのキットレンズならその不安もありません。この性能でこの価格、やはり売れて当たり前です。
予約も困難な状況ですが、超コンパクトで高性能なX-M5、強くお勧めします。

最後に昨日発売された1億画素の中判コンデジGFX100RFに物申したい。1億画素をここまでコンパクトなボディーに詰め込んだのはすばらしい、そこは文句なしで褒めたいところ。しかし見た目がチェキっぽく、縦横比のバランスが悪すぎて、レンズの上部が間延びしすぎ。是非IIでは少し厚くなってもいいから縦を数ミリ詰めて、この画像のようにスマートにしていただきたいなと。

最後の最後についでに、このカメラはすごいかもと。中国のYONGNUO(ヤンノウ)が出したマイクロ4/3のレンズ交換式アンドロイドカメラ。画質はそこそこでしょうが、スマホへの転送は他社の30倍、SIMカードが使えてインスタへそのままアップ、ライブも可能、Googleフォトへそのまま保存と驚異的。今のカメラにはできない機能が満載です。
今やドローンはDJIが席捲、アクションカムもGoProからDJI、マイクもDJI、ストロボはGODOX、中国企業の勢いは止まることなくカメラ業界に浸透しつつあります。あとはカメラ本体のみ。ハッセルブラッドはすでにDJIの傘下です。日本が守り続けてきたこの牙城を、今後も死守できるのか、それなりに心配してます。
