【連載小説】堕肉の果て ~令和に奏でる創造の序曲(プレリュード)~
あらすじ・目次
第三部 六章
リベルタドーレス ~解放者たち~
1156.急逝の理由
案の定、グフトマは感心した表情を浮かべて返す。
「ほお、お前はそこら辺一家言持っているみたいだな、なんて言うの、エキスパート? っぽいって感じじゃないか、リア充なのかな?」
「まあね、こう見えて既に売れちゃってるんで♪」
キープだけどな。
そうとは知らないグフトマは声も発する事も出来ずに尊敬の眼差しを送っている。
レイブはやや上から話の続きを促すのであった。
「それで? 人生をやり直したいと思ったお前…… グフトマは、じゃなかった、太師匠はどうやって生き返ったのさ? おっと、です?」
徐々に本性を露呈し始めたレイブであったが、グフトマは気にならない様で話を続ける。
「ああそれなんだが、神様がな、話し掛けて来てくれたんだよ」
「え? 神様!」
レイブは思った。
――――神様、ってアスタさんだよな? なるほど、消える直前のミニマムサイズは兎も角、気力、体力、魔力に溢れた頃ならそれ位やってのけるか、な? まあ、テューポーンみたいなメンバーを何千体も率いていたんだし死者蘇生とかもやってくれそうだしなぁ
「なるほど、んで生き返らせて貰ったと」
「いや、まず謝られたんだよ」
ふむ、判らん……
レイブもチンプンカンプンなままで、表情だけで話の先を促す。
グフトマが語った話はこんな感じである。
そもそもグフトマが急激に衰えた理由、死んでしまった訳は元々憑依していた神様が体から出てしまった事が原因だったと言う。
これにはレイブだけでなく、脇に控えているギレスラ、ペトラも容易に納得出来た。
なにしろ、ごく最近、神様のアスタロト成分が光影作の装置によって吸い出され、揃って死に掛けたばかりなのだ、文字通り他人事ではなく身につまされた感じで深い頷きを繰り返していた。
納得した直後、次の瞬間スリーマンセルは衝撃の告白を聞かされる事となる。
曰く、
「神様が抜けてる間に死んでしまった私は、ありがたい事にセカンドチャンス、ワンチャン貰える事になったんだ」
さも有難そうに告げられた言葉を聞いたレイブは心中で唸る。
――――アスタさん…… 自分が勝手にフラフラして死なせちゃったくせに、提案の仕方が恩着せがましく無いか? 『チャンスをやろう、くははは』とか言ったんだろうな、偉そうに…… にしても、グフトマ爺ちゃんも人が良いと言うかなんと言うか…… 怨み所か感謝してるみたいだしなぁ……
お読みいただきありがとうございます。
感謝! 感激! 感動! です('v')
まだまだ文章、構成力共に拙い作品ですが、
皆様のご意見、お力をお借りすることでいつか上手に書けるようになりたいと願っています。
これからもよろしくお願い致します。
拙作に目を通して頂き誠にありがとうございました。
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