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【1873話】堕肉の果て ~令和に奏でる創造の序曲(プレリュード)~

あらすじ・目次 


第三部 六章

リベルタドーレス ~解放者たち~

1873.魔法はイメージ


 まあこんな感じ、しっかり条件を満たしたイメージの為には物理の法則とかその為の計算を瞬時にこなす数学的知識とか不可欠なのだが、兎に角、『魔法はイメージ』、ここら辺は変わる事無い不文律である。

 この地球上、又は同様の物理社会である限り、どこでも必要になるのがこの、具体的な『イメージ』能力である、頑張って勉強したお蔭で剣と魔法のファンタジー世界が満喫出来る、これは揺るぐ事無きである。
 土属性だろうが風属性だろうがプラズマ的な光属性だろうが変わりは無い、物理は大事、そーなのだ。

 回復魔法は?
 あれは自身の再生能力、治癒能力をRNAベースで活性させるか、DNAベースで作り直す、所謂いわゆる人工多能性幹細胞的な再生のどちらかに大別されるね。
 前者は傷の再生、後者は欠損部位まで治せたりもする、元々の設計図通りに作り直すのだ。

 ペトラはじめ魔獣達のヒールが前者に当たる訳だ。
 スプラタマンユのラマシュトゥなんかの改癒は後者、そこに弱者や強者の遺伝情報を突っ込んで改変させる、所謂いわゆる、遺伝子操作を加えているのである。

 当然、両者とも医学や生理学の知識は不可欠、そうなのである。
 ヒールって叫んだら全く知らない初見の生物を癒せたよ! あり得ないでしょ?

 回復術師は全員人体を熟知している、当然だ。
 折角切除した部位まで再生されたら大変だし、そもそも生き物は欠損部位を避ける様に血管や神経、筋組織をバイパスさせたりしているのだ。
 単純に再生とか言っちゃうとこの新たな経路は消される? のだろうか?
 回復スキルをお持ちの皆さんには声を大にして言いたい、まず医学部で学ぶべき、だと。

 同様に地属性の魔法だったら地質学だけでなくマントルやプレートなんかの知識も不可欠だろうし、水属性なら治水や水生生物の基本的な知識、気象的な目線や少なくとも水圧が地形に与える影響位は考える慎重さが必要になるだろう。

 割と良くあるスキル、メテオ系と言うか隕石落下なんかを想像して貰えば判り易いかも知れない、適当ではその世界は滅んでしまう。
 良く計算して隕石のサイズや速度、重量なんかを熟考した上で、なるべく強固な地殻に向けて落とさなければジ・エンドだ。

 この様に、正確でリアル、かつ慎重にイメージするだけで使える魔法は非常に便利で大人気の技術なのである。

 悠久の時を生き様々な物事の真相に向き合って来た我々悪魔の知見は広く、又深い。
 人がまだ知り得ぬ真理にすら達する者も少なからず存在している。
 それは即ちそれぞれの魔法と呼ぶべきスキルに反映されているのだ。
 私、観察者が時間の仕組みを紐解いた様に、バアルは空間と命に、あのイーチですら死を熟知しているのだ、アイツは馬鹿だけど……

 いつかは魔法を、せめて来世ではっ! そう望むのならば知りえる知識位は熟知して置かなければならない、でしょ?
 火のなんたるかを知らずして作り出す事は不可能、水だろうが氷、電撃でもゴーレムでもそれは同じ、お判り頂けるだろう。



お読みいただきありがとうございます。
感謝! 感激! 感動! です('v')
まだまだ文章、構成力共に拙い作品ですが、
皆様のご意見、お力をお借りすることでいつか上手に書けるようになりたいと願っています。
これからもよろしくお願い致します。
拙作に目を通して頂き誠にありがとうございました。
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