FF5ピクセルリマスター感想【初見プレイ】
建造物です。
FF5ピクセルリマスター版の感想を書いていきます。
ネタバレにならないよう書くので、具体的な内容は少ないと思うので悪しからず。
それでも少々ネタバレな部分はあるので、それも悪しからず。
ゲーム概要
ジョブチェンジシステムがさらに進化!
固有のアビリティを組みわせて、自由なキャラカスタマイズが可能になった。
”クリスタル”を巡る物語は極まり、システムとストーリーの両面から高い完成度を持つ。
FFシリーズの5作目。
FF3で登場したジョブチェンジがパワーアップして再登場。
新しい召喚獣や魔法も数多く登場。
使用ハード:PS4
ダウンロード版です。
価格:2200円
プレイ時間:約60時間
クリアまでで52時間くらい、プラスαの要素を8時間くらい。
ジョブマスターはまた今度。
感想
ストーリー
クリスタルの異変から始まる物語で、主人公のバッツはひょんな事から異変を調べることに。仲間たちとクリスタルを巡るなかで、異変の真相と世界の秘密が明らかになっていく。という話。
とても丁寧に作り込まれていて、ストーリーに行き当たりばったり感が全然なく、凄く良かったです。小さなものから大きなものまで伏線が随所に設けられていて、序盤からマップ上に存在している謎のオブジェクト、「洞窟の奥の崖は登れる」など村人の謎の台詞、なぜか拾えない欠片などなど、全てにちゃんと意味があり、物語が進むことで明らかになっていくのがめちゃくちゃ面白かった。

そしてストーリー全体、一つ一つのイベント、会話、どれをとっても凄くテンポが良かったです。イベントの進行や会話に冗長なところがなくて、ストレスなく物語や登場人物のやり取りを楽しめました。
またシリアスさとコミカルさのバランスも絶妙で、主人公たちの「前向きで暗くならない雰囲気」を感じさせるコミカルな演出がありつつも、要所要所ではシリアスな演出で締める、その塩梅がすごく丁度よかったです。
さらに印象的だったのは、キャラクターの掘り下げ方。宿屋に泊まった時などに回想などでキャラクターの掘り下げが少しずつ行われてくのですが、この「旅を続けることでちょっとずつ登場人物への理解が深まる」感じがテンポを損なわないし、ストーリーの雰囲気とも合っていて良かったです。
ジョブチェンジ・アビリティ
FF3の頃と比べ、ジョブの種類が大幅に増えていて驚きました。そしてクセの強いジョブにも「強い」と感じられる部分があって凄かったです。「あやつる」ことで強力な敵も容易く倒せたり、「うたう」ことで安全に戦えたりと、どのジョブでも強いと感じられるのはすごい。しかもやり込みでだけ強いのではなく、通常プレイでも強さを感じられるのが更にすごいと思う。
ジョブチェンジシステムでは、ダンジョンの敵やボスに合わせて編成を考えるのが楽しかったです。FF5にはジョブのレベルアップによって習得できるアビリティもあるので、ジョブとアビリティの組み合わせを考える楽しさや、次に習得するアビリティを考える楽しさもあり、凄く面白かったです。
召喚獣
まず御三家(シヴァ・イフリート・ラムウ)の集め方が好きでした。FF3, FF4での御三家は、店売りだったりパーティーメンバーが元々覚えていたりで習得に思い入れがなかったけど、FF5ではそれぞれと戦って勝つことで習得できるため、習得に思い出があって良かった。また入手時期が少しずつ異なり、それぞれに活躍のタイミングがあったのも嬉しかった。

