【1875話】堕肉の果て ~令和に奏でる創造の序曲(プレリュード)~
あらすじ・目次
第三部 六章
リベルタドーレス ~解放者たち~
1875.習得への遥かなる道
渾身の鼻笛を流されたペトラも今度は真面目に参戦する。
『共通のスキルって言えばやっぱり『反射』じゃない? ま、アタシ達もまだ練習中なんだけどさ』
『ほー、りふれくしょん? ソレどんなの?』
又もや食い付くレオニード、入れ食い気味なのはスリーマンセルも練習中、そのキーワードのせいだと思われる。
だがそれはそもそも魔神アスタロトのユニークスキルだ、練習した所で簡単に身に付くとは思えないが……
「相手の攻撃を反射出来る様になるんだよ」
『おぉっ、良いじゃんっ!』
まあね。
『物理だけでなくスキルやブレス、災害級の魔力なんかもへっちゃらなのだ』
『えぇーっ! それっ! それが良いなっ! どうすれば覚えられるのソレっ!』
うーん……
『死ぬ位の攻撃を受け続けるのよ、例えば石礫とかね、勿論避けたら駄目よ』
『え? ソレ危なくない?』
「何言ってんだよ、危なくなきゃ覚えられないじゃんっ! なはは」
『うあ』
『レイブなんかもう何十回も死に掛けているのだぞ?』
『うわあ! ……やっぱり鼻笛にしとこうかな』
「なんだよ、好き嫌いが多いなレオニードの兄貴はぁ」
『我が儘なのだ』
『そんな覚悟じゃ鼻笛だってモノにならないわよ?』
理不尽、それにモノになる鼻笛って何だよ、かくし芸だろソレ。
しかしレオニードが思い直して良かった、たぶん何度死に掛けても覚えられないからな、ソレ。
まあなんだな…… スキルや魔法なんて言えば便利で有用、簡単に奇跡が起こせそうな感じだからか、アレもコレもって望む気持ちも理解は出来る、出来るのだがそんなに都合が良いモノが容易に手に入る訳が無い、世の中は甘くないのだ。
既にご紹介した通り、スキルを行使するには元となる知識や経験が必要だ。
判り易く例を出せば、ハタンガの魔獣が保有している『回復』スキル、これはあの地での移住生活の初期に中心メンバーだったカバのユイから譲り受けた物が切欠になっている事が想像に易い。
クルン=ウラフの獣人達の『結界』は防壁として機能していた、これは始祖ナガチカに同行したジローからの遺産であろう。
同様にハタンガの人間達は身体強化や生活魔法、こっちは戦神スカンダや弟のガネーシャが元となっていると類推出来る。
お読みいただきありがとうございます。
感謝! 感激! 感動! です('v')
まだまだ文章、構成力共に拙い作品ですが、
皆様のご意見、お力をお借りすることでいつか上手に書けるようになりたいと願っています。
これからもよろしくお願い致します。
拙作に目を通して頂き誠にありがとうございました。
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