【1982話】 堕肉の果て ~令和に奏でる創造の序曲(プレリュード)~
第三部 六章 リベルタドーレス ~解放者たち~
1982.暴論 其の壱
しかし、である、新たな世界を求める理由が現状からの安易な逃避、それも人並みの努力が嫌だからどっか行きたい、とかだったらどうだろうか? わくわくとか期待とか夢とか? 感じるだろうか?
ちっ、努力しないと上手く行かない世界なんてクソだぜっ! 転職先とか外国とか新大陸とか他の惑星とかさっ、今の自分のままでチヤホヤされる所に行きたいぜぇっ! あーあー、今の記憶とか持ったまんまでそーゆー原始人だらけの世界で無双したいぜっ! そんな冒険じゃあちっともわくわく…… あれ? 結構需要がある? ってかメインストリームだったか! これは失礼。
妄想や創作の世界ならば兎も角、伝記とかでは嫌なのでは無かろうか?
自分の世界では上手くやれない主人公が、無知で朴訥な住民の中に入り込んだ挙句、唐突なチート能力や前世の記憶、先進の知識で可哀想な原住民を圧倒する? 何を啓蒙しようと? 侵略とか植民地支配とかかな?
便利道具を上手に使いこなしちゃ駄目じゃない、のび○く~ん! 無論、アイテムボックスも駄目だ、それ四次元のヤツじゃん、A先生とかF先生に謝れっ! である。
と、言う訳で、前向きで前のめりでは無い、ってか後ろ向きな冒険とやらは人類の歴史上、あまり美しい結果にはなっていない ※美醜の感覚は人それぞれです
先住民への隷属とか差別とか虐殺とか反乱鎮圧皆殺しとか? 駆除とか殺虫とか赤潮とか環境破壊とか眩しかったり違法投棄で土砂崩れだったりもする訳である。 ※一概にそうばかりとは言えません
深海や宇宙、地球深部の地下世界がそうならない事を祈るばかりだ…… ※祈る事は自由です
兎角、元の地を捨てて新天地に流れた者は敗者、若しくは弱者である事が殆どなのだ。
皆さんがお住みになっている日本の歴史でも、秦とか漢とか晋とか百済とか清とか? 来たタイミングを思い出して頂きたい。
彼等の殆どが敗残の亡国者だ。
皆さんのご先祖、可哀想な極東の島国人は快く彼等を迎え、列島で纏ろった異民族と同様に仲間に加える決断をした、曰く、和をもって尊しとなす、って所である。
大陸から先進の技術を持ってやって来た彼等は、当たり前だが尊敬され指導者層に、やがて国の中枢を担う存在となっていった、そりゃそうだ、だって進んでいるんだから。
結果、九夷の一つと呼ばれていた列島も文明社会を構築する事となる。
彼等、帰化人が惜しみなく与えてくれたお蔭である。
お読みいただきありがとうございます。
感謝! 感激! 感動! です。
まだまだ文章、構成力共に拙い作品ですが、皆様のご意見、お力をお借りすることでいつか上手に書けるようになりたいと願っています。
これからもよろしくお願い致します。
拙作に目を通して頂き誠にありがとうございました。
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