過去作からいる召喚獣のなかでは不遇だったオーディンとリヴァイアサンが扱いやすくなっていたのも嬉しかった点。特にリヴァイアサンはバハムートと差別化され、活躍の機会が大幅に増えてて良かった。
めちゃめちゃ扱いにくかった幻獣界の女王(アスラ)はリストラされてた…。
新規登場の召喚獣では、風属性ダメージを与えられる○○○○(ネタバレ防止の伏せ字)がお気に入り。性能の良さとエフェクトのカッコ良さはもちろんのこと、習得の背景エピソードも良くてお気に入り。
FF4からFF5での変化
一番大きな変化だと思ったのは、魔法・召喚獣の詠唱に必要だった待機時間がほぼなくなった事(一部のコマンドにはある)。
待機時間のあったFF4では魔法の発動に時間がかかるせいで、ザコ敵を一掃するのに時間がかかりザコ戦のテンポが少しイマイチだったり、ボス戦が高難易度だったりしました。FF5では待機時間がないことで、ザコ戦もテンポよく終わらせられるようになってて良かったし、ボス戦の難易度も下がっていました。
でもFF4の待機時間があって難易度の高いボス戦も好きだったな。
キャラクターに関する変化としては、「笑う」「驚く」といったグラフィックが追加されて感情表現が豊かになっていました。コミカルな演出と合わさり生き生きしてる感じが良かった。
あとはオリジナル版でも存在していたのかは分からないですが、タイトル画面で放置してると「デモ映像」が流れるようになっていて驚いた。
モンスター
通常エンカウントの敵では旋風魔神とサンドクローラーの見た目が印象に残ってます。特にサンドクローラーは登場とステータスが特殊なので、初めて戦闘した時の「焦り」をよく覚えている。

「古代文明」って感じが良い

一目で「ヤバそう」と分かるのが良い
ボスではビブロス、アルケオエイビス、アトモスあたりが特に好きな見た目でした。アトモスは戦闘のギミックも面白くて超よかった。
カタストロフィーは他と一線を画すキモさで印象に残ってる。
そしてFF5にはシリーズ初の隠しボス(隠れてない)がいました。
片方は自分で工夫して倒せたけど、もう片方(ω)は強すぎるしギミックの対処が全然わからなくて、攻略サイトを頼らざるを得なくて悔しい。
BGM
※曲のタイトルを押すとYoutube上で流れます
まずタイトル画面で流れる「メインテーマ」。軽快なリズムで明るくも、底抜けに明るいわけでなく「暗くならず前向きに」といった明るさなのが良かった。
次にフィールドBGM。FF5ではストーリーの進行に伴いフィールドBGMが変わるのですが1つ目の「4つの心」は明るく軽快な曲調で冒険のわくわく感を、2つ目の「未知なる大地」は暗い曲調で孤独と不安を、3つ目の「新しき世界」は悲しげなメロディの中にも前を向く決意を感じさせてくれました。どれも物語の内容と合っていて印象的。
そして戦闘BGM。
通常バトルの「バトル1」はトランペットの音が軽快で、元気の良さがFF5らしくて良かった。
ボス戦の「バトル2」は緊迫感を煽るゆっくりとしたメロディで、なんだかヤバいものと対峙してる印象が強くてかなり好き。
ラスボスとの戦闘で流れる「最後の闘い」は不気味な雰囲気で始まり、アップテンポで音が乱高下するような感じがクセになる。
最後に、特別なタイミングで流れる「ビッグブリッヂの死闘」について。
イントロから激しめで聞こえた瞬間からワクワクできる曲。すごく耳に残るメロディで、シリーズ屈指の人気曲なのも納得。
この曲は流れるタイミングが何度かあり、あるキャラクターとセットで流れることがほとんどなので、途中からはイントロが聞こえた時点で「この曲という事はアイツが!?」みたいな感じになってアツかった。
その他
・変態魔物

これも伏線なの凄い!
・人面岩

と思ってたのに、何もなかった
・物知りじいさん

こういうの好き
・匍匐前進

グラフィック的にはこの状態でヌルヌル動くから笑った
終わりに
最初から最後までずっと楽しかったです。
ほんとに良くできたストーリーとシステムで、完成度の高さに驚かされました。ピクセルリマスターの商品紹介に使われてる文言は伊達ではない。
もちろん他の作品も面白いし、一番好きな作品は決め難いんだけど、FF1~FF5まで遊んだ中で一番面白くて楽しい。今の私が1~5の中でどれか一つを人に勧めるなら迷わずFF5をオススメする、そのくらい良かったです。
そしてクリスタルが中心のFFは5で一区切りらしいので、なんだか感慨深いものがあります。次のFF6はクリスタルのない世界とのこと、しかもピクセルリマスター版最後の作品。どんなストーリーなのか楽しみです。
