【コーチング】世界は連続していない。人はビートで認識している。
こんにちは!Kenです。
アテンションシリーズ、今日はまた格闘技も絡めながら、少しゾクッとする話をします。
テーマは「ビート」そして、私たちが見ている世界は、実は連続していないという話です^_^
ミスディレクション:これまでの話は「空間」の技術だった
これまでスリのテクニックをいくつも紹介してきましたが、あれらは総称するとミスディレクションという概念です。
注意の方向(ディレクション)を、別の方へ持っていく技術。触れる、質問する、素材で引きつける。どれも「空間的に、こっちを向かせる」話でした(認知空間も含めての空間です)。
今日解説するのは、その時間バージョン。
オンビート/オフビートという概念です。
オンビートとオフビート
定義はシンプルです。
オンビート:注意が張っている瞬間。「今、何かが起こるぞ」と気が張り、こちらに注意が向いている状態。
オフビート:注意が緩んだ瞬間。笑ったとき、何かが起きて「なんだ、大丈夫だったか」とホッとしたとき。気を抜いた、あの一瞬です。
広い意味ではオフビートもミスディレクションの一種なのですが、通常のミスディレクションが空間的な概念なのに対して、オフビートは時間的な概念、ここがポイントです。
そして、ここからが今日の核心です。
世界はパラパラ漫画である
人は、目の前の現実を連続的に知覚している。ように感じています。
でも実際は、オンとオフがあるんです。
イメージとしてはパラパラ漫画です。ページとページの間には隙間がある。でも、その隙間を私たちはスコトーマとして認識できていないので、全部がつながっているように感じている。
動画も実際は1枚1枚の静止画なのに、コマとコマの間が知覚できないから、動いて見えますよね。私たちの知覚も、あれと同じ構造なんです。
オンビートの瞬間に、カシャ、カシャ、とシャッターを切って世界を撮っている。シャッターとシャッターの間は、撮れていない。
だから、オフビートの瞬間に起きたことは、後で思い出そうとしても思い出せません。そもそもインプットされていないからです。無意識だからアクセスできない、という説明もできます。
思い出せないのではなく、最初から存在していない。ちょっとゾクッとしませんか?笑
実例①:UFCホワイトハウス大会の番狂わせ
この原理、格闘技の最前線でも起きたばかりです。
先日のUFCホワイトハウス大会で、無敗の強豪イリア・トプリア選手が、メインカードでまさかの敗北を喫しました。勝ったのはジャスティン・ゲイジー選手。
そのゲイジー選手が使うテクニックの1つがハーフビートです。
「今パンチが来るぞ」というタイミングを、半拍ずらして打つ。相手が「来る」と思っているビートと微妙にずれるので、見えているはずのパンチがヒットしてしまう。
人はオンビートのときに来るものは知覚できます。でも、ビートの間に差し込まれたものは、認識ができない。世界がパラパラ漫画である以上、ページの隙間に打ち込まれたパンチは「見えない」んです。
実例②:スリは「ホッとした瞬間」を狙う
スリの世界でも、オフビートはフル活用されています。
例えば近くで爆発音がして、一瞬ビクッとする。周りを見て「なんだ、何でもなかったのか」と、ふぅと一息ついたその瞬間に、物が抜かれている。
あるいは、「スリに狙われてるかも」と警戒しているうちは取られない。「もう大丈夫だな」と緩んだ瞬間に取られる。
以前解説した「質問」のテクニックも、実はここに関わってきます。質問されて「えっと…」と考えているとき、思考にリソースが割かれた準オフビート状態になっている。だからその間の介入を防ぎづらいんです。
張っているときは、やられない。緩んだ瞬間が、いちばん無防備。
まとめ:アテンションの技術、空間と時間が揃いました
シリーズの地図を更新します。
空間のミスディレクション:素材、接触、質問で「どこを見るか」を操作される
時間のオフビート:「いつ見ているか」の隙間を突かれる
空間と時間、両方が揃うと、アテンションの攻防の全体像が見えてきますね。
このテーマもまだまだ話せることがあるので、続きはまた解説します^_^
また記事を書きます!
ここまで読んでくださり、ありがとうございました✨
【今日のワーク】
今日、自分が「ふぅ」と気を緩めた瞬間を1回でいいので捕まえてみてください。何かが終わった直後、笑った直後。その瞬間、世界のシャッターは閉じています。「今オフビートだったな」と気づけたら大成功です。
▼トライアルコーチングはこちら!
P.S. LINE限定レクチャーも!
LINEでは本当は秘密にしたい「禁断の術」も限定動画で解説していますので、ぜひご登録ください。無料です!
=============
▼LINE限定の無料バーチャルレクチャーはこちら!
→「限定レクチャー」とメッセージを送ってください。
=============
