【連載小説】堕肉の果て ~令和に奏でる創造の序曲(プレリュード)~
あらすじ・目次
第三部 六章
リベルタドーレス ~解放者たち~
1515.キャッチアンドキル
やはり『馬鹿』は使い物にならない様である、その事が証明されたと言うのに当のレイブは真剣な表情で頷いている。
「そうか、やっぱり殺すしかないよな? 具体的に指示した方が良いよな?」
何でだよ! お前も充分馬鹿みたいだなっ!
『れ、レイブぅ、カタボラだけでも助けてやれないか? た、頼むぅ』
はあぁ~。
歪だろうがショタっていようが愛ゆえの盲目、そんな所だろうが、だけとか言い出したら全体の安寧、大局的な見地なんか望むべきも無いんだからな?
「そっか、カタボラ、な…… うんっ、あいつはまだ若いもんなっ! じゃあラマスにカタボラ以外を速やかに殺せ、そう伝えれば良いんだよな? なっ?」
なっ? じゃねーよ…… ほらみろ、面白い様に考え無しが釣れてるじゃん、もう入れ食い状態だよ。
『あっ! 俺のお袋もいたんじゃんっ! 叔父さん、ついでにお袋も助けるように言って下さいよっ! ま、若くは無いんすけどねぇ、えっへへへ』
『ブフォっ! 私の知り合いもいましたねっ! ん~、でも…… アイツ等は別に良いかな~、若くも無いしぃ~』
おいおいどうするんだよギレスラ…… お前が釣り上げたんだからちゃんと持って帰れよ? 環境に影響を与える生物はリリースすんなよ、ソレ無責任だからな。
イートかストマック、若しくはキルで頼む、一思いに殺ってやれ。 まちがってもキープすんなよ? 結局人目の無さそうな場所かどっかにリリースする事になりかねんからな!
私、観察者の的確な指示は、いつも通り届く事は無く、レイブは決して大きくは無い脳をフル稼働させる事となった様である。
「う、う~ん…… カタボラとパリーグ姉さんを助けるのかぁ…… ソレ結構難題だぞ? パリーグ姉さんなんか『馬鹿』じゃなくてもおっかないからな? 俺なんかここ数年目線を合わせた事すらないからな?」
『えー? お袋がぁ? っすかぁ?』
「そうだよっ! 何て言うの? アレだよ、肉食獣特有の残忍さって言うのかな? ああ言うのがプンプン臭って来るんだよ、ほれ、『飢えたら喰う』的な? まあ、お前にとっちゃ小さい頃の優しいお母ちゃんの印象しかないんだろうけどな~」
『あ、まあ、肉食は肉食っすからね…… 何か申し訳っす』
「いやいや気にすんなよな、しかし、そうなるとぉ…… やっぱ毒殺だよな? カタボラとパリーグ姉さん、つまり特定の相手を除外して殺すとなると、だよな?」
何だよ、この会話…… 恐いよ……
お読みいただきありがとうございます。
感謝! 感激! 感動! です('v')
まだまだ文章、構成力共に拙い作品ですが、
皆様のご意見、お力をお借りすることでいつか上手に書けるようになりたいと願っています。
これからもよろしくお願い致します。
拙作に目を通して頂き誠にありがとうございました。
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