ポイント型とワイド型では目的は同じだが手段が逆である

〇目的のためならば何でも取り入れる〇

 私は一般論だろうが独自の理論だろうが
・筋肉を増やし
・体脂肪を減らし
・その結果見た目が良くなる
という目的のためならば、何でも取り入れるという事なのである。

 世の中のボディビルディングに関する「一般論」はほとんどが「ポイント型」の人の為の理論でありそのようにやった方が良い理由が語られる時も「ポイント型」を前提とした理由の組み立て方である。たとえば

・ポイント型の人がビッグフォーを先にやる
・ワイド型の人がビッグフォーを先にやる

これらについては、「やるべき事」が同じでも「理由」が逆である。説明の仕方が逆なのだ。
まず
・ポイント型
  複合種目において最も効率的に筋肉が肥大する。
・ワイド型
  部位別種目において最も効率的に筋肉が肥大する。
という、先んじた特徴がある。これを踏まえて
それぞれ減量中にビッグフォーを先にやるべき理由は以下のように別々のものとなる。

・ポイント型
 体力が有る内にビッグフォーを先にやると
 ビッグフォーで高重量を扱えるから
 ビッグフォーで高重量を扱いたいから
・ワイド型
 部位別種目を高重量でやりたいから
 その準備として先に「神経と筋肉」を
 開通させておいて「大きな力を出す」
 準備をしたいから

である。
つまり、理由が逆なのである。
やっている事はほぼ同じ。
しかし「ポイント型」には「予備疲労」という言葉は似つかわしく無い。何故ならばメインは「部位別種目」だから。そこに沢山の体力を残しておきたいから。先にビッグフォーをやる理由は、「部位別種目」をやった時に体力が削られていて、絞り出す形で「部位別種目」をやりたいからではない。それは「ポイント型」にとっての理由付けだ。それだと、文脈としてビッグフォーがメインであるという意識が垣間見えている。「ワイド型」にとって、ビッグフォーを先にやる理由は、飽くまでもメインの「部位別種目」を短時間でMAXタッチする為に、先に「神経筋(神経と筋肉の関係)の開通」を済ませておきたいからである。

かなり低い重さから、ワンプレートずつ重さを丁寧に上げていく「チューンアップ法」は、何故やるのかと言えば「神経筋の開通」をしたいからである。「部位別種目」をやる度に最初の方で「チューンアップ法」をやっていたのでは、莫大な時間がかかってしまう。
だから、たとえば
・肩
・胸
・腕
の全ての「神経筋の開通」を「ベンチプレス」済ませておいて、その後で
・肩の部位別種目
・胸の部位別種目
・腕の部位別種目
に取り組む。
そうすると、それぞれの部位別種目の最初の方で「チューンアップ法」(神経筋の開通)をしなくて良くなるのだ。だから、時短に成る。

よく、「ビッグフォーを先にやりその後で部位別種目をやりましょう。何故ならばまだ体力が有る内にビッグフォーをやればビッグフォーでかなり重い重量を扱えるから。」と言われるが
これは実は
「ポイント型の人」側の理由でしかない。

そもそも「ワイド型」の人のメインは部位別種目なので、その理由付けだと
「ならば、まだ体力が有る内に部位別種目をやり部位別種目でかなり重い重量をやった方が良いのではないか」という事になってしまう。

「ワイド型」の人が「ビッグフォーを先にやるべき理由」は別に有るのだ。

このように
ボディビルディング界における
・知識
・知識の理由
は「ポイント型」の人を前提としたものに、あまりにも、満ち溢れている。だから「ワイド型」である私は「一般論」をかなり警戒している。ボディビルディング界の「一般論」は、「ワイド型」である私には
・そもそも全然当てはまらない
 (語られるような効果が全く現れない)
・当てはまったとしても、理由が異なっている
のどちらかが頻繁に起きるからだ。
頻繁にというか、ほとんどそうである。

だから、私は、「既に成功した人」「トップビルダー」「短期間で成功した人」の言っている事は、全て信じないようにしている。何故ならば、彼らは「ポイント型」であり私は「ワイド型」だからである。意識するべき事やメインに据えるべき事が、真逆だからである。

「ボディビルディング界における一般論」も全て信じない。何故ならば、それらの一般論はほとんどが「既に成功した人」「トップビルダー」「短期間で成功した人」から抽出した知識や論だからだ。彼らのほとんどが「ポイント型」である。

私は、水の魔法使いなので、そこらへんは、見抜けるし、騙されない。

しかし、もちろん、「理由は逆だがワイド型にも有効だ」とか、取り入れるべきだと判断したら迷いなく取り入れる。理由が逆だったりするが、有効ならば取り入れる。ほとんどは、「逆をやる」が正解なのだが。

「ポイント型」と「ワイド型」とでは
・やるべき事が逆
・やるべき事が同じで理由が逆

どちらかがほとんどだ。

ただし、「解剖学的な事実」から由来する事柄については、「ポイント型」「ワイド型」関係無く共通して使える知識やテクニックだから、それらについては、ただただ、信頼して良い。

外側広筋、内側広筋、中間広筋は、「広筋」であり「束状」の筋肉よりも薄っぺらいので、あまり調子に乗って重さを上げまくると痛めつけ過ぎてしまうとか。「束状」の筋肉ならばかなり重い重さをやっていくべきだとか。そんな感じ。2関節またぎの筋肉には作用点直線運動、1関節またぎの筋肉には作用点円形運動がそれぞれ良いとか。解剖図からの演繹はかなり信頼して良い。

特に、そのような、「細やかな知識」は「ワイド型」の人に対して、より大きな効果を発揮する。

さて、私は、84kgをマークしたので
B期が終わったと見られる。
体重が85kg止まりを飛び越した。
つまり、「強過ぎるホメオスタシスの発動」(B状態)が「解除」された。カラダさまは現在が
・飢饉
ではないと判断した。

だから、「緊急事態宣言」と「防衛本能」を解除した。

ちなみに、「防衛本能」が発動されていると
・筋が減
・脂が増
が起き
「緊急事態宣言」が発動していると
・体重が上がりもしないし下がりもしない
 ピッタリのとあるkgで動かなくなる
という現象が現れる。

ABC理論は
・緊急事態宣言
・防衛本能
の知識を上手く使う事で、無理無く、ノンストレスで、ラクに、テクニカルに、安心しながら、筋肉を増やしたり、体脂肪を減らしたり、筋肉と体脂肪の割合(筋脂割合)を操作(筋脂割合操作)をする事ができる理論であり、ボディビルディングの進め方である。

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