【2242話】 堕肉の果て ~令和に奏でる創造の序曲(プレリュード)~
第三部 六章 リベルタドーレス ~解放者たち~
2242.麒麟児
同じく四神並び立つパターンだと四天王がある。
こっちは大人気で様々な作品なんかで重宝されている、あの神君家康公ですら手下に名付けたりしていた位だ。 ※後世の創作だとか三傑だとかの諸説があります
くふふふ、奴は四天王の中でも最弱、とか愛されキャラとしても定着していた筈だ、これが四聖獣ともなると格段に難易度が上がる。
前述の正体や称号の不確か、ってか強さの位置関係が可笑しくなっているバックボーンが存在するからだ。
真ん中の応龍強過ぎ、これは既に述べたがまだお伝えしていない事実がある。
実はこの応龍、結構な子沢山なのだが産まれる子供、これって麒麟なのである。
そう、夏のご馳走ジョッキ、至福の一杯でお馴染みの麒麟、あれがご子息やご令嬢なのだ。
男の子は麒、女の子は麟、沢山いる雌雄同体の子が麒麟と呼ばれる。
色も様々で一番多い黄色、つまり親似はそのまま麒麟、それ以外では赤い子は炎駒、青は聳孤でこの子達は姿勢がめちゃくちゃ良い、黒の角端は通訳ってかスーパーマルチリンガル、白は索冥で長距離選手と能力の住み分けもバッチリだったりする。
ん? 赤は? 特技は無いのか?
炎駒は元気が取り柄、赤のニーズヘッグとも言われますね。
えっ? ギレスラ?
はい。
あ、ああ、うん。 そーなんだ……
まあ一般的には赤は狛牛、青はお稲荷さんのお狐で白は鹿、黒は狛犬ですね。
え、黄色は?
だから麒麟ですよ。
ふーん。
で、この麒麟、幼い頃からめちゃくちゃな強さ、らしい。
ほう、如何ほど?
もうお気付きかも知れないが、青が年経て青龍、赤が朱雀で黒が玄武、白が白虎になるんだけど――――
へーへーっ! そうなのかっ!
うん、そうなんだけど黄色の奴等、幼児の時でこの四聖獣ってか四神を軽く凌駕しているらしい。
えっ、ちびっ子でっ?
ってかヨチヨチで。
うわぁ……
つまり一番多く産まれる黄色が全部ハイパーでスーパーでゼットなインフレなんですよ。
お、おう……
だから四神っつーても言う程神格が確かな訳じゃない、元々ね。
なるほど。
で昔、東の青いので最強だった東海竜王ってのがお猿、フンババに負けて如意棒をぶん取られた訳なんですよ。
お、おう、ゴクウ時代だよな?
美猴王とか斉天大聖時代、ですかね?
りょっ!
って事で東はおサルなんですよ。
あいよ! って待てよ! 最強の応龍と子供共は何者なんだよ?
ん? 応龍はアスタロト、黄色の子供達はその一族や眷属ですが?
ああ、なるほどね……
と、甚だ簡単ではあるが四神についてご説明させて頂いた。
今後は相撲中継の時、吊り屋根の四方にある房を見て、あっ! あれカルラだっ! こっちはフンババ、両隣りはキトラ爺さんと口白かぁ! なんて楽しんで頂ければ幸いである。
お読みいただきありがとうございます。
感謝! 感激! 感動! です。
まだまだ文章、構成力共に拙い作品ですが、皆様のご意見、お力をお借りすることでいつか上手に書けるようになりたいと願っています。
これからもよろしくお願い致します。
拙作に目を通して頂き誠にありがとうございました。
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