【1990話】 堕肉の果て ~令和に奏でる創造の序曲(プレリュード)~
第三部 六章 リベルタドーレス ~解放者たち~
1990.レッツ カッペンバール
残された一つの手段、それが努力、だ。
努力によって少しでも他者から見て有用な存在になる、これしか無いのである、経験上、な……
とは言え、有用な能力はコ難しい事ばかりを指しているのではない。
例えばぁ、そうだな…… うんっ、皆さんの時代で言えばカッペンバール、とかどうだろうか?
スペインではボリチェ、フランスのビルボケ、エルサルバドルでのカピルチョ、つまりけん玉である。
令和の時代、ふとした切欠で世界的に大ブームになり、何故かスポーティーなパフォーマンスとして大注目を浴びていた筈では無かっただろうか?
けん玉凄い、イコール器用、イコール格好良い、イコール好きっ! イコール教えてっ! イコール抱いてっ! もう離さないんだからぁっ!
んな単純では無いだろうが、下手より上手な方がウケは良いだろう、殊にけん玉ヘタだけどウマくなりたい勢には、だ。
無論、これはけん玉だけに限った話では無い、その道に邁進し他に長じた技術は同好の士から羨望や尊敬を集める事になる。
まずは大皿、一番簡単だと言われている技だ、朝から晩までヒョイッヒョイッとやり続けるだけで良い。
然して時間を経過せずに乗るのが当然、落とす方がムズいわいっ! って事になる筈だ。
コツを掴む、ってか反復動作を繰り返す事で無駄が削がれより効率的に動けるのは人間のデフォルトスキル、初期実装済みの特性だからだ。
これにはオーディエンスの皆さんにも異論は皆無だろう。
多分皆さんも生まれた直後はお箸とか使えていなかっただろうし話せなかった、きっと歩いたり用を足したり洗顔とかだって満足に出来なかったのでは無かろうか?
でも成長と共に出来たよね? 大人になる頃にはちゃんと漏らさずに便器にズバッと決められますよね?
これが反復の力、やってりゃ上手くなっちゃうのである。
凡そ、技術と呼ばれる全ての動作はこれが真実、下手ならやれ、それが不文律にして唯一無二の解決策だったのだ。
無論、反復した所で越えられない壁はある、種族の壁とか……
幾ら走った所でチーターには追いつかれるだろうし犬や猫ほどは匂えない、ヒグマやサメには食われるだろう。
しかし同種内に限って言えば反復した者はしてない奴より上手くなる、途中で負けていたとしても諦めずに続けていればいつか絶対上回る、筈だ。
お読みいただきありがとうございます。
感謝! 感激! 感動! です。
まだまだ文章、構成力共に拙い作品ですが、皆様のご意見、お力をお借りすることでいつか上手に書けるようになりたいと願っています。
これからもよろしくお願い致します。
拙作に目を通して頂き誠にありがとうございました。
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